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やりすぎ都市伝説、角由紀子のターン:日本人造人間誕生計画

2024年3月22日(金)のやりすぎ都市伝説に、元オカルト専門メディア『TOCANA』今はYoutubeチャンネル「やばい帝国」の角由紀子が登場して最近の人間の受精技術を語りました。


日本の歩むべき少子化対策

これは人間は発展していくと子供を作らなくなりやがて衰退の道を辿る自然の摂理に抗う移民対策も取らず、少子化して衰退していくに任せている日本にはかなり朗報だったのではないかと思います。あとは、レガシーなマインドセットの最大マジョリティである団塊の世代がそれを受け入れられるのかどうかというのがポイントになってくると思います。

最先端の人間受精技術に関する興味深い話題

彼女が語ったのは、最先端の人間受精技術に関する興味深い話題です。この技術が示す未来は、少子化という重大な問題に直面する日本にとって、まさに人口増加の光とも言えるものでした。しかし、真の課題は、日本人がこの革新的な技術を受け入れることができるかどうかにあります。

オス同士から生まれた赤ちゃんマウスと人工子宮でのサメの出産

番組では、二つの革新的な実験が取り上げられました。最初の実験は、日本の研究チームがオス同士から生まれた赤ちゃんマウスを世界に紹介したものです。この実験の中心となる技術は、京都大学の山中伸弥教授によって発見されたIPS細胞です。様々な細胞に分化することができるこのIPS細胞技術を用いて、オスのマウスから卵子を作り出し、結果としてオス同士から赤ちゃんが誕生しました。この実験は、将来的には人間の男性同士でも子供を持つことが可能になることを示唆しています。

この件は下記のCNNの記事でも取り上げられています。

記事によると。大阪大学の遺伝子生物学教授、林克彦率いるチーム、生物学的にオスの親を持つマウスを初めて作り出しました。この研究は、男性マウスの皮膚細胞から作成した卵子をメスのマウスに移植し、健康な子マウスを生み出すことに成功しました。

人間の同性カップルへの応用の可能性はまだ未知数

「しかし、人間(同性カップルなど)への応用の可能性はまだわかっていません。マウスの研究では、マウスの細胞を使用して生成された胚のうち、生きた子孫が得られたものはほとんどなく、生殖細胞を卵子に変換するために必要な最終段階は、ヒトの細胞を使用して確実に再現されていません」と、米国のコンサルタント小児内分泌学者でもあるミッチェル氏はコメントしています。

受精卵のうちマウスの子が生まれた成功率はわずか約1%

移植されたマウス胚 630 個のうち、マウスの子が生まれたのはわずか 7 個だけでした。林氏は、この低い成功率(約1%)は性染色体変換のプロセスによるものではなく、 研究室で培養された細胞が通常、生きた動物の細胞よりも劣るという現実によるものだと述べた。

「技術的および倫理的な理由から、男性と男性(人間)のカップルから赤ちゃんを産むことは(おそらく)難しいでしょう」と林氏は語ったそうです。「しかし、この研究で示されているように、理論的には男性同士のカップルから赤ちゃんを産むことは可能です。」

女to女はY染色体を含まないため男to男より難しい

同教授は、その逆、つまり女性の細胞から精子を作ることは精子の作成に不可欠なY染色体を含まないため、より困難になるだろうと述べました。男性の細胞がすでに持っているX染色体を複製することは、女性の細胞でY染色体を作り出すよりも簡単だと林教授は説明しました。

人工子宮で育てられたサメの胎児

二つ目の話題は、沖縄の島財団が世界初の人工子宮でサメを出産させた実験です。この技術は、自然の子宮を模倣したシステムを用いており、母親が体を痛めることなく出産できるという点で注目されています。この人工子宮の技術は、将来的に人間にも応用可能であり、恋愛や性交渉を経ずして自分だけの子供を持つことができる可能性を示しています。

一般財団法人沖縄美ら島財団(沖縄県・本部町)は公式サイトでこの件について発表しています。

沖縄の研究チームが行った実験では、スレンダーテールランタンサメの胚を人工子宮で孵化させ、新しい前適応プロトコルを適用して成功した人工出産を実現しました。この実験では、胚が人工子宮液から海水への急激な化学的変化を生き延びることができるようになりました。

また、人工子宮の研究は2017年にプラスチック製の人工子宮で4週間生きた羊の胎児の例もあります。

また、以下のニュースによると国食品医薬局(FDA)の諮問委員会は2023年の9月19日、人工子宮の研究を動物からヒトへ移行させる方法について話し合われたとの事です。

記事によるとvitaraという機関でその研究が進められているとの事です。こちらの取り組みは早産の未熟児を育てるための人工子宮を開発しています。研究所によると人類は早産の死亡率に悩まされており、生き残った新生児の多くは生涯にわたって病気に苦し夢と同時に、早産は 5 歳未満の子供の主な死因となっているとの事です。

少子化対策としての期待

これらの技術は、少子化が進行する現代社会において非常に重要な意味を持ちます。特に性自認が多様化し、従来の家族構成や子供を持つ方法にとらわれない新しい選択肢を提供することで、より多くの人々が子供を持つことを考えるきっかけになり得ます。

大阪万博との関連

2025年に開催される大阪万博の公式テーマ「命輝く未来社会のデザイン」は、このような技術の発展と深い関連があります。大阪万博では、さまざまな先進技術が展示される予定であり、日本がこの分野で世界をリードする可能性を示唆しています。山中教授が大阪万博のアンバサダーを務めることも、この技術の社会への浸透と受容を後押しすることでしょう。

この進化する受精技術は、日本だけでなく世界中の人々に新たな可能性を示しています。科学の力で、伝統的な家族構成や子供を持つ方法に新たな章を開き、多様性のある社会の実現に一歩近づいているのです。

少子化問題は日本人がもはや子供を持って育てようと思わなくなってきた事にある?

やりすぎ都市伝説の角由紀子のターンを検証してきたわけですが、問題はもはや子供をもとうとしない日本人のマインドセットにあると筆者はかんがえます。今や生涯子なしは男性の50%、女性の49%に上ります。このようなマインドセット下の日本で、無理やり結婚して子作りに励むよう補助金を出し奨励したところでそんなに少子化対策にはならないような気がします。

そうなれば、上記の技術を人間に応用するところまで高め人工的に人工を増やしていくのが得策ではないかと考えます。

以下に将来的に人口増加を促進するロードマップを書いてみました。

  1. 研究開発の加速: 最先端の生殖技術、特にIPS細胞技術や人工子宮の開発に関する基礎研究と応用研究に対する投資を増やす。

  2. 倫理的・法的枠組みの整備: 新しい生殖技術に関わる倫理的、法的な問題を検討し、国際基準に基づいたガイドラインを策定する。

  3. 社会受容性の向上: 教育プログラムや公共キャンペーンを通じて、社会全体の理解と受容性を高める。

  4. 公衆衛生と教育: 次世代の健康と福祉を保証するために、遺伝的スクリーニングや生まれてくる子供の健康管理に関するシステムを整備する。

  5. 技術の実用化: 臨床試験を経て、技術の安全性と有効性を確認した後、広く一般に向けての実用化を進める。

子供を持とうとしない日本人のために人工的に人口を増やす計画が果たして「こども家庭庁」を生み出したマジョリティ層の高齢者に受け入れられるものかどうかは疑問です。最大マジョリティの団塊の世代がこの世を後にし、いよいよ人口減少に拍車がかかった日本になれば研究が加速するのかもしれません。


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