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コロナがうちにも来ました!

そうなんです、近所の植物園でこんなきれいな紅梅が咲く中、とうとう我が家にもコロナが来ちゃいましたよ。

結論から言うと、
1)ここ2年間、コロナにかかるまい!といろいろやってたのに、今になってコロナにかかっちゃって、何なの~~~ (ふにゃらふにゃらふにゃら。。。という効果音が聞こえてきそう。)
2)え、コロナの検査の結果陽性? でも今更お互い隔離ってちょっと無駄っぽい?どうする? とか言ってる間にコロナは過ぎ去っていった。
3)一番良かったかな、と思えるのが、今まであったコロナにかかった人に対する偏見が拭い去れた、ということ。自分たちの身に降りかかると、当たり前だけど、自分事としてとらえれる。

経過として

そう、うちはどんな感じだったかと言うとですね、
まず私が、元旦に起きた時になんだか喉が痛いな、と思ったこと。初夢は何だったかしら。。。などとのんきに考える前に、あら、元旦から風邪をひいてしまったか。。。と思っていた。その晩と次の晩と風邪薬を飲んで寝たけど、月曜日になっても朝起きると喉が痛いので、ちょっと心配になってCOVIDのテストを受けに行く。
結果は陰性だったので、なんだ風邪か。良かった良かった、と思いその後生姜シロップなんかを作って毎日生姜湯を飲んでいた。

私の喉の痛みや、咳と鼻水がようやく治まり始めたころ、1月10日ぐらいかな、夫の体調がどうもすぐれない様子。私の風邪を移してしまったか、ぐらいに思っていた。すまんね、なんて言っていたが、結構彼の体調は私の風邪より具合悪そう。

とはいえ、風邪をひくと症状が重いのや私より長引くのはいつものことだからそんなもんだろう、と思っていた。

その木曜日に息子ちゃんの通う小学校を通して自宅でできるラピッドテスト(Rapid test 簡易テスト、とでもいうのか)をもらえることになったので、もらって帰って来る。夫も自分の症状を査定してみて、コロナの可能性あり、と思ったらしく、日曜日にそのテストをやってみた。

そしたら陽性の反応が~~~~~~

そんなことを伝えられた日曜のお昼過ぎ。今まさに、自分が額に汗をかいた絵文字のような顔してるだろうな、と思いながら、「え~~~~っ」、どない反応しようか、と悩む。自分でもどう反応していいのかわからんのだ。

だって、今さらコロナの陽性反応がでた、とか言われても、あんたが咳しだして、疲れた、風邪っぽいとか言い出してすでに3日目で、それまで私も息子ちゃんも隔離とか考えずにいつもの生活していたよ。これから隔離するの?! なんか今更じゃない? それにこれってPCR検査に比べて信ぴょう性の劣るラピッドテストだし、間違った結果ってこともない?

というのが、主にまず私の口から出たことだった。そして、今さら隔離って、めんどくさ~ 勘弁してくださいよ。と思った。それも口に出ていたけど。

とりあえず息子ちゃんはピンピンしているが、学校のお友達にうつしても悪いのでしばらく学校は休むことにする。それを聞いて息子ちゃんは大喜びだった。やっぱり? 私もそうなるよ、あんたの立場だったら。

小学校では毎週金曜日に生徒はみんなPCRテストを受けることになっている。その結果が日曜か月曜に保護者に知らせれる、というシステム。でも実際月曜になっても結果がメールで送られてこないので、なんだ、しょうがっこうでもオミクロンが流行り過ぎでテストの結果の配信が遅れてるのかしら。。。という状態だった。とりあえず彼が陽性なのか陰性なのかテストしとく必要があるか、と思い、月曜日の夕方に学校区が主催しているテスト会場に連れて行ってPCRテストをする。

隔離すんの、せんの?

夫が陽性の反応が出たので大事(?)を取って日曜の夜から夫一人で私たちのベッドに寝てもらうことにする。
我が家は寝室が2つ、という作りのアパートで、私らの寝室と息子ちゃんの寝室、という割り当てになっている。でも、私がスペースをケチったせい(?)で、息子ちゃんは一人寝用の細いベッドで寝ている。つまり、いくら10歳でなんだかマッチ棒のような体格の息子ちゃんとはいえ、私と一緒に寝るには狭すぎるベッドなのですよ。彼は床に寝袋引いて寝るの好きなんだけど。。。 

寝る場所どうしようか?と聞くと、何となく予想していた返事が。

つい先だってリビングルームにある大きい目のクローゼットを大掃除していたのだ。ごちゃごちゃ物で詰まっていたクローゼットなんだけど、息子ちゃんはそこの開いた隙間に毛布とかを敷き詰めて、自分の隠れ家のようにするのが好きで、ちょうど掃除して物も整理して、今までよりさらに大きなスペースが開いていた。案の上、彼はそこに寝る、という。

寒そうやで、朝方とか。 と言っても、平気! という。そうか平気なのか。心強いね。

そういう流れで息子ちゃんはクローゼットに寝ることになり、寒いと気の毒なので、床に毛布を3枚引き、夫のキャンプ用のエアマットレスを敷き、その上にこれも夫のダウンの寝袋、その上からフリースの毛布(これは寝袋をネコに引っかかれないための対策でもあります)、という準備をする。私は息子ちゃんのベッドで寝ることに。彼のベッドシーツは案の定砂まみれなので取り換える。どこからくるんかしら、この砂?

