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#1季の美(KI NO BI)

どうもこんばんは、あきです。今回からはジンのレビューの方をしていこうと思います。今回は日本のクラフトジンのパイオニア的存在の京都蒸留所発「季の美 京都ドライジン」を紹介しようと思います。


1.季の美について

「季の美 京都ドライジン」は2016年、日本で初めてリリースされたジン専門の蒸留所、京都蒸留所(Kyotodistillery)より発売されました。

  • 「季の美 京都ドライジン」

  • 原産国 日本(京都)

  • アルコール度数 45度

  • 内容量 700ml

  • ベーススピリッツ ライススピリッツ(米)

  • ボタニカル ジュニパーベリー、オリス、檜、柚子、レモン、緑茶(玉露)、生姜、赤しそ、笹の葉、山椒の実、木の芽

と以上のようになってますが、最大の特徴が、お米を原料としたライススピリッツを使用しているということと、緑茶、柚子、生姜、赤しそ、山椒など、日本由来のボタニカルとジュニパーベリーの組み合わせがなんとも斬新なジンであり、日本におけるクラフトジンのパイオニア、火付け役と言ってもいいかと思います。正直、私も日本のジンで1本オススメはと聞かれたら、間違いなくこの「季の美」を勧めると思います。

2.季の美の歴史

デービッド・クロール氏、角田紀子・クロール氏、マーチン・ミラー氏の3名が立ち上げた京都蒸留所(当時は株式会社Number One Drinksと言ったそうです)
 なぜ京都かというと、水が良いということで伏見の名水をはじめ、殆どのボタニカルを京都産にしたというこだわりよう。そして、11種類のボタニカルを6つに分けて蒸留して浸漬(マセレーション)するという手が込んでるいうえにこだわりの仕様のジンなのです。和の素材と手間暇をかけた蒸留とMADE IN JAPAN from KYOTOといった並々ならぬこだわりが伝わってきます。

通常、ジンは全てのボタニカルをまとめて蒸溜しますが、「季の美」の製法は非常に独特です。11種のボタニカルを特性に応じて「ベース(礎)」、「シトラス(柑)」、「ティー(茶)」、「スパイス(辛)」、「フルーティ&フローラル(芳)」、「ハーバル(凛)」の6つのグループに分類し、別々に蒸溜した後にブレンドしています。

https://kyotodistillery.jp/products/item1.php

3.季の美の種類

「季の美 京都ドライジン」をはじめとして、季のTEA、季の美 勢、季の美 GO オールドトムジン、キュロ × 季の美 ジンなんて面白いものもあります。季の美 能(季能美)なんていうものもあったりします。
まずは普通の京都ドライジンから飲んでみるのがオススメかと思います。

4.ジントニックをいただきます

ジントニック(トニックウォーターはフィーバーツリーを使用)は、ライススピリッツの軽い感じと柚子の清涼感、緑茶の心地いい苦味、生姜、赤しそ、山椒の日本ならではの和を感じる感じがとても心地が良く、トニックの苦味+甘さがなんとも言えません。
複雑なのですが、調和していること、和の素材を使っているので日本人的には懐かしくても新しいジントニックです。絶妙なバランスだなぁーと思います。
ジンとしてのクオリティ(品質)も凄く高いので、和を感じるジンということで、これからも日本産のジンとしてはこちらを勧めたいと思います。

5.ジンソーダでいただきます

ジントニックとは違い甘さがないので、キリッとそしてライススピリッツの軽さと和素材のバランスが良いため一年中飲めるジンソーダかと思います。
和食にも合わせやすいかともいますが、居酒屋メシとかガッツリ揚げ物などは「サントリー翠」あたりの方がコスパもよく、上手に合わせてあるのでオススメです(多分季の美ではもったいないと思います)

こんな感じでこれからジンレビューを書いていければいいなぁと思います。少しでもジン好きが増えればいいなぁと思っています。


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