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海外旅行に行く前に読むnote vol.4

📖海外旅行に行く前に読むnote 目次


海外旅行先でもいつものようにスマホを使えるように通信環境を準備しておくことをおススメします。

コロナ禍を経て、様々なことが変化しました。
レストランではメニューをQRコードをスマホで読み取りますし、ウェイターさんがテーブルには来ず、スマホでオーダーするレストランもあります。
美術館は時間別に入場制限がり、事前予約しておき、入口でチケットを提示してデジタルもぎり(紙チケットの半券をもぎ取るように、デジタルチケットを使用済みにすること)することもあります。
博物館のオーディオガイドも自分のスマホとイヤホンで聞くスタイルが増えました。

このようなスマホが必須な状況ではお店や施設側でWi-Fiを用意していることが多いですが、通信状況が安定しないこともありますので、自前の通信環境を用意しておいた方がスムーズに旅行できます。

また万が一、何かしらトラブルがおこった時、オンラインであれば緊急連絡先を調べるなど、対応できることの選択肢が広がります。

海外旅行中のスマホ通信環境

公共Wi-Fiだけを利用する
海外旅行先では多くの空港、主要駅、ホテルでWi-Fiが使えます。
長距離列車や長距離バスでもWi-Fiが使える国もあります。
しかし、小さな空港では公共Wi-Fiにつながらなかった経験もあります。

各国のWi-Fi事情の概要はこちらのサイトで確認できます。

地図をみたり、分からないことを調べたりするために常にオンラインであった方がいいので、公共Wi-Fiだけをアテにする海外旅行はおすすめできないです。

日本の空港でWi-Fiをレンタルする
端末が重い、費用が高い、充電が面倒なので、一人旅にはおすすめしないです。
ご家族旅行や使い慣れたWi-Fiがある方はWi-Fiレンタルがいいかもしれません。

SIMカードを購入する
旅行出発前に日本で購入しておく方法や、旅行先到着後に購入する方法があります。

私は旅行前に購入するときはいつもamazonでThreeのSIMカードを購入していました。飛行機の中でSIMカードを入れ替えれば、空港到着時からすぐにスマホが使えます。
YouTubeなどでSIMカードの入れ替え方法を確認しておくと安心です。

昔の海外旅行で使っていたSIMカード

旅行先でSIMカードを購入する場合は、空港の売店などで買えます。
自分でSIMカードを入れ替える国もあれば、店員さんがSIMカードを入れ替えてくれる国もあります。

普段使っているスマホでeSIMが使えない場合は、物理的にSIMカードを入れ替える方法がおススメです。

eSIMを購入する
(私のnoteをいつも読んでくださっている方には繰り返しで恐縮ですが)海外旅行ではeSIMを利用されることをおススメします

airaloのeSIMがとっても便利だったことや設定方法を書いたnoteもあるのでよかったらご覧ください。

私はairaloしか利用したことないのですし、たぶん今後もairaloしか使わないですが、他にもたくさんeSIMを提供している会社があります。
こちらのWebサイトにeSIM各社の最新情報があり、とっても参考になります。
オラフライ(Holafly)は160か国カバーしていて、日本語のWebサイトもあるので、airaloと比較検討するのもいいと思います。

スマホアプリ

私はずっとiPhoneユーザーで、以下は自分のiPhoneのスクショです。(アンドロイドの画面がなくてごめんなさい。)

海外旅行前に設定変更するアプリ

普段から使っていて、海外旅行前の計画段階や旅行先で使うときに設定を変更しているアプリは次の通りです。

時計:旅行先都市・国を追加
例えば、アメリカは国内に複数の時間帯がありますが、中国は一つの時間帯になっています。国によって様々な時間帯を採用しているので、旅行先の都市名で検索して登録しておくのが便利です。

Googleカレンダー:旅行先都市・国の祝日を表示
設定>祝日>日本をタップ>上部に出てくる検索ボックスで「イギリス」を検索>「祝日およびその他の休日」


日本に加えてイギリスの祝日が追加されました > カレンダーで追加を確認 > 祝日をタップすると詳細が表示されます。

旅行中に祝日がある場合は、観光スポットがお休みになったり、タクシー料金が高額になったり、いつもとは違う可能性があります。

日本に暮らしているとなかなか考えられないですが、日曜日や祝日はスーパーなど小売店が全部営業しない国もあります。
日曜日や祝日はアルバイトの時給が2倍になるため、消費者が支払う料金も高額になる国もあります。

労働者の権利を守るために国の法律で営業が禁止されていたり、曜日・祝日によって料金が変動することがある、ということを知っておいた方がスムーズに旅行が楽しめると思います。
このことを知らずに「ぼったくられた」と嘆いているブログやYouTubeを見かけることがあります。国が違えばルールも違う。せっかくの旅行ですから、嘆かずに楽しめた方がいいと思います。

日本では国全体が一斉に祝日になりますが、特定の洲や地域だけに適用される祝日がある国もありますので、その点も旅行前に認識しておいた方が便利です。

Google 翻訳:旅行先都市・国の言語辞書をダウンロードしておけばオフラインでも翻訳可能です。データ利用量を削減したい場合などに有効です。


Google Maps:旅行先都市の地図データをダウンロードしておけばオフラインでも地図が使えます。短時間しか滞在しない都市があって、その国でのSIMを購入しない場合などに役立ちます。