そんな風に寝るときは3人別々、ということをやってみたけど、それほど症状が重体でもない夫は、お腹が空いたらむくりと起きて台所に来るし、暇を弄ぶと、ベッドルームから出てくる。当たり前か。ネコ達も昼間から寝ている人間がいると暖を取りたいらしく、交代制で夫のそばで寝ている。それに寝室別にしてみても、トイレ・バスは一つだしね。

そんな感じで、コロナ陽性だけど、ラピッドテストだったし、確認の為に病院でやってる検査行く?と聞いても陽性は陽性だからもうそれでいいんじゃん、という夫と、まぁ、そんなに苦しんでいそうもないからそれならそれでいいか、という私。月曜日に受けた息子ちゃんのPCRテストは陰性だった。

息子ちゃんが学校に復帰するためにはどういう条件があるんだろうか。。。と学校に問い合わせをしてみたが、なかなかそのことについての連絡は来ない。彼は陰性だけど、家に陽性になった人がいる場合は、どうすればいいわけ?なんて質問をして、返事を待っている間に1週間が過ぎてしまった。

週の初めの頃、朝起きると喉がイガイガするらしく、声もなんだかしゃがれていたけど、それも風邪だったのか、息子ちゃんは相変わらずピンピンしている。そうこうしているうちに夫も回復してしまった。

私たちはワクチンを3回受けているし、息子ちゃんも2回受けているから症状が軽かったのかもしれない。けれど、コロナにかかると重度のインフルエンザにかかったような症状が出て、味覚を失くすもんだと思っていたので、夫が陽性反応の結果が出た時、え、でも食欲あるし、味覚あるやん、と返してしまった。どうやら味覚を失くすのはアルファとデルタ株の場合で、オミクロンではないらしい。そんなことも知らんかった。。。

そんなことをしているうちに1週間は過ぎ、夫の体調も回復。なんだか、コロナが来て、ちょっと慌てたけど結構すんなり去っていった、という心境だ。息子ちゃんには月曜日から学校復帰だからね、というと「うぇ~~」という返事だった。うちでいい加減な返事してくるおかん相手に話をするよりは学校行ってお友達と話してるほうがずっと楽しいって、と言っておく。

コロナ偏見

それで自分たちがコロナを体験してみて改めて認識したことが。それはですね、いかに自分たちでは今までコロナにかかった人の話を聞いて、うわぁ、無責任な行動したからだ、とか、ちゃんとワクチンしたの?とか、ここまでかからずに来たのに、かかっちゃって、なんか今までの努力台無しじゃない?なんて偏見を持っていた。口にはそのまま出さなくても、私と夫の会話の端々にはそういう心が表れていた。幸い今はたくさんの人に会うこともないから、そう思っていることをあまり友達や同僚に見つけられることなくすんでいたけど。

それが、改めて自分たちの身に降りかかってみて初めて、守り切れない時っていうのはあるんだ。特に目に見えないものが対象だったらさらに。そして今の時期、オミクロンのおかげで近しい人たちもコロナにかかっている。万全対策をしているから大丈夫ってわけではないし、コロナにかかったからと言って無責任な行動をしているわけでもない。今までわかった風なことを口にしていた私たち、ちょっと偽善者だよね、と反省。

それにしてもコロナ、もう勘弁。さっさとインフルエンザレベルになってくれ、と思う。それは私が大手をふって遊びに行きたいからという理由からだけど。

ついでに、私はPCR検査一度やって、それが陰性だったからコロナじゃないや、と思っていたけど、私の症状と夫の症状は似ていたので、たまたま私が陰性だった、って確率もある。それで陰性だから、といっていつも通りの生活をして(風邪程度のとらえ方で)、夫を巻き込んでしまったのかも、と思う。逆に、夫の陽性反応だってもしかしたら誤診だったのかもしれない。ま、結果的に夫の症状も軽かったし、私も咳が2週間ほど続いた以外あんまり弊害が無かったので、風邪とインフルエンザの時期、と考えればこれぐらいですんでありがたい。

ま、なんにしてもうちもコロナの洗礼を受けました。



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