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誰でも岩合さんになれる、そう藍島ならね。〜猫島体験記〜(からの美味しいラーメン)

小倉旅の2日目は猫島として知られている藍島へ行ってきました!
昨年は日程が合わずで断念したので満を辞しての訪問です。どんな猫たちに出会えるのかわくわく。

その前に腹ごしらえとお昼を装備。

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起きてチェックアウトし、まずは小倉駅から一番近い資さんうどんへ。朝から肉ごぼ天うどん食べようか迷ったのですが、天ぷらの油で船酔いしやすくなるかもと鶏肉中心のかしわ汁うどんに。
そして藍島、お昼ご飯が食べられるお店が皆無らしいとのことだったので、お昼用にかしわおにぎりと山菜ジャンボいなりもテイクアウト。飲み物もあらかじめ買っておいたしこれで準備万端。

フェリーに乗って約45分。いざ猫だらけの藍島へ。

藍島までは小倉駅の近くの「小倉渡場」からフェリーが出ています。

時刻表も北九州市のHPから見ることができます。時期によって変わるので間違えないように。

運賃表はこちら。基本は大人片道¥600です。

運賃には条件によってペア割やファミリー割があり、今回私は友人と2人で行ったのでペア割が適用となり¥1,000で往復することができました。
混雑時は整理券配布となることもあるそうなので連休などは早めに行くのが吉でしょう。

さてさて、乗船して藍島へ。
馬島という釣り人が集まる島経由なのでそれっぽい人もたくさん乗船。
朝早かったので私は爆睡しているうちに藍島到着となりましたが、起きていた友人は船酔いしておりました。心配な方は酔い止めを飲んでおきましょう。(アネロンニスキャップがオススメ)

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この写真は帰りがけに藍島のフェリー乗り場から撮ったもの。
フェリー、そこそこ大きいです。

フェリーの中で観光アプリ発見。

フェリーの中のポスターで、『たびフォト in 北九州市(公式)』なるアプリを発見。

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キティちゃんが北九州しない27ヶ所を観光中。地図上のキティちゃんアイコンのある場所で写真を撮るとその場所限定のキティちゃんと写真を撮ることができるんです。
小倉北区ではミクスタやJR小倉駅はもちろん、藍島も含まれています。
藍島では地図を見る限りフェリー乗り場近辺と、千畳敷あたりが対象エリアのようです。

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私も港近くで試してみたのですが、GPSの測位が上手くいかなかったのか撮れず。猫とキティの猫だらけ写真撮りたかった…!
作例はInstagramにいくつかUPされていたのでこちらをご覧ください。
↓↓↓

また12月と3月にはスポット限定で期間限定キティが出没するとのこと。
詳しいスポットや日程についてはアプリのDLページの説明をご覧ください。

たびフォト in 北九州市(公式)

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藍島上陸!早速猫!猫!

船が藍島フェリー乗り場に着き、藍島上陸!
フェリー乗り場の待合所の周りに数匹すでにいました!わーい!って最初に見た2匹、即喧嘩おっ始めた。自由。さすが猫。

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最初に撮ったのがこの子。なんか鼻についているぞ。

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藍島は漁業の島なので漁船がいっぱい。

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ちょっと歩いたら道端に猫が落ちています。そんな道のど真ん中でデレちゃうの?大丈夫?車に引かれない?

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漁師さんが使うであろう、ロープで遊ぶ猫。そういえばお魚くわえたドラ猫的な子は見かけなかった。

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ちょっと歩くとまた発見。
ちなみに藍島の車、そのほとんどがナンバープレートがない。
理由が気になりすぎて歩いていた地元の人に聞いてみたところ、藍島には公道がないためだそう。つまり全部私道。この道は誰々さんところの道、みたいなのを皆が把握しているそうです。そしてガソリンスタンドもない。ガソリンを買ってくる方法は携行缶で漁船に積んでくるとかって言っていた気がする。ちゃんと覚えていないので不正確かもしれません。

