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手っ取り早く英語が伸びる方法が知りたいあなたへ。まず最初にすべきことは一つです。

こんにちは、今回は英語学習に関してのお話です。

ネット情報社会となった今、自分の欲しい情報のキーワードを検索するとたくさんの情報がヒットします。

英語の学習方法というのは特に蔓延していて、いろいろな情報が出て来すぎてもはや何を信じればいいのか、どの情報が自分にとって有益なのかもわからないような状態です。


ですので本稿では「英語の勉強を最近始めた」、「やる気はあるけど何から手をつけていいのかわからない」、「リスニングに特に苦戦している」という3つの条件に絞り、その条件に当てはまる方が最優先で知って欲しいことである

英語の発音」について触れていこうと思います。


今回は初心者向けの記事ですが、中級者以上の方も見落としていたり、軽視している方もいるかもしれませんので是非ご一読を。



1. 言語を学習する上で一番最初にすべきこと

まず言語習得においてもっとも大事なのが「発音」です。
これはネイティブと同じような発音という意味ではなく、「伝わる発音」を習得することが最優先事項ということです。

オーストラリアに行くことが決まったので英語の勉強も始めたいけど、何から手をつけていいかわからない方、
また現在留学中で語学学校に通ってるんだけど、先生の話す英語やクラスメイトが何言ってるかわからない。


そんな人がまず最優先でやって欲しいことが

正しい英語の発音の仕方を習得することです。

人は自分自身が正しい発声できる言葉は聞けるし、読めるし、書き取れます。
逆に発音が正確にできない言葉は頭に定着しないので聞き取れないし、読めませんし、書けません。

正しい発音を学ぶことは全ての言語学習において一番最初にすべきことなのです。

発音を最初に身につけておけば、英語がわかる、話せる、聞ける。と感じてくる段階にたどり着くまでの期間を大幅に短縮することが可能です。

そしてその英語の正しい発音を学ぶ上でもっとも推奨されるのが

「フォニックス」とよばれる発音のルールを覚えることです。


これは英語版の日本語の50音順に当たるもので、しっかり要点を絞って学習すれば2週間ほどで身につけれるものです。

英語の学習方法に難航しているのであれば、まずこのフォニックスを会得することを推奨します。

2. フォニックスとは?

私たち日本人は、小学校の授業で50音表を用いて日本語の文字を覚え、それと同時に、日本語の発音のしくみも体系的に覚えます。
それと全く同じように、オーストラリア人も、小学校でフォニックスのルールを通して英語のつづりと音の関係を学び、英語の発音も体系的に覚えています。

しかし私たちは英語を学習する前に小学校でローマ字というものを学習します。

実は日本人の英語の発音のミスは、発音ができるできないというよりも、単に英語のつづりの読み方を間違えているだけだというケースがかなりを占めています。

その要因は英語を話す際にフォニックスではなくローマ字のルールに従って発音しているからです。

ローマ字は日本人しか読めないのです。

ですので英語を真面目に学びたいなら、フォニックスの基礎は絶対に学ばなければいけません。

フォニックスの基礎を知らない英語学習者は、50音表を知らない日本語学習者に等しいということです。
これは算数に例えるなら九九を暗記していない段階の小学生が頑張って方程式や2桁以上の掛け算を解こうとしているのと同じです。

想像するとかなり無謀なことですが、フォニックスを知らずに英語を学習している人はこれに似た難易度で英語を習得しようとしているということです。

3. 発音記号とフォニックス

ここまで発音が大事だと述べてきましたが、英語の発音と言われるとおそらくフォニックスよりも発音記号という名称の方が馴染みが深いと思います。

みなさんが義務教育の英語の授業で発音記号についてどれくらい勉強したかはわかりませんが、おそらく一度は授業中に触れられたはずです。

英語の辞書を引くと必ずその単語の読み方が記されています。その読み方を表すのが発音記号です。
発音が重視されない日本の英語教育ではあまりしっかりと取り扱わないので影は薄いかもしれません。

