フジロックに出演してる夢を観た。

米米CLUBが1曲目に「たとえば君がいるだけで」を演奏していて会場は大盛り上がり。
素晴らしいステージだった。

鬼塚ちひろが裸足で全身全霊で祈りのような歌を歌い
その近くではオアシスの様な海外バンドがまがまがしいライブをしていて
フジロック独特の匂いを感じる時間帯になってきた。

事務所が売れさせようとしてるだろうマッシュカットのギターロックバンドが
新人枠で出ていて
コネを作ろうと有名人に媚びをうったり後輩に説教したりしてた。
演奏は上手かったけど彼たちはこの場に似つかわしくない精神性だった様に思う。

楽屋では長渕剛が整体を受けながら昔のオールディーズの曲で発声練習していた。
普段より優しい声で一音一音ゆっくり。

本番に向け高ぶってきたのでビールとハンバーガーを買おうとしたら
クォーツ星のまめに会い
今回はビートルを意識したイギリスのスーツにしたんだと淡々と話していた。
彼らしい発言でこの時は夢だとは1ミリも疑わなかった。

その後小銭を落とし後ろに並んでた人に103円取られ
持ってたうまい棒を全部食べて仕返しした所で目が覚めた。

もうすぐ出番だったのになんてことだ。
今回のフジロックの晴れ舞台あえてバンドではなく
1ガットギター1ポエトリーリーディングのスタイル1人で望むはずだった。

1曲目はエレハモUSA製ビックマフのファズで
エヴァ初号機暴走の叫び声の様な音を1分ほど鳴らし
それに観客は歓喜した所で
Chase Bliss moodでディレイとノイズとアンビエントフレーズを逆再生させ
フジロックの絶景の景色をガットギターのアルペジオで水彩画のように描くんだ。

夢の続きは現実の世界でなのかもしれないな。
とてもリアルでキラキラした夢だった。
もっとロマンをもって活動していきたいと思い
背筋が伸びる夢をみさせてもらった。

音楽で飯を食うってゆうよりは昔憧れた夢の続きを叶えたいだけなのかもしれない。
自分が理想とするミュージシャン像になりたいだけなのかも。

音楽で飯を食う事に依存して
ミュージシャンとしてブレそうに時もあるけど
誇り高く歩んでいきたいな。

自分にとって音楽はやはり特別なものだと再認識した朝だった。

神様いるかもな。
そうでないと辻褄合わない出来事がこの世にはありすぎる。