見出し画像

けっきょく何が違うの?ダンスで選ぶ男性K-POPアーティスト3選

ずっと書いてみたかった推しトピックがあります。それはずばり、K-POP!

「すばりもなにも、お前もかい!!」

…そんな声が聞こえた気がします。いちおう「かっこいいよね~」なんて話を合わせてみるけど、本音はこっちじゃないですか?

みんなK-POPが好きって言うけど、何がいいの?
テレビや雑誌で見ても、「ワールドツアー〇万人動員」やら「ビルボード〇位」やら、すごそうなワードをよく聞くけど、正直どのチームも同じようなこと言ってて違いが分からない。

すこし前まで私もそう思っていたから分かります。でも、売れているグループはみんなキャラ立ちしている。今日はダンスを切り口に、K-POP界でも指折りの男性ダンサー3人と、彼らの所属するグループの魅力をご紹介します。


まさかK-POPにハマる日が来るとは…!

自分で言うのもアレですけど、私はミーハーではありません。流行を追うタイプじゃないから、私がK-POPを好きになったことに、友人たちはかなり驚いていました。

BTSのDynamiteすら「ふーん、いい曲だね」くらいだった私が、まさかK-POPにハマるとは。そのきっかけは突然でした。

私は子どもの頃にバレエを習っていたので、ダンスの特集番組やYouTubeコンテンツが流れてきたら、つい見てしまいます。その日も、とあるテレビ番組のマイケル・ジャクソン特集を見ていました。そこでゲストとして出てきたのが、3才でマイケルに憧れてダンスを始めたというENHYPEN(エンハイプン)のニキです。

番組内でニキが踊るのを見て、まあ驚いた。「日本人でこんなにダンスが上手い子がいるんだ?!K-POPアイドルなの?」と興味を持って調べたわけです。それをきっかけにENHYPENに出会い、その後もダンスが上手いK-POPアーティストを見つけては、芋づる式に沼落ちしていきました。(BTSも今は大好きです!)

NI-KI (ニキ) / ENHYPEN

まずはこちらの動画をご覧ください。最初に出てくるのはENHYPENのリーダー、ジョンウォン。後から出てくる、切れ長の目でダークな雰囲気の方がニキです。

この動画を撮った時、ニキはまだ17才です。信じられますか?「いまK-POP界で最もダンスが上手い人は?」と聞いたら必ず名前が上がるはず。プロのダンサーさんたちも認める実力です。

ニキはバレエもやっていたことから、とにかく線が美しい。手足が長く、関節の可動域がどうなってるのかと思うほど、動きが大きいですよね。そして力の抜き方が上手い。華やかだけど、やりすぎていない。洗練されたダンスです。

ENHYPENの動画はこちら。

はじめてENHYPENを見たとき、ニキはもちろん上手いけど、他のメンバーまでレベルが高いことに驚きました。歌、ダンス、ヴィジュアル、すべてにおいて今のK-POP界トップレベルのグループではないかと思います。

ENHYPENのコンセプトはヴァンパイア。最年長のヒスンですら2001年生まれの若いグループなのに、いったいこの色気をどこで身につけたのか。ストイックに練習を重ね、毎回「上手すぎてびっくりする」経験をくれるグループです。

非の打ちどころがないので、BTSのようにチケットがとれなくなってしまう日も遠くないのではと、息子の1人立ちを寂しがる母のような気持ちで応援しています。

HYUNJIN (ヒョンジン) / Stray Kids

これまた美しい…!ヒョンジンは憑依型ダンサーと言われているのですが、本当に何かに憑りつかれているような、狂気すら感じる表現力がありますよね。ヒョンジンはツアー中も海外の美術館に行ったり、お休みの日は自室でキャンバスに向かって絵を描いたりするのが好きなアーティストタイプ。その感性をフルに生かしたダンスなので、見入ってしまいます。

ヒョンジンが所属するグループはStray Kids、通称スキズ。スキズの特徴は、ほとんどの楽曲をメンバーであるバンチャン、チャンビン、ハンの3人(プロデュースチーム"3RACHA")が制作していること。

オリジナリティの高い楽曲にハイレベルなラップが重なり、1度聞いたら耳に残ることから、中毒性のある“麻辣味の音楽”と称されています。
いったんこちらのMVを、字幕を付けてご覧ください。

字幕をおすすめしたのは、歌詞、振付、映像が織りなす世界観がすばらしいから。音楽と言葉の両方にこだわりがあるメンバーが作っているだけあり、どの曲にも唯一無二の世界観があります。コンセプトがしっかりしているから、振付もユニークで面白く、MVはまるで1本の映画のようですよね。

HOSHI (ホシ) / SEVENTEEN

ホシは、ザ・マンガの主人公みたいな性格です。自分の気持ちに素直で、考えるより先に体が動く、とにかくまっすぐな人。ホシには韓国語で「虎の視線」という意味が込められていますが、「一番星」という意味も含めていいのではと思うほど。そんな性格がダンスにもよく表れていて、とにかくエネルギッシュでのびやかなダンスが人目をひきます。

彼がいるSEVENTEEN、通称セブチは13人組。いま主流なのは7人前後のグループなので、約2倍のビッグファミリーです。セブチは自主製作ドルとしても知られ、作曲、作詞、振付を自分たちで手掛けています。人数の多さを生かしたフォーメーションで魅せるダンスが特徴。ミュージカルみたいで見ていて楽しいので、まずはこちらの動画をご覧ください。

大人数だと、動線を意識して動かないとぶつかります。息を合わせないといけません。それをカバーしているのが、彼らのチームワークの良さ。音楽も明るいアップテンポな曲が多いのですが、グループとしても元気いっぱいでエネルギーにあふれています。セブチは歌謡祭などでもムードメーカーとして会場を盛り上げてくれる、いないと寂しい明るいお兄さんたちです。

彼らはアイドルなのか?に対するBTSの答えが最高すぎる

どのグループもレベルが高すぎて、「アイドルと呼ぶには申し訳ない。せめてアーティストと呼ばせてください。」そんな気持ちによくなります。そのたびに思い出すのがBTSの"IDOL"という曲。

「アイドルでもアーティストでも他の何でも、好きなように呼べばいい。俺は自分を愛し、誇りを持って生きているから。自分が何者かは自分で分かっている。」

かっこいいですよね…!さすがBTS先輩。

今回はファンになって後悔しない珠玉の3組をご紹介しました。他にも気になるグループを見つけたら、メンバーやコンセプトを調べてみると面白いですよ。「そんな風に魅力を見つけるんだ」とヒントになればうれしいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?