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2023年 海外旅行で便利だったアプリ

海外旅行好きが2023年5月~6月にルーマニア、ブルガリア、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナへ旅行した時にお世話になったスマホアプリをnoteします。

定番アプリ

Google マップ

説明不要のド定番アプリと思います。私は経路検索とタイムラインと行きたいスポットの保存で使っています。
経路検索:バスやトラムの番号、下車駅名、所要時間などを調べています。
タイムライン:ロケーション履歴をオンにしているので、その日歩いたルートを夜にホテルで確認しています。通り過ぎたお店に後日行きなおしたい時など便利です。


スポットの保存:旅行下調べ時点から行ってみたい場所、美味しそうなお店はとにかく全部保存しています。お店が満席だったり急な雨で予定変更しないといけない時に気になるスポットを保存しておけば、予定変更が簡単です。
それから、現在地の近くに気になるスポットがあった場合についでに立ち寄ることも簡単にできるので、行きそびれて後悔することも減ります。

Google翻訳

いつも旅行前にオフライン翻訳にファイルをダウンロードしています。
今回の旅行先ではセルビア語がダウンロードできなかったのですが、eSIMのおかげでどこでもオンラインだったのでGoogle翻訳が使えました。

キリル文字がメインのブルガリアで特に大活躍でした。スーパーでパンを買う時にどういうパンなのかはカメラをかざすだけで中身が分かって助かりました。
スペイン語やイタリア語などのメジャー言語と比較すると、南東欧諸国の言語ではおかしな翻訳も多かったですが、なんとなく「たぶんこれはチーズが入ったパンだな」くらいは分かりました。


The Weather Channel

お天気アプリは海外旅行中はThe Weather Channelを使っています。
今回の旅行では2カ国目のブルガリア以降ほとんど毎日雨が降りました。ずっと降り続く雨はまれで、数十分~2時間程度で止むことが多かったです。
The Weather Channelの通知をオンにしておくと、雨が降り出す直前に通知が来るので便利です。

The Weather Channelの通知

WhatsApp

ツアーガイドさん、ホテルのフロント、現地で知り合った人との連絡はやはりWhatsAppが便利です。
データ通信のみのeSIMを使った旅行でしたが、日本の電話番号で問題なくWhatsAppが使えました。
現地SIMを買っていた頃は現地の電話番号に設定変更していましたが、eSIMだと設定変更も不要で楽でした。

たびレジ 外務省領事局LINE

たびレジに登録したことで自動配信される外務省領事局からのLINEが便利でした。

初めて使って便利だったアプリ

Moovit

Googleマップとmaps.meが対応していないサラエボの経路検索はMoovitが頼りになりました。

イタリアのトリノへ2022年に行った時に、バス停に「moovitでバスのルート検索ができます」という主旨のポスターが貼ってありました。バス会社が独自のルート表示アプリを作るのではなくて、他社製品での検索を推奨しているのは珍しいなと思って、気になってスマホにMoovitを入れてみました。
イタリア滞在中は使い慣れたGoogleマップを多用していて、Moovitは使わなかったのですが、サラエボで助けてもらいました。
Googleマップで経路検索できない都市があったらMoovitを試してみてください。

Airalo

airaloのeSIMのことはこちらのnoteに書きましたので、よかったらご覧ください。


Tripcoin

家計簿をつける習慣がないので、はじめて海外旅行での支出を記録してみました。
ホテルに帰ってからGoogleマップのタイムラインとその日の写真データを見ながらTripcoinに入力するのが日記をつけているみたいで楽しかったです。(後半はちょっとサボりましたが)
項目ごとの分析や予算管理も可能で、データをExcelにしてメールで受信することもできます。
失敗だったのは、現地時間で入力しても日本に帰国したら日本時間に置き換わってしまうことに気づいていなかったことです。6月1日20時の支出で登録した項目が日本帰国後は6月2日の3時になってしまいました。

次の旅行では他のアプリも試してみようと思いますが、Tripcoinは機能が多くて気に入りました。

Xe

通貨換算アプリは10年くらいCurrencyを使っていたのですが、ダウンロード数が多いXeを使ってみたら、とっても使いやすかったです。
メイン画面で対象通貨のレートが表示されるのが一番お気に入りポイントです。
他にも細かく設定変更が可能で、好みの表示にすることができますし、デザインもすっきりしていて見やすかったです。


