野口晃菜

インクルーシブ教育、インクルーシブな社会のための研究と実践を行き来している人。博士(障害科学) noteは発信と日記のために使っています。個人としての発信であり所属する組織とは関係ありません。

「私はあなたの上でも下でもない」を崩さない

年々、「管理したがり」や「管理されたがり」や「支配したがり」や「支配されたがり」な状況に敏感になっている。それは、他人に対してもだし、自分に対しても。だいたいそこにはdisrespectfulな態度が付随していることが多いからだと思う。自分に対するリスペクトのなさ、相手に対するリスペクトのなさ。自分のそれに気がつくとものすごく後悔をする。

きっとこれまでの環境の中で身についてしまった癖のようなも

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「助けること」が「よりどころ」になっていないか?

昔読んだ中島らもの本(どの本か忘れた)に、「誰もが何かしら穴を抱えていて、その穴を埋めることに必死になっている」と書いてあって、妙に納得した。安部公房の本にも、「1%ずつ何かしら『異常』な人がいて、全て合わせたら全員が『異常』」と書いてあって、これも納得した。
つまり、全員「なにか」に依存しているし、依存する「なにか」を常に求めている。「よりどころ」探し。

そのよりどころが社会的に適切か不適切か

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「たまたま残念な支援者にあたりました」を無くすための仕組み

まだちゃんと言葉になっていないしまとまってないけれど書いてみる。

最近思っているのは、やはり対人支援職として必要な「資質」はあるということ。支援技術は身に付けることができるけれど、資質はなかなか難しい。例えば、目の前のその人に関心を持ち続けることができること。自分の正解を押し付けるのではなく、その人にとっての正解を模索し続けることそのものを楽しいと思えること。支配的になる自分に気がついた時に絶望

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感情をコントロールすることは感情を無視することではない

感情的になることは、「冷静じゃない」「大人じゃない」と批判されがち。怒りを「コントロール」する方が良いと思われがちだし、感情じゃなくて、理屈で物事を話すことの方が評価される。周りの人や「えらい」人が、言っていることには逆らわない方が評価されるし、ちょっとそれおかしいな、違和感だな、と思ったとしても、笑顔でその場はスルーした方が「大人だね」と評価される。

まあ、私も結構そういう「大人的態度」をここ

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過敏・不安強めな人のあるある困りごとと対処法【入院編】

実はこの一週間、入院してました。婦人科系の手術を受けねばならなくて(卵巣腫瘍、子宮腫瘍摘出のための腹腔鏡下手術)、今日が退院前最終日。放置してたら不妊の原因やさらに大きくなってめちゃくちゃ痛くなるとのこと、長い間しんどかった生理痛とおさらばと思って頑張りました。女性は子宮頸がん検査の時に見てもらうことおススメ。しかし今の医療はすごい。術後5日であっという間に回復。

さて、入院中に自分の特性全開で

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不要と感じる我慢はしないことにした

私はいわゆる「過剰適応」をしがちな傾向がある。周りの人がどう思っているか、感じているかを読み取ることが得意で、その場で目の前の人に求められている行動をとりがち。そしてあとから「本当はそう思っていなかったのに」と後悔する。結果、断り下手ですぐになんでも相手のニーズに自分で答えようとするし、そこに問題があったら解決しなければと過剰に思う。

そしてもう一つやっかいなのが、過剰に適応しようとする一方、こ

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