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Photo Story|木通-あけび-/Akebi

PENTAX KF f6.3 1/100s 270㎜ Sizuoka Simada
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「木通-あけび-」

雨に濡れた木通あけびの雄花。

嵐のような土砂降りの大雨の中でも

決して散らすことなく凛と咲いていた。

雨にも負けず、風にも負けず、

もうすぐ咲くであろう雌花を待ちわびながら。


Photo Story

今回から先日行った沖縄シリーズに行こうと思っていましたが、写真の整理が間に合わず・・・。

なので、先日撮った雨上がりシリーズをお送りします。

・・・

春の嵐。

南岸低気圧が通り過ぎたつい先日のこと。

朝は弱雨だったが、時間が経つにつれて風と雨が強くなり始めて、おやつの時間を過ぎた頃には猛烈な暴風雨が吹き荒れていた。

窓が激しく揺られ、これはすごい雨風だなと思わず口からこぼれてしまうほどだったのに、既に窓の外の向こうのほうでは空が明るくなっていた。

案の定、さっきまでの嵐は嘘だったかのように雨はすっかり止み、それどころか青空が広がって思いっきり天気は晴れに変わっていた。

とびきり綺麗な青空で、それは僕が一番好きな色。

視線を変えれば虹もかかっている。

これは家の中でじっとしていられないと思って、慌ててカメラを片手に外に飛び出していた。

・・・

飛び出したっといっても、いつもの桜並木の場所。

もちろんまだ桜は咲いていないけど、桜以外にもたくさん野花を見れるので、僕としてはお気に入りの場所の一つ。

雨上がりで、しかもお日様がちゃんと出ているので、雨粒がキラキラと光る世界を撮影することができるんじゃないかと。

ただ、結論としては、晴れ間は一瞬で雲が再び広がり、そんなキラキラした写真は撮れなかったのだが。

・・・

ただ、あたりを見渡せば、たくさんの水滴をつけた葉っぱやお花に出会うことができた。

今回の写真のアケビもその中の一つ。

一方でカラシナの花は雨粒に打たれたせいなのか、背中が曲がってみんなお辞儀をしている状態だった。

これはこれでなんか哀愁感があって好きなんだけども。。。

・・・

これまではずっと晴れている時の写真を撮ることがメインだったけど、たまには雨の中とか雨上がりとか雨を題材とした写真もおもしろんじゃないかと。

そんなことを頭の中で考えつつ、雨上がりの世界をただひたすら楽しむ僕であった。


ご覧いただきありがとうございました!
どうぞ倖せが繋がりますように。

2024年3月15日


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