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わたしを、あきらめないで

【わたしを、あきらめないで 01】

どこにでもいる、会社員なのに
これまで

各種、裏切り
脅されて監禁
ストーカー被害
強姦未遂、されました

↑な、なんかどれも盛りすぎ
でも、嘘じゃない(笑)

人は社会に出ると
色んな場面で
理不尽なことに遭遇することは
仕方がないこと

なんでしょうか?

俺も、できることなら、そう思いたい
ですよ

でもでも
これは俺、悪くないでしょ
と、叫びたい経験だっていくつかあります

だけれど、世界は自立の風習にのまれ
あれもこれも自己責任だと言われます

それこそ、精神やられちゃいますよ

なので、今日は
これでも俺が悪いの?という
未だに納得できない山ちゃん体験記を
文字に記しておこうと思うのでした


あれは、コロナ禍の真っ只中のころ

そんなに親しくもないのに
やたらと悩みを相談してくる女性がいまして

あ、うちの部所
働かない人間の溜まり場なんです


話を戻して

その悩み多き女性は
山ちゃんなら、分かってくれるよね?
と話の終わりに必ず言うんです

分かってあげられない

全然、共感できないんだけれど

そ、そうだねぇ

と、言うしかなく

がしかし、そのそうだねぇ、が
あの人はわたしの気持ちが分かってくれる
と、勘違いになったのか

旦那や子どもとケンカをするたびなのか
ここに来たくてケンカをしてるのか

どろどろ話がどんどん頻回になってきました

唯一の同僚が
文句ばっかりで
くると気分悪いから何とかして
と、キレられちゃって

この日も、子どもの水泳教室で
旦那を無視してやった話を
延々としてきたのでした

しかし

ふと、この日だけ疑問に思ったのです
この人は、毎日毎日旦那を貶すけど
いっつもそばにいるのは

なんでなんだ?

そう思ってからというもの
彼女は世界一嫌いな旦那を
駒づかいにしたり
行きもしないディズニーシーの計画を
持ちかけたり
胃がもたれると言いながら
肉ものばかり料理をしてるのです


そして、今日も仕事がひと段落する
11時半ころ、案の定
我が部所を訪れました

今日は中学の息子たちに
旦那の誕生日に食事に誘ったら
絶対行かない、と言われ
あげく当の本人も行きたくないと言われ

あんまりだわ、人の気も知らないで
という話でした

毎日、毎日、旦那に怒ってるなぁ

同僚の流し目も怖くて
何とかここを切り抜けようと
思わず口にしてしまったのでした

あの、◯◯さん
家の事情が色々あるようなんですけれど
俺には

◯◯さんは旦那さんに

わたしを、決してあきらめないで

と言ってるようにしか
聞こえないんです


すると、◯◯さん
顔を真っ赤、いや黒かった、にして

なんで山ちゃんにそんなこと
言われなきゃならないのよ!

と、ひっくり返るほどの大声で
ブチギレされちゃいました

しゃ、しゃ、社会人


俺は、ごめんなさいごめんなさい、と
何度も謝ったのですが
ピシャン、とドアを叩きつけ
部屋から出ていったのでした

翌日、名指しで
モラハラだと投書され
実行委員長に呼び出される始末

同僚は、よくやったわと
悪ぶったそぶりもなく
スッキリした表情

俺だけ、地獄

あぁーあ
もう絶対言わない

わたしを、決してあきらめないで

どうしてあんなこと
言っちまったんだ

言わなきゃ良かったなぁ、、、て

そもそもなんで俺が
怒られなきゃならんのだ

俺、悪くないでしょ???

こんなむしゃくしゃする時は、油物じゃ、3連発!
揚げ出し豆腐
夏野菜の揚げびたし

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