シナリオセンター本科課題「時計」:後藤進は少しずつ進む

ウッス!!!🕵🏿

その昔僕はシナリオセンターに通っていた。

その時書いていた脚本たちは書きっぱなしのまま放置され、忘れ去られ、埃が積もり、桜とともに散ってしまうその前に、読み直して評価してみようということがやりたいのです。やります。

読む

脚本はこれですー。店長は古本(ふるもと)と読みます。パチンコ好きの店長です。

作中に

後藤N「また今日も学校終わった」

と名前のあとにNがつく箇所がありますが、これはナレーションNです。

心の声と言うやつです。演技の際には役者はここでは声を出すことはありませんので顔のパーツでの勝負になりますね。

なぜ

後藤の心の声「また今日も学校終わった」

と書かないかというと、うざいからです。以上。

作家によってはモノローグMと書く方もいるようです。意味は同じです。

私はN派です。

どういう脚本か

たった10ページとはいえ縦書きの脚本なんて読みたくねぇっつーのwという方もいるっぽいので以下。

講師の評価

・後藤のキャラクター、印象に残ります。あまり積極的ではなく黙々と真面目で、でも心の中は感受性は強く、いろいろなことをNでうまく伝えています。
・静は心を読む能力があるわけではないのですよね、想像で言っているのですか。
・(p20)静がなぜ時計をあげるのですか。この時計はどんな意味があるのですか。理由を設定してここから先の二人の成り行きをドラマにしてほしい。面白そうですので。

これは褒められてますねぇ。褒められてはいるのですが相変わらず僕の脚本は課題を無視しちゃってるんですよね。これもまたしてもただ時計を出しただけ⏱ですもんね。

静は本を読みすぎてしまったことで人の心が分かる能力にしたかったのですが、この脚本では全く表現されていませんね。

講師にもお気に入りマークつけられています。

能力ではなく、本を読むことで人の心は分かると静は自分で言っていますもんね。

「君本屋でバイトしてるくせに本読んでいないだろう、だから地味なのだ

というセリフはかっこいいですね。

課題としてはどうか

僕がシナリオセンターでよく言われていたのは「脚本は面白いのだけど、課題に沿っていない」なんですね。

この時計もそんな感じですね。キャラクターや世界は悪くないのですがいかんせん時計が弱い。本当にただ出してるだけ。最後挙句の果てにプレゼントしてるしね。「どうですか、似合ってますか」じゃないよ。多分似合ってないよ。後藤くん地味だし。

例の本科カリキュラムでは時計の課題を

時間のカセを含んでの小道具の使い方。
★単に時計を見るとかいうのでなく、時間のカセを使うと面白いでしょう。

カセというのは足かせとかのあのカセです。英語だとストラッグル(Struggle)とか言ったりします。
例えばですが

・店を閉める間際に静が息を切らし店内に入ってきて、しばらく隠れさせてくれと懇願してくる。後藤には外せない用事がある。

みたいな。

終わり

好きですねえこれ。学校とバイト先の本屋しか出てこないし。キャラクターにすこぶる私のあきね感が含まれていてとっても好きですね。最後の後藤の「あっっっっっか」とか、本屋の名前がブクブックとかちょくちょく最高。

これぐらいなら12分〜26分ぐらいの短編で見てみたいな。

今回の時計で本科の課題は20のうち6が読み返し終了。残り14です。

また次回!🤠
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