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【Zaurus】MI-C1からもう一度


Zaurusって?

昔々、パソコン通信華やかなりしころ、モデムケーブルで電話と繋いでNiftyの会議室に入ることができる、とっても便利な電子手帳がありました。

1995-6年ごろに出逢った私はPI-7000あたりを使っていました。
表計算、手書きメモ、スケジュール、電話帳、To Do、データベース機能などを備えており、とても便利でした。

ちょうどWindows 95、98が盛り上がってきた頃でモバイルとPC連携でできることがとても面白くずいぶん遊んだことを覚えています。

詳しくはWikipediaをご参照ください↓

特徴=手書きにつきます!

シャープさんの電子メモ帳はいまでも売っていますが、特徴はやはり手書き認識です。その精度は20年前から完成されています。AppleのNewtonで採用されているのが同じ技術なのか、製造を頼まれたのか、何かそんな話をどこかで聞いたことがありますが、PalmのGraffittiのようなことを覚える必要はなく、本当に手書き認識でサクサク書くことができます。

その他のZaurus

その後カラー液晶を備えたMI-10という巨大なカラーザウルスでOSを変更し、MI -610/506というパワーザウルス、MI-310カラーポケット、白黒でiGettiとかいくつか他の廉価版が次々と発売されましたが、今回ご紹介するMI-C1で横型の一つの完成形を見ます。

やがて縦型とプチプチキーボードを備えたMI-E1、E21、E25DCの後、Linux系にOSを切り替えSL ~C760、C1000、C3000、C3200で終焉を迎えます。

SLシリーズはWebが残っています↓

当時はMI-E1以降はZaurusを買っておらず、私の主なターゲットはPalm、Clie、iPodに流れていくんですね。

MI-C1

今回手に入れたのは以前手放したMI-C1と同じシルバーでほぼ新品。20年近く経過しているのに奇跡の新品です。PC連携キットやクレードル、カメラ、マイクなどオプションは一切ないので当面はCFカードを入手して、アプリ環境を整備していきます。

今回入手したMI-C1、美しいです。
ずいぶん前に使っていて、手放したことを後悔していましたが、
再び手にして懐かしさが込み上げてきました。
見た目よりも軽いんです。
反射型の液晶なので見づらいかもしれませんが、眩しさがなくて
これはこれでありですね!

SharpのWebサイトはクローズされていますが、いくつかのサイトはまだアップデートのデータがダウンロードできるので、助かります。WebサイトはテキストエンコーディングをEUCにしないと文字化けで読めなかったので、もし見る方がいらっしゃるならご注意ください。

パソコン連携・同期はXP環境がないのでしばらくお預け

PC連携はどこまで必要か微妙ですが、動作環境的にはWindowsXPが必要なので、どうしようかな〜、と。

PalmはWindows11でPalm系のデバイスは繋げられました。
SONY Clie系はまだうまくいってません。
さてこのZaurusの母艦はどうしたものかな?家には仮想環境の11以外におWindows機はなく、いろいろ調べました。

どうやらパーツを揃えればいまでも新規でWindowsXPを作ることはできそうなので自作PCにするか、中古のノートPCをヤフオクなどで探すか、になりそうです。
Zaurusの各種オプションや他機種を探しながら検討していこうと思います。XP環境の構築からもしかしたらレポートすることになるかも(^^;;

PowerPIMM

カラー系Zaurusと並行して昔使っていたSharp製ソフトにPowerPIMMというのがあります。スケジュール管理が横スクロールでUIが特徴的で、PC連携先としてOutlookではなくこちらを使っていました。

捨てずに置いていたと思っていたDISCがどうにも見つからず、ショックを受けています。勢い余って断捨離しちゃったかな〜

Lotus Notes PersonalとかOrganizerなんて懐かしいアプリも使っていたなぁと次々過去の環境を思い出しました。

今後のターゲット

基本的にはカラー機にしか興味がなく、C1以外では610、310、E1シリーズを物色中。軍資金に余裕が出たらC3000を狙っています。進展があればまた報告したいと思います。

おすすめ度:⭐️(完全に個人的な趣味の世界)

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