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「今日の1曲」2024.03.09 - 03.15

3月9日(土)

今日の1曲 は、1960年代後半のヒット曲のカバー・バージョン。オリジナルは英国の男性ロック・シンガーによるもので、全米トップ10入りするヒットとなりました。

この人の代表曲の1つとなっていて、数多くのカバー・バージョンを生み出してもいます。今日のバージョンもそんな中の1つで、アメリカの男性シンガーによるカバーです。

トロピカルな曲調この人のテイストにもマッチしていて、アダルト・コンテンポラリー・チャートではそこそこのヒットにもなりました。ライブなどでもよく歌っているようです。

オリジナルは1967年、今日のバージョンは1983年のアルバムから。19時ごろに。

【Brown Eyed Girl (1983)】
オリジナルは1967年、ヴァン・モリソンの全米10位にまで上ったヒット曲。彼の代表曲の1つで、カバーの多い曲ですが、ジミー・バフェットのこのカバーは、彼の12枚目のアルバムから。アダルト・コンテンポラリー・チャートで13位になっています。


3月10日(日) 

今日の1曲 も1960年代後半の曲ですが、今日の曲はソウル/R&B系のヒット曲。アメリカの男性ヴォーカル・グループによるナンバーです。

このグループは元々ファミリー・グループとしてスタートしたようですが、色々とメンバー交替などの変遷を経た後に、シカゴに移り、シカゴ・ソウルのグループとしてメジャー・デビューしたようです。

今日の曲は、そんな彼らのデビュー曲で、全米チャート上位入りするヒットになりました。その後も1980年ごろまで活動し、R&Bチャートを中心にヒット曲を生み出しています。

1967年のヒット曲を、19時ごろに。

【Get On Up (1967)】
エスクワイアーズは、ミルウォーキー出身とのことですが、シカゴ・ソウルのバンドとして知られており、この曲がメジャー・デビュー曲でした。全米11位(R&Bチャートで3位)のヒットとなり、その後もR&Bチャートにいくつかのヒット曲を残しています。


3月11日(月)

今日の1曲 も、1960年代後半のヒット曲。アメリカのポップ・ロック・バンドによる全米No.1ヒット曲でした。彼らのデビュー・アルバムのタイトル・チューンでした。

このバンド、名前からするとイギリスのバンドかと思ってしまうんですが、純粋にアメリカのバンドのようです。第1次ブリティッシュ・インヴェイジョンでイギリスのバンドが活躍していた頃でしたからね。

この曲を皮切りに、このバンドは1960年代後半の短い期間にいくつかのヒット曲を立て続けに生み出しました。1970年には解散してしまいましたが(後に再結成)。

1966年から翌年にかけてのヒット曲です。19時ごろに。

【Kind of a Drag (1966-7)】
バッキンガムズは名前はイギリスのバンドっぽいですが、実はシカゴ出身のバンド。1960年代後半にいくつかのヒット曲があり、この曲が初のヒット曲で、全米1位を獲得しています。1970年に一度解散しましたが、1980年に再結成して今も活動中とか。


3月12日(火)

今日の1曲 は、1960年代中盤のアメリカの女性ソウル/ポップ系シンガーによるヒット曲です。全米チャート上位に上り、ゴールド・ディスクを獲得しています。

この曲は、数え歌というか、手を叩いて歌う日本でいうと「せっせっせーのよいよいよい」みたいな曲で、それがキャッチーなダンスビートにのせて歌われるという、いわゆるノヴェルティー・ソングで、このシンガーはこれ系の曲がお得意だったようです。

J-POPのアーティストにもこの曲がお気に入りの人がいるようで、ある巨匠アーティストはこの曲を元ネタにして曲を書いているとか。

そんな1965年のヒット曲を、19時ごろに。

【The Clapping Song (1965)】
ブロンクス出身の女性シンガー、シャーリー・エリスによる全米8位になったヒット曲で、この人はこの曲のようなノヴェルティ・ソングをいくつかヒットさせています。大瀧詠一が後に作った「ハンド・クラッピング・ルンバ」の元ネタなんだとか。


3月13日(水)

今日の1曲 も、1960年代中盤のヒット曲。サンフランシスコ出身のポップ・ロック系バンドのナンバーです。

彼らのデビュー・アルバムからの2枚目のシングルで、1枚目のデビュー曲もヒットしましたが、それを超えるヒットとなり、結局これが彼らの最大のヒット曲になりました。

フォーキーなサウンドの曲なんですが、この曲のプロデューサーは後に人気ファンク/R&Bバンドの中心人物となるあの人だったというのがちょっと意外だったりします。

1965年のヒット曲を、19時ごろに。

【Just a Little (1965)】
ボー・ブラメルズは、1960年代中盤から後半にかけて活躍したサンフランシスコ出身のグループ。この曲はデビューアルバムからの2枚目のシングルで、彼らの最大のヒット曲(全米8位)になりました。プロデューサーは後のスライ・ストーン。


3月14日(木)

今日の1曲も、1960年代中盤頃のヒット曲。今日の曲もアメリカのポップ・ロック系バンドのナンバーです。彼らのデビュー曲でしたが、全米No.1を獲得しています。

正確に言うと、彼らの前にこの曲をシングル発売したグループがいたようですが、結果的にこのグループのバージョンが大ヒットすることになりました。

このグループのリーダーは、実は有名コメディアンなのですが、バンドはそれを伏せてカリフォルニアのディズニーランドのオーディションに応募して、そこから人気になったとか言う話です。

そんな1965年のヒット曲を、19時ごろに。

【This Diamond Ring (1965)】
ゲイリー・ルイス&ザ・プレイボーイズは1960年代に活躍したアメリカのポップ・ロック・バンド。この曲がデビュー曲でしたが、全米1位になるヒットになりました。リーダーのゲイリー・ルイスはコメディアンのジェリー・ルイスの息子です。


3月15日(金)

今日の1曲 は1960年代の中盤、アメリカのカントリー系男性シンガーソングライターによるヒット曲です。1950年代後半から活動していましたが、特に1960年代に活躍してヒットを数多く生み出した人でした。

カントリー・チャートだけでなく全米総合チャートでも上位に上るクロスオーバー・ヒットもいくつかある人です。今日の曲もそんな曲の1つで、イギリスでも1位を獲得しています。

グラミーでも5部門で受賞したこの人の代表曲でした。気ままに暮らす浮浪者的な主人公を歌った曲ですが。

1965年のヒット曲でした。19時ごろに。

【King of the Road (1965)】
ロジャー・ミラーは1960年代中盤から後半を中心に人気のあったシンガーソングライターで、この曲はカントリー・チャート1位、総合チャートでも4位になるクロスオーバー・ヒットでした。日本盤のジャケットの他人事のようなコピーが素敵(笑)

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。