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映画「ペット」のスノーボールちゃんがかわいすぎて死にそう

いままで二次元に萌える人を見ると「紙に描かれた絵に恋をするとか、、脳味噌、、大丈夫ですか、、?」と思っていたのですが、ついにわたしにも次元を超える日がきてしまいました。

それが、映画「ペット」の悪役、スノーボールちゃんです!!!!!吹き替え版の声があまりにも最高なのでできればぜったい字幕版で見ていただきたい。日本で7館しか字幕版で公開されなかったということなので狭き門ですがその狭き門をくぐる価値はある。

映画館で鑑賞したところ、白くてふわふわした外見、かわいらしいしぐさ、豊かな表情、それに反して性格が超サイコ、「ダークナイト」のジョーカーを彷彿とさせる頭のおかしさ、エディ・マーフィみたいな機関銃トークというギャップにやられて、以来毎日毎日スノーボールちゃんのことを考えています。これほど複雑に入り組んだ魅力的な悪役というのは最近なかったインパクトで、テン年代の映画史に残る素晴らしいキャラクターだと思います。

そんなスノーボールちゃんにやられた私は、アニメにハマった子供のように同じYouTubeの予告編を100回ぐらいリピートして見るわ、暇さえあればGoogleで画像検索して悦に入り、お気に入り画像を保存したアルバムを一枚一枚前から後ろに、後ろから前にめくってニヤニヤするという不気味な人間になってしまいました。

これがスノーボールちゃんの初登場シーン。ニューヨークの路上のマンホールからのぞく白いお耳。

たまらなく愛らしい後ろ姿!!!!!!

「うさぎちゃん、どうしたの?」と声をかける動物保護員を見つめるスノーボールちゃん。か、、カワイイ、、、!!!!!

かわいそうに、保護してあげなきゃ、、

そう話かけた瞬間、豹変するスノーボール!!

保護員に殴る蹴るの暴行を加え、ノックアウトしてしまいます。「お前は逃げろ!!」と相棒に訴える保護員。

実はスノーボールちゃんは、昔マジック用のうさぎとして飼われていたのですが、うさぎを使ったマジックが時代遅れになったので捨てられたという悲しい過去があり、その恨みから人類を滅ぼす地下組織を作ってボスになったんです。

これが悪の組織の仲間たち。豚は刺青の練習台に使われていたので、全身タトゥーまみれです。みんな人間に勝手な理由で捨てられた元ペットたち。

スノーボールの声を担当しているのは、ケビン・ハートさんといういまアメリカで大人気の黒人のコメディアン。ドスのきいた、エッジーでシャープでいきのいい声があてられています。

とってもかわいいスノーボールちゃんは人類滅亡を願うサイコ野郎なので、喜びに輝いている顔をしている時はたいてい「飼い主をぶち殺した」みたいなひどい話を聞いたときか、もしくはひどいことを考えているときです。

歯並びもリアル!

どっちが先に噛まれる?って聞いてます。うれしそう。

しかしそれにしても、ちょっとかわいすぎじゃないですか?「怪盗グルー」でお馴染みのイルミネーション・エンターテインメントによる超高精細CGによって、ふわふわの真っ白な毛がぬいぐるみのように風になびいて、めちゃくちゃかわいいんです。

そして驚きなのが、ものすごく豊かな表情。人間の俳優だって、こんなにたくさんの表情があるでしょうか?!可愛らしい風貌で、くるくる表情が変わる3DCGのアニメキャラというのは、なんだか立体感によってとてつもなくかわいらしいんですよ。

「ジャングル・ブック」は完全に3次元のリアルな動物を完璧に再現したものでしたが、「ペット」の動物は二次元アニメの可愛らしさを3DCGにしてしまった。これがなんともいえない不思議な魅力があって、何べん見ても見飽きない。取り憑かれたようにその可愛らしさに惹かれてしまう。

目が真っ青なのがカワイイ!!

肉球があるところがカワイイ!!!

おなかがまんまるでかわいい!!!!!

目がキラキラしててカワイイ!!!

もう何をどうやってもカワイイ!!!!!

「動くぬいぐるみ」という言葉がありますが、スノーボールちゃんはまさに動くぬいぐるみ。しかも2次元的なかわいらしさを兼ね備えたままで、3Dアニメで動いてる。これはすさまじい驚異です。

いまの私の脳内では、6畳間にスノーボールちゃんが1000匹ぐらい敷き詰められたなかでもモフモフしたいという妄想が繰り広げられています。しかし二次元に恋をして厄介なのはなんといっても出費。この調子ではとんでもない額をスノーボールちゃんに貢いでしまうのでは、、と思ったのですが、さすがにこのかわいらしさを現実に降臨させるのは困難なようで、グッズがアホほどかわいくないので大丈夫でした。

ぜひ劇場で見てみてください。





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