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2023年のAsanaコミュニティを振り返る

こんにちは。Asanaユーザーコミュニティの日本コミュニティマネージャーの長橋明子です。

この記事は、Asanaコミュニティ Advent Calendar 2023 のエントリーです。2021年に始めたアドベントカレンダーは今年で3年目。去年その前の年も埋めるのに苦労した記憶がありますが、今年は12月1日の開始を待たずして、すべての日程のピースが埋まりました。これだけでもうコミュニティの広がりを感じる出来事です。

さて、私は本当はラス前の24日の担当だったんですけど、すみません。もう25日になっちゃいました。まもなく締め切りの修士論文の執筆に追われており、週末に書く時間が取れませんでした。涙。

今年のラストはシークレット・ゲストということで、当日になるまで誰が書くかお楽しみ!だったのですが、私がこれを書いている25日のお昼時点で、仕事の早いあの人がすでにフォーラムに記事を上げてくれています。そう、ラストはAsanaのプロダクト責任者、Alex Hoodですよ!

Asanaがいかにお客様の声を取り入れながら製品を磨き上げているかという話です。いつもフォーラムにたくさんの製品フィードバックを書いてくださるコミュニティの皆さんには、ぜひ読んでいただきたいなと思います。

皆さんの声は、私たちの製品戦略のど真ん中にあり、競争力の源泉です。Alex Hoodが昨年来日した際に、多忙を極めるスケジュールの中、日本のユーザーさんとの対話会に参加して、「面白かった!楽しい!」と何度も楽しそうに言っていたことが印象的でした。Asanaにはフォーラムをはじめとして、ユーザーの声を吸い上げる仕組みが色々なところにあり、サービスのロードマップを決める上でのとても大事なソースになっています。Asanaに入社して3年経つ私も日々実感していますが、それを改めて感じるAlexの投稿でした。

さて、それでは本題である2023年のAsanaコミュニティの振り返りをしてみたいと思います。

日本のAsanaアンバサダーが650人を突破

1年前に300名超だった日本のアンバサダーの数は、1年経って650人を突破しました!その前も1年で2.6倍になっているので、毎年約2倍に増えている計算になりますね。さて1年後には1000人を突破しているでしょうか・・・?

なお全世界でのアンバサダーの数は、なんと19,000人を超えています!英語版だとAsanaの製品内からアンバサダーへの導線が引かれていたりとアンバサダーになりやすい仕組みがあるとはいえ、日本でももっとたくさんの方にアンバサダーとしてコミュニティに加わっていただけるようになりたいですね。

フォーラムのトップにAsanaアンバサダーの数が出ています

Asanaの企業ユーザーグループ「PLANETS」初のカンファレンスを開催

昨年本格始動した大企業のAsanaユーザー向けのグループ「PLANETS」は、その後着々と活動を重ね、今年の11月には初の公開カンファレンスを開催しました。

#武闘派CIO として知られ、私もさまざまなところでご一緒させていただいているフジテックCIOの友岡さんの基調講演をはじめ、企業で変革に取り組んでいらっしゃる3社の事例、そしてAsanaのAIについてのセッションなど、良質なコンテンツが勢揃いしたイベントになりました。

そして何より、参加者の皆さんの熱気とやる気に圧倒されました。そこそこ広かったはずの懇親会の会場が狭く感じられる熱量で、今後のPLANETSの活動にもさらに弾みがついたように思います。コミッティの皆さん、いつもどうもありがとうございます❤️PLANETSについては、会長の舘山さんのこちらの記事がアツアツなので、ぜひ読んでみてください。

舘山さんと二人三脚でこれまで歩んできたことを考えると、私は涙なしには読めません😂
ちなみにPLANETSは当初「エンタープライズ企業のためのユーザーグループ」でしたが、現在はエンタープライズ企業に限らず、企業ならではのAsanaの導入・推進の課題を感じている方であればどなたでもウェルカム!なグループとなっています。

