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20200627 #scrumosaka 「旅するAgile本箱LT」メモ

こんにちは。とても久しぶりですが、イベントのレポートを載せてみます!
お届けするのは、Scrum Fest Osaka 2020の「ハッカーライフラボ」のセッションです。
(図は聴きながらのメモなので、誤字やお名前の間違い、聞き間違い多々あるかもしれませんが、ご容赦くださいませ)

教えて!あなたの一歩を後押しした本 / 本棚をシェアして会社の仲間と読んだ体験から得たこと「旅するAgile本棚LT」

1枚目:ハッカーライフラボとは?&SCRUM BOOT CAMP THE BOOKからはじまるストーリー

まずは「ハッカーライフラボ」の紹介と、発起人の岩切さんのお話でした。
岩切さんは今年の春からYoutubeチャンネルを立ち上げいらっしゃいます。

また、その前に「旅するAgile本棚」として、移動図書館的に、スクラム・開発者の皆さんに読んで欲しい書籍一式を貸し出す企画もされています。
今回のLTでは、実際にそちらにまつわるLTもありました!(のちほど)

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LTの1番目は「SCRUM BOOT CAMP THE BOOKからはじまるストーリー」として、「SCRUM BOOT CAMP THE BOOK」(「金本」との呼び名もあるそう)にコラムを寄稿した3名の方によるお話でした。

それぞれ、森さん、スドウさん、飯田さん。
それぞれ実践と創意工夫からえられたプラクティス、大切にしていることについて、コラムに添えてくださっているとのこと。

2枚目:SCRUM BOOT CAMP THE BOOKからはじまるストーリー&「1万年の旅路」

LT2番目はカケダさん。
IT関連の書籍かと思ったら、ある一族の1万年にわたる「生き残り」をかけた記録についての書籍ということでした。
当時の人々にとっては、自分たちの予想を超えたところで環境を変えなければならないことが起こったり、「変化」しなければ生き残れなかったり。
失敗も生々しく取り上げられていたのですが、彼らなりの手段で、そうした経験を後世に伝えようとする。たとえば口承といった形であったり。

非常に聞いていて引き込まれたお話でした。(読んでみたい!)

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3枚目:カイゼン・ジャーニー&「旅するAgile本棚」がやってきたお話

LT3番目は井内さん。「カイゼン・ジャーニー」に大変感銘を受けて、ご自身もアクションを起こし、次々に越境していったというお話。
社内での勉強会、社外でのデザイナーも交えた勉強会など、人生を変えてくれた一冊という一言とともに、著者のサインをとても暖かく紹介してくださっていました。

LT4番目は、常松さんの「旅するAgile本棚」がRetty社へやってきたお話でした。
実際エンジニアの皆さんは各自お持ちの本もあったそうですが、「時間が限られていること」「手に取れること」「みんなで同じものを読むこと」という体験を通して、この試みの良さを語ってくださいました。

最後には岩切さんをお呼びしてのビブリオバトルも開催された、とのこと!

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4枚目:Agile Testing Condensed から

LT5番目はふかやさん。Agile Testing Condensed から、チーム、組織、さらにはひとりひとりのサイロ化についてのお話でした。
サイロ化してなにが問題なのか。まず、そこには「全チームが結合した状態で確かめること」「単体での試験では認めない」というルールがあり、サイロ化していてはそれが達成できない。

だから、必然的に他のチームへの関心、働きかけが生まれるという、「仕掛け」があるというお話でした。(というのがわたしの理解。そして、これはなるほど!と思いました)

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他のチームへの関心は、心理的安全性がないとできない。
これについても、「最初からそんなものが出来ている」わけではなく、「そうなるようにふるまっていく」ことで培われるものだということも添えられていました。
さて、チームと言っても、突き詰めれば、そこにはひとりひとりに落とし込まれるわけで、チームのサイロ化と言いつつ実際は各自がサイロ化しているのでは?

最後にそこに触れられていて、ちょっと「ギョ!」っとしてしまいました。

5枚目:未来を変えるためにほんとうに必要なこと

LT6番目は石井さん。著名なファシリテーターのアダム・カヘンさんの著書を紹介してくださいました。

この書籍についての、石井さんの2つの見方(活用)方法、まず1つめ。
「実に大変な中で、非常に物騒だったり厳しい場所で調整をしなくてはならないアダムさんにくらべたら、自分はまだ大丈夫!」という、ある意味お守りや位置を確認するためのもの。

もう1つ、こちらが本題で、「Power & Love」のお話。

ものごとを動かすには双方が必要で、プロジェクトに例えると、Powerは、ゴールに向かって引っ張るプロダクトオーナーに。Loveは、みんなを結び付けてより良い形で進められるようにするスクラムマスターに必要なもの。

一時的に不安定になることがあっても、それは前進するために必要で、進みながら平衡を保つことができる。
そのためにPowerとLoveをうまく使い分けていくといいですよ!
そんなお話でした。

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まとめ

必死になって聴いておりましたが、みなさんそれぞれの感じ方をされているんだろうな、と思います!
簡単なメモですが、同じくお話を伺っていた皆さん、スピーカーの皆さんと、時間を共有できた思い出になれば幸いです。

司会のさとりゅうさん、ありがとうございました!

たくさんの記事の中で、目に留めてくださってありがとうございます! 気に入っていただけたら嬉しいです!