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本の前書きを公開します!

現在販売中の本になりますが、既にご購入いただいた方々も多くいらっしゃいます。本当にありがとうございます!

そして出版社のアカウントで販売しているため、具体的にどなたに購入いただいたか分からないようになっております。。
販売終了したらちゃんとお礼させてください!!!

どんな内容なのか?については、目次がクラウドファンディングのページに記載されているので、ぜひご覧ください!


そして本日は、前書き+αをちょい見せで公開いたします!
本当に出版は文章書くのが大変だし、恥ずかしいし、、の連続でしたが、
ここまで来たら本当に多くの人に届けられればと思っております!


はじめに

副業といえば、あなたは何を思い浮かべるでしょうか。
会社が休みの日にこっそりアルバイトをしたり、フリマアプリで不用品を売ったり。ブログや YouTube などの発信で広告料が入ることもあります。株式投資やFXなどの資産運用も、副業の一種と言えるかもしれません。
いずれも、本業の合間を縫ってお金を稼ぐ、ということは共通しています。
 
本書のテーマは副業ですが、先に挙げた普通の副業とは、大きく異なる点があります。それは、目的がお金を稼ぐことではない、という点です。では、何のために行うのか。それは「やりがい」――いえ、私の場合は「生きがい」です。
 
申し遅れました、荒井昭則と申します。
特定非営利活動法人コンフロントワールドの代表理事を努めており、具体的にはアフリカのウガンダ共和国に貯水タンクを設置したり、タンザニア連合共和国に学校を建設したり、といった活動をしてきました。
サラリーマンは本業、NPOは副業という位置づけです。ただしNPO法人からは一切報酬を受け取っていません。
なぜお金にならないことを、副業として活動しているのか。それは、仕事の報酬はお金に限らないと考えるからです。実際、私は国際協力に携わることで、計り知れないほどの価値ある経験をしました。
 
近年、社会貢献への関心が高まりつつあります。SDGsやESGといった言葉も聞くようになりました。その一方で、収入や時間の面で難しさを感じて諦めてしまう人が多いようです。キャリアセミナーに登壇したり、キャリアの相談を受けたりする中で、私はそのように実感しています。「誰かのためになりたいけど、やり方が分からない。」という人が増えているのではないでしょうか。
そんな人に選択肢を広げてほしいとの思いから、本書を上梓しました。副業で社会貢献活動をしている私の半生を伝えることで、何か得るものがあれば幸いです。
 
そういう私も、10代の終わり頃まで国際協力に特別興味はなかったし、まして自分が関わるなんて思ってもいませんでした。そんな私がなぜ海外に飛び出て、NPO法人の代表を務めるまでにのめり込むようになったのか。本編では、きっかけとなった学生時代に感じた挫折についてのエピソードから始まります。前半はNPO法人を設立し活動を継続させていくところのリアルから、後半では副業で国際協力を行うことのメリットや国際協力を取り巻く環境などを述べたいと思います。
 
何かしたくてウズウズしている、でもどうすればいいか分からない。そんなあなたが行動を起こすきっかけになれば、著者としてこれほど嬉しいことはありません。
一人ひとりが”ちょっとだけ”でも社会課題解決に参加する社会へ。課題解決の民主化へ。
 
NPO法人コンフロントワールド
代表理事
荒井昭則

第1章 国際協力へ向かう旅

僕は発明で世界を変える! と思ったけれど

勉強では、世界を変えられない――。
大学で物理学の講義を聞きながら、そう思った。
 
小学生時代から、エジソンみたいな発明家になるのが夢だった。なぜって、

・・・


購入は今月末まで!



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