The Weather Channel:海外旅行中活用しているお天気アプリで、雨が降り出す前に通知もしてくれるので便利です。
このアプリにも自分が行く都市を追加しておきます。

The Weather Channelの通知

海外旅行の前にインストールするアプリ

航空会社公式アプリ

搭乗予定の航空会社のアプリをインストールしておくと便利なことがあります。
📲オンラインチェックイン:アプリの通知をオンにしておけば、オンラインチェックインが可能になったタイミングでスマホに通知が届きます。オンラインチェックインは航空会社によって開始時間が様々です。48時間前、30時間前、24時間前などなど。
日本出発時は旅行が楽しみでオンラインチェックイン開始時間に気付かないことはないですが、日本への帰国便はオンラインチェックイン開始時間を見逃しがちです。アプリで通知されるとオンラインチェックイン開始時間を見逃さずに便利です。
📲フライト時間変更等通知:長距離フライトの飛行機はフライトの一か月前位に出発時間や到着時間が15分程変更になることがあります。
予約した時の出発時間が変更になることをメールだけでなく、アプリで通知してくれる航空会社もあります。

📲フライト関連情報通知:サミットなど国際会議が行われていて、空港でのセキュリティーチェックに時間がかかるような場合も、早めに空港に到着するよう促すアナウンスもアプリで通知されます。

空港が工事中で手続きに時間がかかるためspecial noticeの通知がありました

📲デジタル搭乗券:飛行機に預ける荷物が無い場合、アプリのQRコードがあれば、空港で航空会社のカウンターに立ち寄ることなくセキュリティーチェックを受けて飛行機に乗ることができます。

タクシーアプリ/配車アプリ
UberやGrabなどのタクシーアプリは予めインストールしておき、クレジットカード登録までを旅行出発前に済ませておくことをおススメします。

海外旅行先でタクシーに乗る予定がなかったとしても、何かしらトラブルにあってタクシーを利用する可能性もあるので、もしもに備えておいた方がいいと思います。
国によってメジャーなタクシーアプリは異なるので、Googleマップで空港からメジャーな観光スポットまでの経路を検索してみれば、旅行先でどのアプリが使われているかを事前に調べることができます。
詳しくはこちらのnoteに書いたので、よかったらご覧ください。

キックボードアプリ
タクシーアプリ同様に、使う予定はなくてもインストールしておけばもしもの時に役立つと思います。
日本の狭い道路でキックボードを利用するのは難易度が高いですが、自転車専用道路がある都市では気軽にキックボードを利用できます。
キックボードの使い方はこちらのnoteをご覧ください。

到着・出発空港アプリ

空港の公式アプリをスマホに入れておけば、出発ゲートや飛行機の遅延をプッシュ通知してくれます。
空港で搭乗ゲートを示すデジタル掲示板の前でゲート発表を待っている人がたくさんいますが、空港アプリをスマホに入れておけば、掲示板の前で待ち続ける必要はありません。カフェで時間をつぶしながらスマホでゲートを確認できます。

カタール・ドーハのハマド国際空港のアプリ
自分が搭乗するフライトを登録しておけば、ゲートが決まり次第アプリで通知を受け取ることも可能です


海外旅行で頼れるアプリ

WhatsApp
日本でのLINEのようなアプリです。
多くの国ではWhatsApp(ワッツアップ)がメジャーなチャットアプリで、ホテル、ツアー会社、タクシードライバーとの連絡にも使えますし、海外でお友達になった人との連絡先交換にも便利です。

LINEのようにスキャンすることでお友達追加できます
(👆ダミーのQRコードです)

moovit
Googleマップがカバーしていない国や地域ではmoovitが便利です。
サラエボ旅行でとっても助かりました。

MAPS.ME

オフラインで使える地図です。データ通信量を節約したい時に便利です。

私は海外旅行先でお手軽ハイキングに行くことがあるのですが、Googleマップでは表示されないハイキングコースがマップスミーでは表示される点がお気に入りポイントです。

NAVER Map

韓国ではGoogle マップで得られる情報が制限されているので、私は韓国旅行の際はNAVER Mapを使っています。

Flightradar24

世界中の飛行機のフライト情報を見ることができます。
自分が搭乗予定のフライト番号を検索すれば、直近の運行状況を調べることもできます。

例:関空→北京 CA928 直近の運行状況はおおむね定刻通りでした

海外旅行中に搭乗予定のフライトの出発が遅延している場合は、到着便が遅れているための遅延である可能性が高いので、フライトレーダーで到着便の状況を確認することができます。

Xe Currency Converter
日本円と外貨の換算アプリはいろいろありますが、私はデザインがすっきりしているXeがお気に入りです。

Flush Toilet Finder

海外旅行中にトイレが見つけられずに困ったことはないのですが、念のためにアプリはスマホに入れています。

Radical Storage
荷物を預かってもらえるスポットを探すアプリです。
日本はあちこちにコインロッカーがあって便利ですが、海外旅行先では日本のようにコインロッカーはありません。あっても壊れていたり、汚れていたり。
カフェなど荷物を預かるサービスを提供しているスポットをこのアプリで探すことができます。



皆さんのご旅行が快適で安全なものになりますように。

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