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さっきの子を寄りで。もっふ。もっふ。

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別のキジトラ白。またゆるーい感じ。さっきのごろんの子もそうだけどこんなところで佇む子信じられない。警戒心が本当になくて、君は猫なの?と言いたくなる。マイペース過ぎると同時に猫にとって島がどれだけ安全で、皆でそれを守っているのであろうということが伝わってくる。

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てくてく。

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猫階段。

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この上は餌やりポイント。藍島トンネルの手前にあります。基本的にはここで餌をあげましょう。お皿が用意されていたかの記憶は定かじゃないのでなかった時のために紙皿か何かを持って行って、猫が食べ終わったらきちんと持ち帰るのが衛生的にもベストだと思います。

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道端でこんなことしてる。自由。

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耳が痒くなったら書いちゃう。道端で自由すぎるのにも慣れてきた。

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猫が複数匹同時に現れる場面も。

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悪そうな2匹。

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泥棒フェイスと影武者やんけ。

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でもね、この泥棒フェイスちゃんピンで正面で見ると可愛い顔してるんですよ。

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情けないおじさん顔。でもこの子若い気がする。メスだったらマジでごめん。

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休みだけれど開放されていた藍島小学校の敷地内にて。くっついてくる子がいるなーと思ったら急に香箱組んでリラックスし始めた。
この子はもう顔からしてメスってわかる。人間だったら「モテるでしょ?」って言われるタイプの小悪魔系フェイス。同じキジトラ白でも様々。

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敷地内を回る間、ずっと付いてきてくれていた。
付いてきてくれていたと書いたが、本猫的には自分の縄張りを監視していただけかもしれない。

誰でも岩合光昭さん気分になれる。

しかしここの猫たち、警戒心がない上に構え構えと甘えてくるこの多いこと多いこと。動物ホイホイ2人組で行ったのでそのせいもあるかもしれないけれど、猫ではなく猫の亜種なのでは?と思うくらい他の場所の地域猫の類とは気質が全然違う。
最初餌目当てなのか?と思いきやそんなこともない。ひたすら甘えん坊だらけなのだ。

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別の子撮ってたら「触れ!」と寄ってくる。
とりあえず空いている方の手でなでなで。

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カメラいじっててもしっかり寄り添う。

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ちょっと止まるとくっつく。こんなに人間大好きな猫がわんさかいる経験は初めてで正直驚きました。

もう少し歩くと…

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猫溜まりを発見。

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珍しい長毛ちゃんも発見。

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しゃがんでみたら猫に囲まれた!こういうの岩合光昭さんの某番組でみたことあるぞ!

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いえーい!全員可愛い!いい子!しかし猫たちめっちゃくつろいでるな。

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レンズを変えるところをガン見される。残念ながらそれは餌でもおもちゃでもない。

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寄り添われたのでよしよしと撫でる。

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この子はその後私のトレンチコートにくしゃみを思いっきりぶちまけていた。
この島で徹底的に猫といちゃつくなら地べたに座ることにもなるし、アウターはお家で洗濯できるものがベターである。(でも洗えるトレンチでしっかりしてるのって見かけないよね)

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ここにいたのは全部で7匹。全員は入らなかったくらいたくさん。
それでも通りかかった人曰く少ないそうで、多いと10匹を超える子たちがここにたまっているそうです。

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近くの海が見えそうなところまで移動しようとしたらついてきた。
左の黒ちゃんは最後までついてきた一番の甘えん坊。

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「さんしょうがえら」という海辺の方へ。海が青い。向こうに見えるのは確か本州。

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写真を撮っていたらさっきの黒ちゃんも上に上がってきた。
友人が良い1枚を押さえてくれていました。この子は初対面とは思えないくらい仲良し感を出してきて、帰宅途中に現れてはよく一緒におうちに帰っていた小学生時代の飼い猫を思い出しました。

写りたがりのフォトジェニックおキャット様もいた

撮影していたら撮れと言わんばかりに寄ってきた、写りたがりキャットもいました。

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ハイビスカスを見つけて綺麗だなと撮影していたところ……

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ぴょん!と門構えのところに登って写り込みに来た!
確かに白黒猫とグリーン、そしてハイビスカスの赤は映える。絶妙。

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角度を変えて。奥のタイルもいい感じ。

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この子は別のカットも撮っているのですが、そこら辺で佇んでいても絵になる顔をするなぁ、と改めて写真をチェックして思いました。

千畳敷の方へ。

岩合さんごっこからフォトジェニックおキャット様、そしてここから数枚の写真は大泊港周辺で撮影。

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こちらも漁船がいっぱい。

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舌、出てますよ?

