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「126の法則」を知っていますか?

お金は、「数字」なので必ず計算がついてまわります。

銀行に預金をした時には金利がつきますよね。

現在は、低金利すぎですが一般的に普通預金では0.001%の金利がつくので、100万円預金した際には1年後には10円が利息として入金されます。
その後、税金で20.315%引かれるので約7円が手元に残ることになります。

それでは、100万円が利息をずっとついて、200万円になるには何年かかる?って聞かれた時にいちいちずっと掛け算と足し算をするのは時間がかかりますよね。
簡単に計算する方法が、「72の法則」です。

詳しくは、過去記事を見てください。

100万円を0.001%の金利で運用した場合、200万円になるまでの年数は、

 72÷0.001=72,000年・・・・です。
預金で資産を増やすことは、ほぼ絶望的ですよね・・・。

2024年からは、新NISA制度に移行し非課税投資額も増えて非課税期間が一生涯になるフルモデルチェンジをします。
これから投資をする若い人は一括投資ではなくて、毎月積立をする積立投資をすることになるのではないでしょうか。
しかし、この「72の法則」は一括投資をした際に、元本が倍になる年数の計算で積立投資の場合では使えません。

そこで、考案されたのが「126の法則」です。
積立投資をした場合にお金が2倍になるまでの期間が計算されます。
具体的には、

・1%で運用した場合:126÷1=126 約126年
・2%で運用した場合:126÷2=63 約63年
・3%で運用した場合:126÷3=42 約42年
・4%で運用した場合:126÷4=31.5 約31.5年
・6%で運用した場合:126÷6=21 約21年
・8%で運用した場合:126÷8=15.75 約15.75年   となります。

例えば、23歳から65歳までの42年間で、毎月2万円ずつ積立投資をして、年3%で運用できれば、元本は1008万円が倍の2016万円に達します。

50歳の人が65歳までに2000万円を貯めようとすれば、年8%の運用をしなければいけないということになります。しかも、15年で1000万円を準備する必要があるので、毎月6万円近くを投資に回す必要があります。
元本を多く出さないといけないし、8%の運用をするためにはかなりのリスクをとった投資をしなければいけないことになります。

やはり、投資は時間をかければかけるほど、低リスクで資産を増やすことができますね。


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