「羽化-うか-」

金色の蛹から誕生したのは

美しい斑ら模様をした白い蝶。

折り畳まれた羽をゆっくりと広げていき、

羽ばたく準備を整えているようだった。

誕生の瞬間はいつだって美しい。

Photo Story

沖縄観光編。

前回の続き。

熱帯ドリームセンターにて。

園内には複数の温室があって、それぞれの植えられている植物とかコンセプトが微妙に異なっている。

そして最後のエリアになると、温室内にはオオゴマダラがひらひらと飛んでいる姿を見ることができる。

この蝶は暖かい地域に生息していて、日本でも奄美や沖縄で普段から住んでいる。

日本で見られる蝶としてはかなり大型で、どこか人懐こいというか、人間が近くに寄っても全く逃げなかったり、あるいは体に止まったりするくらいフレンドリーな蝶々たちだ。

何と言っても、特徴なのが蛹が金色であること。

黄金に輝く蛹姿はいつ見てもうっとりしてしまう。

話は少し変わるが、沖縄で見かける蝶々はどこかみんな人懐こい気がしていて、やはり温暖な気候だからなのか、沖縄という「波動が軽い」土地柄なのか、それはわからないけど人の近くまで飛んできてひらひらひらと舞っている気がする。

内地の蝶はどこか警戒しているような感じで、近づいてくることがあっても近づくとすぐに逃げてしまう。

蝶々が自分の周りの近くで飛んでると、安心してくれているのかな？と思ってちょっと嬉しくなったり。

こちらは珍しい白色のデイゴの花。

島唄にもデイゴが咲き乱れとの歌詞があるように、沖縄といえばこのデイゴの花を思う人も多いかもしれない。

真っ赤でふわふわのオオベニゴウカン。

こちらは白色バージョンのカリアンドラ？

不思議な花の形をしたアフェランドラ。

本当に植物たちの世界は不思議だなぁと思わせてくれる場所がここ熱帯ドリームセンター。

個人的にはエントラスのステンドガラスも綺麗なので、是非訪れた際は見上げてもらえると嬉しいなぁと思ったり。

ということで、熱帯ドリームセンター編は終了です！

ご覧いただきありがとうございました！
どうぞ倖せが繋がりますように。

2024年4月3日

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