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なぜかSony Music Entertainmentのコンテナみたいなやつ。

さてさてここから足を伸ばして千畳敷に行ってみます。
藍島トンネル手前から先ほどとは違う道を行くのですが、千畳敷までの道、そんなに猫は多くなかったです。

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何かを掘る。

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帰り道ではぐでっとしていました。

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寄瀬浦港との分かれ道付近に黒い影。
寄瀬浦港も猫が多いとネットでは出ていましたが、私が行った時は1匹しかいなかった記憶。(撮ってなかった)

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この子は珍しい長毛さんその2。

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不機嫌。この子は程よく不機嫌で触られるとあまりいい反応をせずで、いわゆる猫っぽかったです。

しばらく歩くと千畳敷に到着。

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ここも海が青い。左の向こうに見えるのは貝島という、古墳がある島だそうです。

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広角で撮影。畳っぽいのはきっと右端の部分でしょう。
しかし海も空も綺麗。頑張って歩いてきてよかった。

港の近く〜わいわいビーチ周辺。

お昼を食べる場所探しなどもあり一旦港の近くへ。

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フェリー乗り場の待合所の外で爆睡。

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待合所の中でも爆睡。スヤァ。

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こっちは入り口でスヤァ。
この2枚は起こしちゃいけないと建物の外からガラス越しに撮影。望遠便利。

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その後歩いていると、自由すぎるやつが、いた。

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ごろんごろん。この子まじで可愛すぎてだめだ。個人的に一番連れて帰りたかった子。男は私をダメにしてくれる人が好きだが、猫はこれくらいダメな方が可愛い。

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ぐてんぐでんに溶けています。

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お顔、ゆるんゆるんですよー!口元緩んでますよー!よだれが垂れそうな顔して寝ている。道端なのに。

そしてわいわいビーチの方へ。

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なんか地層みたいなのが見える。そういえば藍島ってどうやってできたんだろう。

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実はさっきのぐてんぐでんちゃんの近くにいた黒ちゃん。さんしょうがえらのことは別。歩いていたら付いてきて、撫でたりしていたら香箱くみ出した。
黒猫は付いてきたがりの習性でもあるのか。

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海の方へ。海の青とツヤツヤの黒い毛並み、映える。

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枯れ草も映える。ずっと思っていたけれど毛並みいいなここの子達は。

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わいわいビーチを撮影。また友人がいつの間にか撮ってくれていた。

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海、いい青色だなぁ。
工場らしきものが見えるので対岸は北九州工業地域かと思いきや、ここからの景色も本州らしい。

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フェリーの時間が近づいてきたので乗り場周辺に戻ると、猫溜まり発生。ひなたが好きだったり、日陰が好きだったりそれぞれ。

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君はなんでそんなところにそんなハマり方で寝ているのかね?

人が増えてきて撮影も難しくなったところでフェリー乗船が可能になったので、乗り込んで小倉駅側へ。酔い防止とたくさん歩いて疲れたのもあり寝て帰りました。

藍島に行く際の注意点

1. トイレ問題が大変。フェリー乗り場以外で見つけられず。

藍島、トイレがフェリー乗り場以外でマジで見つけられませんでした。島内で遠くに行くなら水の飲みすぎは注意です。
フェリー乗り場から一番遠いであろう名所の千畳敷、ひたすら歩くとしても徒歩40分、なんだかんだ途中で猫に出会って撮影したりしちゃうことを加味すると1時間くらいはかかります。つまり往復だと2時間くらい。遠くまで歩くならその時間を計算して水分補給してください。

