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女の吉野家こと Soup Stock Tokyoの東京ボルシチを作ってみた

女の吉野家こと Soup Stock Tokyo(スープストックトーキョー) から一番お気に入りの東京ボルシチが消えた。期間限定メニューの影響である。店頭に行くと冷凍もなかった。カッとなった私は東京ボルシチのレシピをググり、自由が丘ガーデン(スーパー)に駆け込んで材料を買い込んだ。

ブロック牛肉がなかったのでステーキ用で代用、ガーリックパウダー、セージパウダー、トマトペーストなど全く家にないものばかりだったので材料費は6500円にも膨らんだ。

まず、ソテーオニオンを作るところから始めた。50分にわたり玉ねぎを炒める作業である。アリシン(生の玉ねぎやネギに含まれている成分)アレルギーの気があるわたしには揮発するアリシンを胸いっぱいに吸い込むのがけっこう苦行だったがなんとかやりとげた。

さらに牛肉を50分煮て、人参をシャトー切り(棒状にして全部の角を取る。めんどくさい)にし、バターで炒めた人参とセロリのみじん切りにトマトペーストを加え、チキンブロスを加える。煮込んだ牛のスープと合わせたら人参とジャガイモを入れて柔らかくなるまでさらに20分。

途中でハプニングがあった。トマトペースト(トマトで作ったペースト。粘度がすごく高い粘)がイタリア製で、缶切りがないと開かない。家を探したが、どこにも缶切りがない!ここで諦めなければならないのか?!いや缶切りを買いに行く力はまだ残っている!ということでコンビニに行った。

が、缶切りはなかった。

今まで考えたこともなかったが、コンビニには缶切りが売っていない。そこで近所のリカーストアに行った。そこにもなかった。さらに大きめのドラッグストアに行った。そこにもなかった。突然缶切りが必要になることがあったら注意が必要だ。缶切りはその辺では売っていない。ようやく駅前のドンキまで来て、缶切りを手に入れることができた。フーあぶないあぶない

じゃがいもとニンジンが柔らかくなったら食べ時だ。

最後にヨーグルトと国産レモン(皮まで食べるから)の薄切りを載せて完成。ここまで三時間かかっている。



その結果は....!

うーん、美味しい。美味しいんだけど、東京ボルシチそのものの味とは言い難かった。ところどころに、そこはかとなく東京ボルシチの「あの感じ」を感じることができた。まあ美味しかった。でもあの東京ボルシチの持つコクには程遠い。煮込み時間が圧倒的に足りないんだろうか。ストウブとか使わなきゃダメなんだろうか。とにかく、100パーセントあの味ではなかった。再現率としては、うーん、、、、、、、、40パーセントくらい?そもそも色が全然違うやんけ。どうやったらあの色が出るんだ!!有賀薫さんに聞いてみたい。

疲れたけど面白かったのでまたやります。ビバ!女の吉野家!ビバ!東京ボルシチ!

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