上達速度を妨げているのは日本人の国民性!?自信を持って英語を話す3つの秘訣
こんにちは、今回は英語を話す際の精神面の作り方についてお話ししていこうと思います。
さてみなさんに少し考えてほしいのですが、「英語を使いこなしている人」というのはどのような人の事を指すのでしょうか?
海外で英語ネイティブと一緒に仕事している人。海外ドラマを字幕なしで楽しんでいる人。など、
おそらくパッと浮かぶイメージならこう言った人を思い浮かべたかもしれません。確かにこれができたら英語が楽しいでしょうし、日本人の誰もが羨む理想像の一つだと思います。
しかし、いま例として挙げた人だったり、一般的に日本人が想定する「英語を使いこなしている」という理想像は決まって凄まじくハードルが高いのです。
例えば先ほど挙げた英語ネイティブと一緒に仕事しても全く問題なくコミミュケーションが取れる英語力というのは、
サッカーで例えるならJリーガー選手と一緒に混じってサッカーできたり、日本代表に選ばれてもおかしくないくらいサッカーが上手い人です。
サッカーができる人というのは世界中に星の数ほどいますが、そのレベルにたどり着ける人というのはほんの一握りです。
ですが実際、そのレベルまで到達していない人=サッカーができない人
とはならないはずです。
それなのに私たち日本人は英語の事になるとなぜか目指すハードルがとんでもなく高いです。
サッカー始めるからにはプロにならないと「サッカーできる」とは言えないよなぁと言わんばかりにです。
完璧な発音、ミスのない文法、などとにかく日本人は完璧主義です。
人前で英語を使った時に少しでも変な発音をしたり、文法のおかしい文を発したりでもしたら格好の的です。
あの人の英語は変だ。その文法はおかしい。と自分の英語力を棚に上げて総攻撃を仕掛けるのです
そんな風潮から日本人同士ではお互いの英語を聞かれないよう勤めたりする英語学習者が一定数いると思います。
これは日本人特有の国民性だと私は思っています。この思想こそが日本がいつまでたっても英語が通じる国にならない所以なのかもしれません。
本稿ではこのような周りの評価を気にしがちな日本人的思考を払拭する「精神面の整え方」についてお話ししていこうと思います。
1. そもそもなぜ英語を使うのか?
さて、あなたが英語を使わなければならない機会というのはどのような時でしょうか?
これは任意で使う場所ではなく使わなければならない場合で考えてください。
ここではあなたが日本にいて、普段英語をあまり使わない場合で仮定してみましょう。
その生活の中で英語を使う状況は外国人観光客に道を尋ねられた時や、働いている店に日本語がわからないお客さんが来た時などでしょうか?
その際に求められる英語力とは決してネイティブのように流暢な受け答えではないと思います。
道を尋ねられたのなら、知ってる地名と方向の英語がわかれば通じるでしょう。
店のサービスや商品について聞かれたなら提供しているサービスや値段設定が理解してもらえればいいので、メニューやフリップなどを見せながら説明すればおおよそは通じます。
そこで発音とか正しい文法なんて考えながら話しているでしょうか?
おそらくしてないですよね?
伝えたいことが伝わればそれで良いはずです。
英語を使う上で知ってる知識をひけらかしたり、発音の良さを自慢することになんの意味もありません。
これは立場を逆転して考えればわかりやすいと思います。
日本で働いている外国人が頑張って日本語を使って私たちと会話する状況で相手の発音とか正しい文法をそこまでチェックしないですよね。
その相手が通訳士などでもない限り、求める日本語力は意思疎通できるレベルなら全く問題ないはずです。どれだけ発音や文法が間違っていても意味が汲み取れれば会話は成立するはずです。
英語とはコミニュケーションツールの一つです。
英語を使って日本人以外と意思疎通ができてるなら、あなたはすでに「英語ができる人」です。
2. 他の日本人なんて気にする必要はない
「世界の果てまで行ってQ」という番組を見たことはありますか?