2. 定食屋などはないのでお昼ご飯は持参。コンビニも当然ない。

藍島、民宿は何軒かあるようですが定食屋や飲食店は皆無。コンビニもありません。朝一で藍島に行き昼過ぎのフェリーで小倉に戻ればこの問題は解決しますが、時期によっては時間が半端だったり、そもそもじっくり滞在するなら夕方くらいのフェリーになってしまう。お昼を藍島にいる間に取るつもりであれば持参する必要があります。
ゴミを捨てられる場所はフェリー乗り場一カ所。途中で食べてもゴミを持ち歩きやすいおにぎりやサンドイッチがオススメです。
そうそう、コンビニがないのでお昼ご飯だけではなく万が一引っ掻かれた時用にバンドエイドなども持参しておいた方が良いでしょう。

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私は一度トイレも兼ねてフェリー乗り場に戻ってきたタイミングで昼食を取りました。しかしこのフェリー乗り場が曲者。書いた通り当然猫もたくさんいるのですがまぁ盗み食いチャレンジを図る子達が寄ってくる。リュックに寄っかかってデレているこの子、かしわおにぎりのパックにジャンプして飛びかかってきましたからね。さすがに実家時代の飼い猫の盗み食いチャレンジを叱るかのごとく叱りました……。
結局フェリー乗り場周りでは盗み食いチャレンジキャッツ4匹くらいに囲まれてしまったので、落ち着いて食べることができず。結局港の近くで腰をおろすことができ、なおかつ猫がいないところを上手く見つけて食べるしかなかったです。

3. 餌は持参してもOK。でも餌がなくてもデレてくるのでぶっちゃけ必要ない。

藍島は餌の持参OKとのこと。ただし食べきれなかった餌をそのままにしない、餌やりスポットであげるなど街を汚さないためのルールは多少ありますので持参する場合は各自調べてください。
しかしここの猫たち、餌なんかなくてもデレデレしてくるのでぶっちゃけちゅーるとか必要ないです。餌より撫でろ!という子の多いこと。舌が肥えている子に至っては好きじゃない餌はスルーする始末(そういうところ好き)。人も住んでいる島ですし、餌不足を心配して持っていく必要はなさそうです。

小倉に戻りラーメン!

小倉に戻り、少々買い物をした後は楽しみにしていた博多らーめん Shin-Shinのラーメン!
TVで見て気になっていたんです、ここ。

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ラーメンとビールとサイドがセットになっているものがあったのでそちらをオーダー。
ラーメンは煮卵入りラーメン。豚骨のまろやかさとしっかりした味、そしてクセの具合がちょうどいい。とんこつラーメンってクセありすぎたら食べづらいし、なかったらつまらないと個人的には感じるんです。はー書きながらまた食べたいって今思ってますよ。

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サイドは焼き飯か餃子を選べるので、餃子を選択。餃子も美味しかった……!疲れてたからとかじゃなくて、ちゃんと味が美味しい。うまい表現方法が見つからないですが、とにかくバランスが良かったです。

そんな博多らーめん Shin-Shin、アプリがあります。

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メニューや営業カレンダー、各店情報はもちろん、ラーメンの通販もこちらからできちゃいます。私あまりお取り寄せしない人なのですが買おうか正直悩む……本当に美味しいんだもん……!都内に出店早よ……!

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そしてアプリをDLするなら特典がなきゃ!ということで初回DL特典がついております。スタンプカード機能もあり、10個たまるとラーメン1杯サービスだそうです。近くにお店がある人が羨ましい!

博多らーめん Shin-Shin

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しっかり食べて、名残惜しいながらも北九州空港へバスで行き、帰宅のため東京へ。
スターフライヤーも1日目で書いた楽天トラベルアプリからWalletにチケットを入れておいたもので荷物を預けたり搭乗できたのでめっちゃ楽でした。

今回もサッカーを見つつ小倉の面白いところや美味しいところ、また発見できて本当に満足度が高かったです。

おまけ

Instagramにnoteの本記事とは別の写真も掲載していますのでよかったらご覧ください。


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