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配色にかかる時間を短縮するための3ステップ

色見本帳をいくら見ても配色がうまくいかないことがある。
配色は生まれつき不得手だ。
描きたい絵の方向性は決まっていても、いざ色をのせていく段階になると、失敗したくないという気持ちから同系色でまとめてしまい、計画よりも画面がぼやけてしまうことは多々ある。

練習によって白黒グレーのバランスはある程度自分の頭で決定していけるようになったものの、3色相以上の有彩色を配置していくときは相変わらず頭がこんがらがってしまう。
そこで、なるべく混乱せずに順序よく配色していくためのルールを、自分なりに模索してみた。


1 ベースとなる3色を決める 

ベースカラー、サブカラー、アクセントカラーの3つを決める

2 レイアウトを組んで色を配置していく

ベースカラーのトーンによるバリエーションをいくつか決めてみる

3 イラストの作成を行う 

ここでさらにトーンバリエーションを増やしていく。サブカラーやアクセントカラーのトーンバリエーションもこの段階で決めて行く。

完成

全体調整して完成。


ポイントは、ベースとなるベースカラー、サブカラー、アクセントカラーを決めたあとに、大まかに画面構成を作ること。

だいたいの方向が決定したあとで、色相は変えずに彩度・明度差によるバリエーションを使ってイラストを作成していく。

することによって、イラストを作成中の配色に対する懸念がなくなり、集中して作業することができるようになった。

どこかの本に書いてありそうな内容になってしまったが、ホントは配色のことなんて考えずに自由に描きたいんだよ。どこかの本の作者に怒られそうな本音である。

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