Tungsten Tの後で…

Tungsten Tのバッテリーが復活していないままにさらにPalmを探し続けていました。

PEG-TH55

あれほどSONYはダメと言っていましたが一つの頂点と言われたTH55を入手。手書き機能、マルチメディア、カメラ、全部を押し込んだ逸品です。いじればいじるほどPC連携不要で独立して使えるのはいいのですが、Palmの原点から遠ざかります。

Palm OSを使ってますがPalmではないですね。目指したのはSONY版Zaurusではないでしょうか。でも使った感じZaurus MI-610/310/C1あたりの方が出来が良いと今の老眼の私には少し使いにくい。手書きメモよりはマルチメディアプレーヤー的なところで活用してみたいと思います。

原点回帰

Palm Ⅲc

ということで少し原点に戻ろうと思ったところで出会ったのは初期のカラー機 Palm Ⅲc。こちらはケーブルもクレードルもカバーもなく、動作確認もままならないのですが手にできたのが嬉しい。でも今のところオブジェです。

Palm Tungsten E2

これでやめようと思いつつ、ZaurusやApple Newtonなどを探していたのですが、あまり良いものに出会えず（Linux Zaurusあたりはまだあるのですが食指動かず）諦めていたのですが、Tungsten E2の美品を見つけました。少し意地になって競り落としました。TXとほぼ同時期に出た最後期のマシンですが、TXより少し小さく、金属ボディですが軽いです。

m515、TXとE2の３つは現役で使っていけそうなので母艦環境をどうするか考えようと思います。なお、母艦環境については色々苦労、紆余曲折していて、別途書くつもりです。

SONY Clie

SONY Clieは云々と言いつつ、色々と目移りして、美品のTH55を入手したと書きましたが、これに気をよくして、懲りずにトライ、昔所有していたNX73Vを探していたのですが、カメラの画素数違いの上位機　NX80V（備品なし、本体のみ）を見つけました。

PEG-NX80V

NX80Vについては当時130万画素のカメラに憧れていたものの手が出ず諦めていたので、動いたらラッキー、と思いジャンクを競り落としました。

ボディはいい感じでケーブルを繋いで少し動作したのですが、やはりTungsten T同様こちらもバッテリーが上がってしまっていてダメです。

バッテリー問題

じゃあバッテリー交換しようか、と思いまずは情報収集。Tngsten Tは動画もバッテリーも見つかったのでトライしましたが、分解でかなり苦労し、開腹したところで中身の配置が微妙に動画と異なっているわ、バッテリーが頑丈に貼り付けられているわで、開腹したままお手上げとなりました。

しばらく放置していたのですが、ふと思い出しました。そうか、iPhoneのバッテリー交換動画で見たようにバッテリーの背中からアイロンとかで温めて糊を柔らかくしたら剥がせるのではないか！と思いつきました。

再度トライしたところバッテリーパックがうまく剥がれて見事復活！超嬉しいです。

これでとりあえず使えそうなマシンはm515, TX, E2, T, TH55の５台になりました。なお、日本語化と母艦とのシンクロがしっかりできることを確認できるまでは「使えそう」という表現にしておきます（汗）

一方NX80VはNRシリーズの動画を見つけてバラしましたが、基盤の配置が変わっていて、蓋を開けただけではバッテリーを触ることができない構造になっていて、ちょっとドン引きしたので、バッテリーも買うのをやめました。ちょっと厳しそう。

Visor Delux Orange

Tungsten T復活後、しまい込んでいたVisor Delux Orange 日本語版と英語版の双子の２台を取り出してきて、動作確認したところ電池を入れたら動くのですがしばらく放置すると動かなくなるのです。なんだか動作不安定でダメっぽい。電池が良くないかなと思って単四も新品用意してテストしたのにダメでした。EyeModule2もバッチリ動くのに残念です。

もっと程度の良い出物を気長に探します。Palm道はまだまだ続きそうです。
To Be Continued….