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過敏・不安強めな人のあるある困りごとと対処法【入院編】

実はこの一週間、入院してました。婦人科系の手術を受けねばならなくて(卵巣腫瘍、子宮腫瘍摘出のための腹腔鏡下手術)、今日が退院前最終日。放置してたら不妊の原因やさらに大きくなってめちゃくちゃ痛くなるとのこと、長い間しんどかった生理痛とおさらばと思って頑張りました。女性は子宮頸がん検査の時に見てもらうことおススメ。しかし今の医療はすごい。術後5日であっという間に回復。

さて、入院中に自分の特性全開でまあまあ生きづらさを感じ、毎日来てくれた母とお話ししてる中でだいぶ自己分析もできたし、最終日で暇なので、入院中のあるある困りごとと対処方法をメモしておこうと思います。

1. 痛みを感じすぎ&痛みによって不安になりがち
これはおそらく過敏で痛みを感じやすいというのと、あとは、初めての痛みだといつまでその痛みが持続するのかの見通しがつかずに不安で余計に痛みにとらわれがち。
日常生活の中でも、感じたことのない不調や痛みがあると、私は速攻母に電話して「このまま死んだらどうしよう、、、」「孤独死だ、、、」などめちゃくちゃネガティブモードになる。そしてわらいとばされる。
今回は、入院2日目夜に手術だったのだけど、まず、朝の術前処置が痛すぎて悶える。それもそれがいつまで続くのかわからずに不安でさらに痛みに着目してしまい、冷や汗が出てくる。点滴をいれにきたお医者さんに「まじもう無理っす、痛すぎです」と伝えると「処置後すぐだからもうすこし様子見ましょう」とか言いやが、、、おっしゃる。「ふざけんな!」と言いそうになるのを抑え、その3分後にナースコールをして「痛くてやばいっす」と悶えていると、「術前処置でこんなに痛がる人は初めてです」と医者に問い合わせてくれ、点滴から痛み止めをいれてくれた。その後2-30分ほどさらに悶え、ようやく痛みがなくなる。その瞬間は「こんなに痛いのが続くのであればもはや死んで楽になりたい」と思うレベルで悶えるのだが、痛みがなくなるとケロッとする。
術後も同様で、全身麻酔から目覚めたあと、痛みが強くなんどもナースコール。点滴で痛み止めをいれてもらうが、それでも痛みがなくならず、通常は一つしか使わない痛み止めを二つ使い、痛み止め増し増し。
いや、私もね、一応専門家だからACTとか知ってるよ。痛みは無くならなくとも、苦痛を和らげる方法とか学んだよ。でもまじ無理。対処法は、痛み止めをたくさん使う。もちろん、痛みを横における、没頭できる何かがあっても良い。術後の痛みは我慢できなかったけど、不快感は原稿を書くことに没頭して横に置いておけた。

2. 本当に眠れない。ほんとうに、ねむれない。
元々自分のベッド以外だと眠れない。最近は出張が増えたので、ホテルで一人だったら眠れるようになってきたけど。知らない人や慣れていない人が同じ部屋にいるのも無理。音が気になるし、なんか気配が気になる。まくらがいつもと違うし、タオルケットが常にほしくて、重い毛布も欲しい。
なので、初めから眠れないだろうなーとは思ってた。個室にしてもまあどうせ眠れないだろうから、大部屋にしたんだけど、やっぱりお金出して個室にすればよかったかな、、、と思うくらい、眠れない。術後は眠り薬を点滴してもらったのでぐっすり。むしろ効きすぎて次の日の昼ぐらいまで寝る。そして術後1日目夜は昼まで寝たから眠れないのは当然。次の日は流石に前の日ほぼ徹夜だから眠れるでしょう、って思ってたら眠れず。さらにその次の日こそ眠れるでしょう、と思ったら眠れず、、、


ありとあらゆるアプリを試しましたが、無理でした。
まず、病院は音がたくさん聞こえる。ナースコール、いろんなピーピーって音、そして部屋の人たちの寝息やいびき。まじみんななんでそんなに早く眠れるの?ってくらい、消灯と同時に寝ている、、、
ノイキャンヘッドホンを持っていたので使うが、ヘッドホンだからこんどは仰向けじゃないと使えない(横向いて身体を丸めて寝る派)。うるささをとるか、寝にくさだったら、寝にくさをとりました。goodnightプレイリストを流して。

そして、眠れないのは、過敏からくる不安も原因。「このまま眠れなかったらどうしよう?」の思考にとらわれてしまう。
普段も寝るときに一番幸せなのは、本を読んで寝落ちること。でも大部屋だから電気はつけられず、本は読めない。仕方なくスマホで読むんだけど、たぶんスマホで余計に眠れなくなる。

対処法、もしまた入院することがあったら、躊躇なく個室を選択できるぐらい貯金する。無理だったらノイキャンのイヤホン買う。ヘッドホンは寝にくいから。

過敏はお金がかかる。私はまだそこまでではないと思うけど、もっと過敏な人は、過敏手当が欲しいレベルだと思う。

3. 「ゆっくり休む」ができない。

いろんな人に「ゆっくり休んでください」と言われたんだけど、ゆっくり休むってどうやってやるんだ?がわからない。体はベッドに横たわっていても、脳みそはものすごく元気に動いている。回復してくるとものすごくエネルギーが出てきて、動きたくなるし、脳を使いたくなる。(眠れなかったのは、エネルギーが有り余ってたのもあるかも)
さらに、何もやることがないと不安になる。
だから本を読むし、原稿を書く。すると安定する。
対処法、入院中に体に負担をかけずできることをあらかじめ決めておく。(ツイッターからアイデア拝借) 「やらなければならないtodo」ではなく、「やりたいtodo」。回復期は特に適度にエネルギーを使うことを前提にする。

みなさんからの休み方のご提案いくつか紹介。

ネコ!


あと、母が毎日来てくれて話し相手になってくれたのは助かった。あと、ツイッターは気が紛れて助かった。

そのほかにも、病院食が食べられない、たぶんストレスでお腹下す、などもあったが、大きくは書いた三つでした。

経過はとってもよいらしく、明日の朝退院です。ご心配なく。はやくバリバリ動きたい。そしてもう入院したくないから今年は健康志向でいこう。

次は旅行編書こうかなー。

#自分研究 #日記 #過敏 #自己分析 #入院

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