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ゲームミュージックという心の栄養

週末にちょっともやっとすることがあって、久しぶりにSquareのゲームミュージックを聞き始めました。YouTubeにSquare Enixのチャンネルがあるんですね。

いやー、いい、鳥肌が立ちます。私はFFと共に育ちました。高校生の時は、新作をプレーするためにお腹が痛いと言って学校を早退して、徹夜でプレーして、大学受験の前にも新作が出てプレーして・・・よく母が許したと思います。

ゲームが好きで好きでゲームが作れると思って入った工学部計算機学科ではHello Worldと黒い画面に表示されたことに愕然として、でも周りにはたくさんゲーム好きがいて楽しかったなあ。その大学で勉強した行列計算は、のちのち、メディアアート作品をゲームフレームワークを使って作るときに回転演算を理解するときに役立ったなんてことも。

ただ、20代に入ると、恋愛、為替などのマネーゲーム、インターネットをはじめとするビジネスなどなど、自分の生きる現実世界と人生がおもしろくなって、いつの間にかゲームをしなくなってしまいました。

博士課程に戻って、離婚して、オーストリアに留学して、インドで過ごした冬休みに久しぶりにSQ Chipsというアルバムを聞きました。インドで聞いたのもあるかもしれません、ふと、私のお葬式にはSQ Chipsの曲をかけて、「変なおばあちゃんだったね」と家族や友人に笑いながら送り出してほしいなと思ったのを覚えています。

ゲームミュージックを聞くたびに、自分の奥底に眠っているゲームへの愛着を感じます。今は子供とマインクラフトをプレーするくらいですが、当時のゲームたち、いい思い出をありがとう。

私にとって、ゲームミュージックは他のどんなジャンルの音楽よりも気分を上げてくれます。そして心の栄養です。

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