さてこの発音記号ですが

結論から述べるとフォニックスとは用途が違います。

フォニックス(phonics)が日本語でいう50音順の役割を持つのなら
発音記号(phonetic alphabet)は日本語でいう漢字にルビを振る役割を持ちます。

漢字には音読み訓読みがあるので、初めて見る熟語などは辞書を引いて読み方を調べたりしますよね?
それと同じ役割を持つのが英語の発音記号です。

実はネイティブでも知らない英単語を見たとき、ある程度の発音は予測できますが正確な発音はこの発音記号をみないとわかりません。

例えば日本人が知らない漢字を見た時に部首や冠から漢字のその読み方や意味が推測できるのはひらがな、カタカナ、漢字とたくさんの文字を覚える過程で身についた経験則の賜物です。
そしてその根幹はひらがなの50音順が始まりなはずです。
なので読み方を正確に知ることができる発音記号ももちろん覚えておいた方がいいのですが、

段階的には 
フォニックス習得→発音記号と学ぶことを推奨します。


4. フォニックスを推奨する理由

ここまでフォニックスや発音を重要視するのには理由があります。

私自身、英語を真面目に勉強し始めたのはオーストラリアに渡航してからでした。
まさに当初は覚えることが多すぎて何から手をつければいいのかわからない状態でした。
なのでネットに載っている英語の勉強法についての100以上の記事を読み漁って、理にかなってるなと思えた方法はすべて試しました。
その中で確かな効果があると感じれた勉強法には共通点があることに気がつきました。

それが 言語習得はまず音から学べ。 ということです。

記事毎に表現や書き方は違いましたが、このような意味の記載が必ずあったのです。

繰り返しますが、

人は自分自身が正しい発声できる言葉は聞けるし、読めるし、書き取れます。
逆に発音が正確にできない言葉は頭に定着しないので聞き取れないし、読めませんし、書けません。

これは確かなる事実です。

現在、私は英語の勉強法のひとつとして掲げられる「精読」という勉強法を英語初級者から中級者の日本人に教授しているのですが、それの基盤となっているのもやはり正しい英語の発音です。

スポーツに例えるなら、野球をするならバットとグローブにスパイクが、バスケットをするならそれに
適したシューズと服装に着替えますよね?

英語学習においてその必要装備にあたるものが英語の正しい発音方法です。

私が開講している塾ではまずこの発音を身につけることを最優先事項と置いています。


正しい発音が身についたうえで精読をすることで爆発的な英語力の向上が成果として現れるからです。


人数に制限は設けていますが、毎週無料体験講座を開講していて、その講座では今回のフォニックスについてのレッスンを行っています。
本稿で取り上げたフォニックスに関してのお話を3時間にまとめて解説していますので、英語学習に行き詰まりを感じている方はお気軽にお問い合わせください。

その際は英語についての様々な新発見をあなたに提供します。

お問い合わせはこちらから


またインターネットでも「フォニックス」と調べるとたくさんの情報が出てきますので、是非この機会に一度検索してみてください。


終わりに


いかがだったでしょうか?
みなさんが英語を勉強している理由というのは様々だと思います。

なんとなく読めるけど、自分では書けない。なんとなく聴けるけど喋れない。というのは本当の意味で英語力が身についているとは言い難いです。
話す、読む、聞く、書く。

これらは力は本来は平均的に身についていくものです。

それらすべてを支えるのは正しい発音の習得であり、フォニックスのルールを覚えることです。

世の中に溢れかえる数の様々な英語の勉強方法がありますが、どのような方法で英語を勉強しても
やはり基本にあるのはその言語の文字と発音の結びつき。

これは普遍の定義だと私は考えています。

この記事があなたの英語に対する考え方を変えるきっかけになれば幸いです。

では また別の記事で

記事を読んでいただき、ありがとうございました。 よかったらフォローしてくださると嬉しいです