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仕事で使うChatGPT #01 - ChatGPTは嘘をつく

先日「仕事で使うChatGPT」ってシリーズをはじめたいと投稿しました。というのも、今年に入って仕事でChatGPTを使うようになり、効果にとても満足しているからです。

第一回は、雑談的ですが役にも立つおもしろトピックでいこうかなと思います。

いきなりですが、ChatGPTは嘘をつきます。100%信頼してはいけません。でも、仕事に使えないわけではないのでお付き合いください。

最近つかれた嘘をふたつほど。一つ目は、「確定申告で青色申告をすると控除額が最大650万円になる」・・・・・・・・ゼロ一個多いやん!とすかさず突っ込んでしまいました。

もう一つは、吉本ばななさんが著書『「違うこと」をしないこと』の中で高城剛さんに言及していたので、ChatGPTに二人にはつながりがあるのか聞いてみたところ、「高城剛(Takagi Go)と吉本ばなな(Banana Yoshimoto)は、一時期結婚していた関係にあります。(略)」というから、「結婚していたという話は初耳です。」といったら「申し訳ございません、私の回答は間違いでした。正確な情報として、吉本ばななさんと高城剛さんは結婚していたわけではありません。お知らせいただいた通り、二人の間に結婚の事実は存在しません。」・・・ええ!? 😅

こんなこともあるので、ChatGPTの言うことを鵜呑みにするのは危険で、事実確認や、本当か疑う姿勢は必須です。自分でチェックしつつ、ChatGPTに「〜〜に関する論文のタイトルや根拠となる学説をいくつか挙げてください。」と聞いてみるのもよいでしょう。ちなみに存在しない論文を挙げることもあるとか。

ChatGPTに関する議論の中で、「自分に専門性のある分野でのみ使用した方がいい」という意見を耳にしましたが、そこまで厳しくなくても、ある程度理解している分野で使い始めるのが無難です。

ChatGPTが嘘をつくとはいえ、現実世界で友人や知人に意見を聞いても間違っていることはありますよね。なのでそのくらいの感覚で気軽に仕事のアシスタント的にChatGPTと付き合っていくのがよいでしょう。

以上、仕事で使うChatGPTの第一回目でした!

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