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2018年のふりかえり (仕事編)

facebook 2018.12.23 より転載)

ちょっと早いけど、仕事も納めちゃったし、リフレッシュもしちゃったし、忘年会無いし(たぶん)、今年のふりかえりとか。[仕事編]

年明け早々に、多摩大学大学院の授業「イノベーションのためのデザイン思考」(紺野登 教授)の演習の一部を担当。MBAのビジネスパーソンに、2時間で”Critical Design”を体験してもらうという自分史上最高難度のワークショップだったけどなんとか成功。
仕掛けを入念にすれば、デザイナーじゃなくてもクリエイティブ・ジャンプが起こせるということを実践してしまい、自分の首を絞めたかも、と焦った思い出。
http://tgs.tama.ac.jp/course-curriculum/mba/class/#title_1

4月にゼミ卒業生が、病院にデザイナーとして就職した(研修後にちゃんとデザイナーの名刺をもらってた)。いろいろご縁があったとはいえ、快挙すぎてもうこれだけで1年の振り返りは終わってもいいくらい。その後、打合せや共同研究で顔を合わせるけど、元気に働いてる様子なので相性もよかったのかな、と。医療職に囲まれた中でたいへんだと思うけど、やがて次の時代のデザインを担うのはこういう若者だと思う。
http://www.kitaharahosp.com/group/(就職先)

4月にサービスデザインの学生サークルを作った。
プロダクト、グラフィック、環境、統合、いろんな学科の学生が参加してくれて、UIデザインのワークショップや企業訪問とかできて楽しかった。学科や授業の枠を外してみたら、いろいろできることがわかった。
一方で、美大生は企画・運営が苦手(できない)なのもわかって、これは来年以降の課題。
https://twitter.com/tau_sd/status/989041628659765248?s=21

前期の3年ゼミでやった「AIとデザイン」の課題はおもしろかったなー。新しいテーマは、やりながら軌道修正したり先が見えなかったりだけど、やっぱり楽しい。(DeNAさんとのコラボ)
https://design.dena.com/ux/tamabi_ai_ux_first/

秋になって、相次いでMBAのみなさんの「デザイン」の勉強会に参加。関西学院大学経営戦略研究科の森研究室、青山学院大学国際マネジメント研究科の黒岩研究室の勉強会での、「サービスデザイン」や「意味のイノベーション」の文献購読と議論は学びが多かった。そして経営学クラスタのみなさんが「デザイン」に本格的に興味を持ってきた感じも。
https://amzn.to/2EH7X9k

グッドデザイン賞受賞した。現在も進行中のKNIさんのプロジェクトに共同研究のご縁で大学として名前を連ねさせていただいた。申請にあたって関係者でディスカッションし、ビジネスモデルでエントリーすることにしたのだけれど、医療機関が受賞するっていうのは画期的だった(しかも初の申請)。
http://www.g-mark.org/award/describe/48199

日本版の「デザイニング・ボイスユーザーインターフェース」に特別寄稿の原稿を書いた。「経験知」の言語化は苦手なので川本さんのサポートあってこそ。むかしのロボット研究で蓄積したインタラクションデザインの知見が、この時代になって役立ちそう。
「サービスから考えるVUIのデザイン」吉橋昭夫氏・川本大功
https://robotstart.info/…/designing-voice-user-interfaces-b…

そして12月に入って、
単に聴衆として参加しただけだけど、なんと言ってもDesignship! すばらしいイベントでした。楽しかった!
https://design-ship.jp

UI Crunch 特別編の「デザインと経営を繋ぐ『デザイン経営』宣言」もとても濃かった。
https://ui-crunch.connpass.com/event/107350/

最後は、先日の「医療×デザイン」のサービスデザインワークショップ。Colonb‘sのみなさんと多摩美のグラフィック,情報デザインの学生、東海大学富田研の学生さんとの異分野コラボは、DeNAさんのサポートと小原さんの見事なファシリテーションで盛り上がった。
デザイナーだけで集まるよりも刺激があってよい。そして医大生は理詰めとみえて実はかなり思考が柔軟なことに気づいたり。
https://colonbs.com/2018/12/16/ws_dena/

思い出したらまた書くかもしれないけどこのへんで。
来年の話は来年になってから。

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