温故知新、いまさらのiPod Hi-Fiです。知っている人には懐かしい、知らない人には、まあちょっと読んでいってくださいな。

ホームスピーカーを再定義

ジョブスが、Appleがスピーカーを再定義したと言ったのはこれが最初だと思います。発売当時は高くて（今思えばHomePodと変わらない価格なのでそうでもなかったのですが、感覚的に当時の私には高いと感じたのですね）なかなか手が出ませんでいた。

でもそうこう言っているうちに一年も持たずディスコン。なんと悲しい。それ以来しばらく純正スピーカーって出てこなかったのですが、HomePodで復活しました。でもそのHomePodもなかなか売れなくて、やばい雰囲気でしたが、噂が出ている間に何度かあちこちでうまく値下げセールがあったりして、私も一台その過程でGetしました。そうこう言ってたらminiが出ていい感じで売れて、その人気を受けて第２世代まで出たのですから大したものです。

探し続けて幾年月…

話を戻しましょう。このiPod Hi-Fi、手に入れそびれて何度かヤフオク、ハードオフ、メルカリなどを見てトライはしてきたのですがなかなかいいものがなく、どんどん年数が経過（年数が若い間は中古の割に割高、年数が経つと程度のいいものが減ってきて…という悪循環）。でもどーしてもどーしても忘れられなくて、久しぶりにネットを回っていたら比較的状態の良いものがiPod nanoとセットで出ていたのを運よくおとせました。

では状態をチェックして見ましょう。

全体的な白さは年数からすると悪くはないです。もっと真っ黄っ黄なやつを見かけますから。それとケーブルやアダプタもちゃんとしているので大変助かります。

スピーカー正面はグリルガードを外せます。トップの写真のように外した方が格好良いのですが、埃が入るので普段はしっかりガードをつけておきます(^^;;

Apple Remoteの紐付けは大事

iPod Hi-Fi付属のリモコン Apple REmoteは古い世代のApple TVにも付属していたものと同じで、Apple TVの横で使うと反応してしまいます。逆もまた然り。ということで、付属リモコンをこの子専用にペアリングさせておく必要があります。

これに関しては気づく前にネットで情報収集していたら書いてくれている人がいたので速攻で設定しました。

ちなみに家にはおなじRemoteが何個かあったので見た目（白さ）の程度のいいやつにあとで入れ替えようと思ってます。

さて、ではどんな音がするのか聴いて見ましょう。

iPod Classic 160GBに128で落としたAerosmithをプレイ。普段聴いているBeats Pill±は重低音寄りのズンドコ系で仕事の時にかけているとちょっとうるさい感じがしていました。

iPod Hi-Fiの音はそれと比べると何だか上品。HomePod寄りです。HomePodも重低音響かせてくれますが、それよりは軽め。

外観から受ける印象では、その真正面から受け止めて音を体に浴びるべし、のような感じがしますが、この子は意外と空間オーディオしています。そう、まさにホームスピーカーの音だと思いました。

これはいいです。少し音を絞って在宅勤務の時に後ろで音楽をかけて聴くには実にいい。圧が少なくて邪魔にならない。

まあ音に関しては私の感性、感想ですからプロな人にはそんなんじゃないだろう、と突っ込まれるかもしれませんが、あくまでも個人の感想ということで。

おすすめ度：★★（中古でしか入手できないし、年数も相当経過しているので）