地域のコミュニティが始動

今年の5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、マスクの着用義務や外出自粛などの制約がなくなったことを受けて、一気にオフラインでのイベントの開催が進みました。中でも、東京以外の都市でコミュニティが立ち上がり、コミュニティリーダーの方を中心に定期的なイベント開催の流れが出てきた点は、コロナ禍生まれ・オンラインネイティブなコミュニティであるAsanaコミュニティにとっては大きな変化だったと思います。

2023年6月 大阪でのワークショップ、ユーザー交流会
2023年7月 関西コミュニティ キックオフ
2023年8月 静岡コミュニティ キックオフ、関西コミュニティ 第2回
2023年10月 関西コミュニティ第3回 in 広島県福山市
2023年11月 静岡コミュニティ第2回 in 静岡県三島市
2024年2月 (予定)関西コミュニティ第4回 in 大阪、静岡コミュニティ第3回 in 浜松

福山や静岡・三島と聞いて、なぜ?と思った方もいるかもしれません。都市を先に決めてコミュニティを立ち上げたのではなく、熱心なアンバサダーの方がいる場所でコミュニティを立ち上げたら、これらの地域になりました。地域コミュニティを立ち上げ、一緒に盛り上げてくださる皆さんに感謝です❤️とは言っても、まだ半年です。日本のさまざまな場所でAsanaコミュニティを立ち上げてくださるリーダーの方、お待ちしております!

フォーラムの盛り上がり

今年はフォーラムの盛り上がりが一気に加速した年でもあります。理由としては、昨年コミュニティフォーラムマネージャーのNaoさんがAsanaに入社され、日本のフォーラムリーダーが誕生して活動が増えたこと、そして今年はアンバサダーであるShunさんがフォーラムの仕事を手伝ってくれ、フォーラムリーダーの皆さんのおかげでQ&Aや価値のある情報が流通していることが大きいと思います。

中でも、アンバサダーの皆さんがそれぞれの素敵なノウハウや専門知識を投稿してくれる「アンバサダーのヒント」や、Asanaの使い方を動画などで分かりやすく学べる「学習コンテンツ」には珠玉のコンテンツが凝縮されているなあと思います。

今回のアドベントカレンダーもそうですが、ノウハウや知識を持った方々が一箇所にそれぞれの知恵を出し合って「集合知」が明文化されると、それを共有する組織全体のレベルが上がるんですよね。私がビジネススクールで知ったフレームワークの一つに「SECIモデル」というものがありますが、暗黙知が共同化されて表出し、形式知になっていく過程でさまざまな新しい知識が生まれ、それがさらに別の知識を刺激する、というような循環がまさにフォーラムで生まれていると感じます。

そして同時に、フォーラムはユーザーイノベーションの源泉でもあります。フォーラムには、製品フィードバックとしてさまざまな改善要望が皆さんから寄せられますが、全ての要望をすぐに実現できるわけではありません。機能がない代わりに、他のユーザーからワークアラウンド(対処法)が共有されたり、考え方を変えることで別の解決方法が生まれたり、と言ったことがよくあります。そしてもちろん、フォーラムでいただいた要望から新しい機能の開発につながることも多々あります。こういった共創がオープンな場所で、誰でも参加できる形で、かつ意味のある形で行われているという点が本当に素晴らしいなと、そう思います。

ということで、Asanaコミュニティの2023年を振り返ってみました。
これを読んでAsanaアンバサダーになってみたいと思われた方は、ぜひこちらからどうぞ(宣伝)。1月25日にはオンラインで新年会もやりますので、ぜひいらしてくださいませ。

今年も本当に多くの方に支えられた一年でした。私が一つ一つ手間暇をかける必要もなく、コミュニティとしての幹や枝葉がぐんぐん育っていることを実感した年でした。関わってくださった皆さん、本当にどうもありがとうございます。来年もぜひ一緒にワクワクすることをやりましょう。

なお、タイトル画像はイエティ&ユニコーン刺繍入り、IKEUCHI ORGANICさんのオーガニックタオルハンカチです。アドベントカレンダーを書いてくれた方にプレゼントとしてお送りしました。極上の肌触りでお気に入りです。イケウチオーガニックさんもファンコミュニティで有名ですよね。

それでは、来年も皆様にとって素晴らしい年になりますように。Happy Holidays & Happy New Year!!

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