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アンコンシャス・コンポーザー

偶然、色んなアーティストたちの好きな曲を
ひろってトレースしていったら
実は、作曲家や編曲家が同じ人だった
なんて経験をしたことはないだろうか

♫あこがれのままで  by今井美樹


のっけから、話が変わちゃうんだけれど
フォーライフ
というレコード会社をご存じだろうか

レコードの時代、レコード店に行けば
親指はおさえで
人差し指と中指でレコードジャケットを
ドミノ崩しのようにパタパタと
ファンのそれに出会うまで探したもので

それまでよりコンパクトなCD時代になると
CDのアルバムが棚に立てて並べられ
その細いインデックスに
アルバムタイトルと歌手名が記載されて

どのレコード会社なのか
色やシリアルナンバーで
見分けがつくようになっていて

そのレコード会社の看板息子?
看板娘?
歌手はそのレコード会社の顔だったんだよね

そんな中、フォーライフってレコード会社は

記憶に残っているだけでも
坂本龍一、井上陽水、吉田拓郎
ANRI、ZOO、今井美樹などが所属していて

そろいもそろってCDのインデックスが
黒地に黄色か白の文字だったの

これはね、レコード店でCDを探している時
ずば抜けて分かりやすくて

俺はこの黒地に黄色か白の文字が
大好きだった

フォーライフに所属していた
坂本龍一、井上陽水、吉田拓郎クラスになると
売上の枚数うんぬんじゃなく
日本のポップス界への貢献ってレベルだろうけど

レコード会社も売り上げがないと
食べてゆけないだろうから
ヒットメーカーが必要で

そんなフォーライフの数あるアーティストの中でも
今井美樹は、セールスの上で
ものすごい貢献したんじゃないの?って思うのです

だって、アルバム1枚出せば
軽く700000枚売れるんだもん
そりゃ、上げ膳据え膳
今井美樹さまさまだったんじゃないかな

そんな中で、フォーライフ時代の今井美樹
大ヒット曲といえば

瞳がほほえむから
PIECE OF MY WISH、でしょ

当時、超ヒットコンポーザー上田知華は
人気を支えてきたひとり

当時の上田知華さんは
自分が作ってきた曲が
誰に提供していたのかも分からなかった
というくらい多忙だったようなんだけれど

そんな多くのアーティストの中でも
今井美樹だけは
ずば抜けたオーラを身にまとっていた
と、別格の提供先だったらしい

その言葉どおり
今井美樹と上田知華がコンビを組むと
大ヒットが連発したんよ

♫幸せになりたい ♬今井美樹

☝当時、今井美樹のナンバーの中でも
 上田知華が提供した楽曲で
 SATELLITE HOURと並び
 盛り上がるアップテンポなナンバー

美人好きな俺としましては
今井美樹
もちろん大ファンなんだけれど
(美人なら何でも大ファン)

悲しいことに
同世代のおばさん達にはすごく人気なくて
布袋さんとの結婚が
略奪愛的な印象が強いから?だろうか

俺の意見を言わせてもらうと
美人なんだから、そんなのは当たり前の前田さんで
てめぇら、ドブスの嫉妬だろと
一蹴したいところなんだけれど

そんなことをしたもんなら
鼻の穴に指を突っ込まれて
院内を引き摺られるので
グッと、ググっと山ちゃんはこらえるのです

そんなドブスどもの思いも裏腹に
彼女はヒット連発するんだから
やっぱり今井美樹は
美人オーラがハンパないんだろうさね

まぁ、底辺どもがごちゃごちゃ言っても
仕方がない
今回のテーマは、そこじゃない

そこまで今井美樹に思い入れがない俺でも
当時のポップスシーンでは
無視できない存在なんじゃないかなって思うのね

今井美樹を聴かなくなって
相当、久しくなるけれど
今、youtubeで当時の思い出とともに
聞き直していると
スキだった今井美樹のセットリストはすべて

上田知華さんの作った曲だったのが
ビックリだった

(笑)

作詞家のまね事してた時
作曲家(コンポーザー)の権力の強さに
常にひるんでた体験からも
(怖い人にはすぐ迎合する俺w)

コンポーザーってのは
やっぱりリスペクトする存在なんだよね
言うだけの仕事してるんだなぁって

改めて、迎合するに値する存在なんだと
思うのでしたw(悲しい現実)

音楽が好きな人
色んな好きな曲たちをひろいあげて
その曲に携わった人を調べていくと
それまで、まったく関りがないような曲と曲が
つながってゆくこと

あるはず

アニメの制作陣もそうだよね
声優とか、プロデューサーとか

そのソースが、自分の好みってこと
なんだよね

偶然好きな曲を集めたら
まるで、未来の点と点を
自分で拾い集めているような感覚になるけどね

その点と点がつながった時
自分の感覚は共通していたんだって
鳥肌が立つ体験、あるやろ

あ、変な話になってきた(笑)

♫9月半島 by 今井美樹

☝俺が上田知華さんの曲で一番好きな曲はこれ

話変わるけれど

80年代、90年代初頭まで
当時、売れまくってた歌手たちは
あえてアルバム先行シングルせずに
アルバムからのふつふつとしたヒット曲を狙えた

アーティスト側の意向で売れた
意味不明の売り方が横行していた時代だったよね

全米とは真逆の売り方なのは
当時の国民性だよね

今は、違うけれどね
もう、シングルカット、なんてのも
時代の藻屑か

じゃーねー

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