仕事で使うChatGPT #02 - 学習期間外の情報も扱える
ChatGPTに新しい情報を聞くと、「私の最後の学習データは2022年1月までのものです。それ以降のデータについては持っていません。」と言われることがあります。
新しい情報を調べたり、書いたりするときにChatGPTが使えないかというと、そうではありません。こちらから情報を与えてあげればよいのです!
私は仕事柄最新の技術情報について調査・執筆することがあり、ChatGPTが対象を学習していないこともままあります。たとえば、最近では、ビットコインのOrdinalsについて記事を書きましたが、ChatGPTはOrdinalsについて学習していません。
こんな感じでChatGPTと話し始めます。
どんどん情報を与えていきましょう。Ordinalsの公式文書を貼って、私もChatGPTもOrdinalsについての知識を深めていきます。
どんどん関連文書を貼り付けていきます。ChatGPTと一緒に読み込んでいきます。変な訳などがあったら指摘しましょう。のちのち文章を書くときの修正の手間が減ります。
理解できない部分があったら質問してみるといいです。このやりとりしながら記事を書くことについては、また後日一つの記事として書きたいです。
注意しなければいけないのは、ChatGPTの回答は必ずしも正しいとは限らないことです。ファクトチェックは欠かせません。詳しくは「仕事で使うChatGPT #01 - ChatGPTは嘘をつく」をどうぞ。
こんな感じで、必要な情報を与えれば学習期間外の情報も扱えるようになります。重要なのは、自分で情報を読むときと同じで、できれば一次情報を与えること、一次情報以外は信頼できる(できそうな)ソースの情報を与えることです。
みなさんのお役に立ったらうれしいです!
ほかにも仕事で使えるChatGPTテクニックについて書いているので、よかったらどうぞ:
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