Xeアプリ画面 1RONは30.0542円と表示されているのが便利でした

Wise

コロナ禍にWiseのデビットカードを作っておいたのに、ずっと使っていなかったので旅行前に改めて自分が持っているカード類を比較して今回の旅行での支払いをほとんどすべてWise口座から行いました。
以下、Wiseを使うメリットとアプリの便利ポイントです。

現地通貨引出:私は日本円しかWiseのアカウントに持っていませんが、各国で現地通貨を引き出しました。
引き出すタイミングでのリアルタイム為替レートなので、クレカでキャッシングした時に適用される加算レート等はありません。
ATM手数料は月額3万円までは無料で、3万円超過後も1回あたり170円程度とかなり安価でした。
アプリ内で過去の引出額を確認できるので、今月累積で3万円超過しているかどうかチェックできます。

お店での支払:旅行中はmasterブランドのwise物理デビットカードで支払いました。ルーマニア、ブルガリア、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナと乗継国のマレーシア、カタールでコンタクトレス支払ができました。95%くらいはコンタクトレス支払OKでしたが、ほんの数回だけカードをレジの端末に差し込んでPINコードを入力しました。
(Apple payには未対応なので、お店での支払いには物理カードが必要になります)
ルーマニアのレストランで支払う時にお店側の端末通信がうまくいかず、店員さんが何度もカード処理をしようとしたのですが、Wiseアプリで支払い完了が確認できたので、二重支払が防げてよかったです。

公共交通機関:ルーマニアのバスとブルガリアの地下鉄はタッチ決済で乗車できました。
地下鉄のように改札のバーが開くわけではないので、バスでのタッチ決済はちゃんと支払えたかどうか不安になったのですが、アプリで支払確認できたのも便利でした。

Webでの支払:Get Your guideの現地ツアーは日本円支払なのでどのカードで支払っても有利・不利はないのですが、Wiseで支払いました。
現地ツアーの予約を直前にキャンセルしたら、翌日にWiseに返金されて早さに驚きました。クレカで支払っていたら、こんなに早くは返金されないのではないかと思います。
Get Your guideから返金があったことはWiseアプリとメールで通知してもらえます。
Booking.comで予約したホテルが現地通貨かユーロでの請求となるので、リアルタイムレートが適用されるWiseで支払いました。クレカだと2%上乗せされたレートで日本円の引き落としがあるので、金額が大きい宿泊費の支払いはWise一択だと思います。

過去のスペインとイタリアの2回の旅行ではWiseを使っていないので、かなりもったいなかったです。長期旅行だったので、ざっと計算しても数万円は無駄遣いしてしまいました。

チャージ:旅行中にWise残高が心もとなくなったので、Wiseのアプリでチャージしました。チャージ手続完了から20分ほどでWise残高が増えていて便利でした。

私はWiseしか持っていませんが、似たサービスにRevoluteがあります。
WiseやRevolutは海外赴任、移住、留学する方に向けたサービスと思われがちですが、海外旅行でもかなりメリットがありますので、アカウント作ることをおススメします。

今回は使わなかったアプリ

配車アプリ

今回の旅行先では配車アプリを使わなかったです。
ルーマニアとブルガリア:観光スポットが徒歩圏にあり、バスや地下鉄などの公共交通機関が安価で便利だったので、タクシーに乗るシーンがなかったです。
セルビア:空港往復でタクシーを利用しましたが、定額制のため配車アプリは使わなかったです。
セルビアではGoogleマップのタクシーのタブを見ても配車アプリと連動しませんでした。👇セルビアでのGoogleマップの画面です。他の都市ならばタクシータブを開けばUberなど各アプリが表示されるのですが、セルビアではタクシーアプリが表示されませんでした。
また、セルビアでは配車アプリを使ってもクレカ支払いができず、現金支払いになる可能性があります。

ボスニア・ヘルツェゴビナ:Moj Taxiアプリが主流ですが、トラブルが多いサラエボタクシーしか呼べないので、あまり意味がないです。日本のように流しのタクシーにどこからでも乗車できました。

海外旅行での配車アプリの使い方はこちらのnoteに書いているのでよかったらご覧ください。


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