きみはバラの花をもらうような女だったことがあるか
今日は銀座→六本木で移動してるのだが、クリスマスなので昨日に引き続きつがいがすごい。そこらじゅうでチューチューしている。
そんな中で、バラの花を持った女の子が彼氏と手を繋いで歩いるのに気づいた。そしてはっと思った。
わたしはいままでにデートでバラの花をもらうような女だったことがあるだろうか?
バラの花をもらったことがあるかどうかではない。
バラの花をもらうような女だったことがあるのだろうか
ということだ。
おそらく世界はーーバラの花をもらうような女と、そうでない女に分断されている。その向こうに行くことはおそらく、できない。
わたしは2つの世界を分断する見えない壁について考えている。それはいままでわたしが築き上げてきてしまったものによる壁なのだ。もしくは生まれつき持っている素質か。
壁は見えない。だがそこにある。あまりにも分厚く、強固で、たしかな質感を持ってそこにある。わたしはその前に立ちすくみ、なすすべもなく、ただ絶望する。
写真は近所にラーメン屋がオープンした時に届いていた花。
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