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休暇のススメ

世は仕事納め
朝の通勤もスッカスカで
そうだそうだ
年末年始だったと改めた

医療職の大半は大型連休というのが
黙って自分に与えられることはないので
有休を使い、まわりとの調整を図り
何とも後ろめたい気持ちで
GETしなければならない

もしそうじゃない病院や施設で
働いてる方がいたとしたら
大変理解のある現場なので
長く勤めることを強くお勧めしたい

というのも、罪悪感なく休みを取れる
ということは
俺の働きたい職場の条件の
最上位にあるからだ

この職場で、俺は最長で
1ヶ月半休みをとったことがある

その時は、この病院に
理学療法士がいるんだかいないんだか
いまいち分からない認識だったので
各セクションとの連携もなく
今思えば、休める絶好の機会だった

ずっと習いたかった講習の
最上位コースを
3週間東京でみっちり受けることができた

その足で、ついでにタイに行った
帰りは関空にして京都の友人たちと
講座のブラッシュアップしたり
貸別荘に泊まってテラスで
真冬のバーベキューをした

連休明け、もはや
自分が理学療法士であることを
すっかり忘れており
ルーチンに戻るために相当な時間
ギクシャクしていたと思う

この大型連休は
有休だけでは足りなかったので
半分くらいは欠勤扱いだったけど

なぜか不思議と
ボーナスに響くことはなかった

つまり、俺にとっては
休んで良いこと尽くしだった
思い出があふれ出してる

今思えば

やりたいことがあって
思う存分、そこに時間を使えるなんて
なんと贅沢な経験をさせてもらえたんだろう

この職場に大感謝、である

ここまでいい環境で
働かせてもらえると

同期の仲間と会って
職場の愚痴大会になった時
言いたくなる気持ちも分かるが
良いところだってあるはずだろう、と
思ってしまうのだった

俺の1ヶ月半の連休の話を聞いて
まわりの勤め人の友人からは
どうやってタイミングを見極めたんだ?
と、聞かれることがあったけど

タイミングを見極めるなんて
できるわけがない
意識的に行動したのは
有休届けと欠勤届を提出したのと

ただ勢いがあっただけじゃないか、と
言うことしかできなかった

みんなそんなもんだと思う


もう病気をしない限り
こんな長い休暇は取らないだろうし
今の立場、体力、生活では
現実的ではないと思っている

時間が経てば、状況も変わる
できる時とできない時が
人にはあって
今はそのタイミングではない

ただ、それだけだ

幸いなことに
今の時代は休みに寛容だ

週休3日制度の導入がニュースになってたし
うちのヒヨッコたちも悠々と
有休消化にいそしんでいる

実に良い傾向だと思う
限られた範囲だし
その後の責任も自分で
何とかしなきゃだけど

休め休め
外の風を吸ってこい
楽しんだもの勝ちなのだ

育毛剤買ったらついてきた(笑)

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