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【牡羊座新月・日蝕(4/9) ~喪失から本質を意識し、再生する~】

4月9日は牡羊座で新月、さらに日蝕です。

日蝕の場合、見える地域での影響が大きく出ると言われますが、
日本では夜にあたるので日蝕は見れません。(アメリカで観ることができます)
それでも影響として0ではないので、太陽と月の有るハウスのテーマに関する影響が出やすいでしょう。

また日蝕について、太陽と地球の間に月が位置することから、月が太陽を隠し、欠けたように見えることにより起こります。

月を象徴的にみていくと、心境や大衆の気持ちやムードとして見ることができるので、
多くの人の気持ち(不安や期待?)が、生命力や権威者の象徴である太陽を隠したり、欠けをもたらしたりするとも言え、権威者の交代や自然界における生命エネルギーの低下(不作)などがあると言われています。また日本を含め、古来から不吉な予兆を示すものとされました。

ただ現在は、太陽が隠されるということに対して、それほど大きな問題が起こるようなことは言われなくなりましたが、権威者の交代などが起こりやすいことについては、現在も継承されています。

日蝕や月蝕は、占星術的にドラゴンヘッド・ドラゴンテール付近で新月・満月が起こるタイミングで発生するため、大体半年に一度起こる事象として半年間の世の中の動きを示すものです。
その中でも日蝕は権威者が絡む動きが出るため、国家単位での動きとなりやすいと言えるでしょう。
(月蝕は大衆のムードに表れる)

また大切なものとしての太陽が一度隠れることにより、喪失感を味わい、それと同時に重要さを確認するということが起こりやすいと言えます。
個人でも、日蝕が起こるハウスにおいて、喪失や手放すようなことが起こったり、失うまでいかなくともそれを感じさせるような場面が起こることにより、重要さを再確認すること、そして復活により再生が起こることも考えられるでしょう。

さて今回の新月(日蝕)は、2ハウスで起こるため、物やお金など具体的なものが一時的に脅かされる可能性があります。
私たちの暮らしに必要なお金かもしれませんし、国全体の経済としても考えることができるでしょう。また才能があっても、それを活かしきれない状況であることを突きつけられることもあるかもしれません。

また太陽と月に対してカイロン(キローン)がピッタリと重なるため、物質的な要素に関して、カイロンが示すような自分が求めるものと社会の当たり前の間にあるギャップに傷つくこともあるでしょう。

こうした出来事により、ある意味ショックを受けるかもしれませんが、それにより意識がそこに向けられ、再生や復活への道のりを歩むことになるのです。

過渡期のような時期になるかもしれませんが、再生し、より高く飛ぶ未来を信じ、歩みを進めていってください。

さてこの時期のおすすめアロマは、
牡羊座のローズマリーと
カイロンに関連するローズウッドです

ローズマリーは意識をはっきりさせ、歩みたい方向性を明らかにしてくれます。
ローズウッドはショックを和らげ、回復を促してくれるでしょう。

人によっては厳しい時期になるかもしれませんが、牡羊座のテーマとしての「魂のままに生きる」ことを意識し、前進していってください。

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