そこで出演しているタレントの出川哲朗さんは番組内の海外ロケで度々英語を使って現地の方々とコミュニケーションを図っているのですが、自分の言いたいことはしっかり伝えることができています。
文法もグチャグチャ。というか知ってる単語を日本語の文法で並べて話していますし、発音もカタカナ英語です。
それでも出川さんは一切気にしていませんし、自信を持って英語を話します。故にロケに参加している誰よりも積極的です。
こういった姿勢は英語上達において大変素晴らしく、おそらく出川さんが一年くらい英語圏で生活したら、間違いなく凄まじいスピードで上達すると思います。
英語の上達の秘訣はとにかく使いまくることだからです。
しかし日本人の大半は未だこの実践経験より、知識ばっかりを重視します。
日本ではテストや資格では良い成績を残すために英語を勉強する人が多いので仕方ないとも言えますが、知識を蓄えても実践しないと本当の実力は身につきません。
そして知識のある英語読者は自分より英語知識が低い人に対して著名でマウントを取るのです。
こうやってお互いの英語力の粗探しに務め、お互いが英語を実践する機会を潰しあっています。
こうしていつまで経っても英語が通じない日本が今日もあるのです。
ですので英語力を高めたいなら周りを気にせず練習することです。話すことです。
日本人同士の足の引っ張り合いに付き合わないことが大事です。周りになにか言われても気にせず英語を使いましょう。
3. 話す際に意識すること
上記のように他人の目なんて気にせず英語を話すこと。恥ずかしがらず、自分の英語力に自信を持って英会話することが上達への1番の近道です。
知識をつける、すぐ試す。会話する。
これを繰り返すことが英語が上手くなる法則です。
その話す際に以下の3点を心がけてください。
• 発音は通じるならよし。
• 文法に慎重になりすぎない。
• ちゃんと聞き返すこと。
これを守っていれば、確実に英語力は身についていきます。
それぞれ解説してきます。
1. 発音は通じるならよし。
発音があまりにカタカナ発音だと、通じないし相手のいっていることも聞き取れないので、最低限通じる発音は身につける必要はあります。
通じる発音が身につけば、あとは気にせず話しまくることです。
実際、英語の発音というのはたくさんありますし、ネイティブでも国が違えば発音も変わります。
これは日本語の方言と同じです。方言の発音や、独特の言い回しをわからくても、標準語がわかれば意思疎通はできます。
通じる発音が身につけば、とにかく話しまくってください。数を重ねていくと徐々に英語らしい発音は身についていきます。
2. 文法に慎重になりすぎない。
会話の目的はテストや資格の解答とは違います。
正しい文法が瞬時に浮かぶのが最も良いのですが、会話において大事なのはテンポです。
話す、聞く。このテンポが大事なので自分の発言の際に毎回頭の中で正しい文法を作ってると反応が遅れます。
それよりも意思疎通ができれば良しとして、テンポ重視した方が会話は続くでしょう。
英語のテストと会話は別物です。
私たち日本人も会話が上手い人は国語のテストの点も良いとは言えないですよね。
深く考えすぎず、英語の会話を楽しむこと。それが最も大事です。
3. ちゃんと聞き返すこと。
日本人の思いやりの気持ちというか、相手に失礼のないように努める礼儀というのでしょうか。あまり何回も聞き返すことはしない人がすごく多いです。
英語で喋ると日本語より絶対に聞き逃しや言ってる意味がわからない言葉は増えます。にも関わらず、愛想笑いで誤魔化す人は非常に多い気がします。
むしろ日本語だとわからない時は普通に聞き返すのに、英語になると途端にそれをしなくなる人もいます。
意味がわからないと正しい返答ができませんので、むしろそこで愛想笑いする方が失礼です。
英語で会話する時ほど、わからなかったらきちんと聞き返しましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか?
オーストラリアに今いる人は普段から英語を使わざるを得ない機会が多いはずなので、とにかくその機会では積極的に会話を試みましょう。
日本にいる方はその機会を増やし、自分からガンガン行くことが大事です。
その際に周りに日本人の目は絶対に気にしないことです。外野にどう思われようと関係なんてありません。
チクチク指摘する人ほど、実際の英語力は大したことないです。
たとえその相手が英語の資格を持っていたとしても萎縮する必要も一切ありません。
テストと会話は別物です。
日本にいても海外にいても英語の実力をつけたいのであれば、実践あるのみです。
• 発音は通じるならよし。
• 文法に慎重になりすぎない。
• ちゃんと聞き返すこと。
この三つを頭にいれてたくさんたくさん会話をしましょう。
日本にいても海外にいてもやることは同じです。
国の違いは少しばかり英語を使わないといけない機会が海外の方が多いだけです。
あなたが世界のどこにいても積極的に英語を使い、恥ずかしがらず自信を持って英会話を試みること。
これがあなたに本当の実力をつける唯一の方法です。
では また別の記事で
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