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真面目か!~人との関わりについて~

俺は、人間を観察するのが好き
だからといって
人間関係がいつでも良好かというと
まったくそんなことない

自分からケンカを売ることはないので
そんなに人と衝突はしないけど
俺を煙たがる人は
五万といるのも分かっている

給料泥棒、とか

人間観察をするのは
自分に害のない距離から
何をするわけでもなく、ただ見てるだけで
自分の推測の域を超えないのが原則だ

その推測は、けっこう辛辣で
口にすると、相手はショックを受けるから
怒りをあらわにするだろう

確信であっても、確証ではないので
滅多なことで口にすることは
してはいけない

そして、せっかく人間を観察するのなら
面白い人の方がいいに決まってる
つまり、狂ってる人の方が飽きないのだ

その点でいえば、病院は最高だ

確率的に、狂ってる人が多い
重篤な病気を抱えていると、心も病むのか
心が病んで、病気を作ったのか
どちらでもいいが、そういうところだ

たとえば、医療職の間には
教科書には書いていない
経験上の共通認識がある

リウマチ患者は、頭の回転が速い
痛風になる人は、人を使うのが上手い
気持ちを抑えこみすぎて、やっぱりあの病気か
などなど
疾患に性格的特性を持たせているような
話をすることがある

くも膜下出血で、かなりの出血だったのに
手足に後遺症がなく退院した男性は
その後、性格がガラッと変わってしまい
今まで悩んでいた人間関係が
すべて解決してしまった、なんて言う人もいる

血液型占い、の話のようだが
実際、そうである確率が高いから
みんな、あぁそうだよね、と認識してしまう

ちなみに、血液占いも実は奥が深い
生命をマクロのレベルで維持してくれているのは
他ならぬ血液なのだから
自分の性格に影響を及ぼしてないなんて
考える方がナンセンスだと思う

最近、やたらと腸活腸活とブームになってるが
小腸は、独自の神経回路を持っていて
前頭葉の抑制作用を受けない独立器官だと分かった

これはどういうことかというと
小腸は自分で意志を持っていて
脳みその支配を受けずに
その働きをまっとうしている
ということに他ならない

内臓が意志を持っているだって?

バカな話を、と思うかもしれないが
脳みそだって臓器なんだから
他の臓器に意志があってもなんらおかしくない

脳みそだけが
自分だけが意思を持っていると
思い込ませようとしていて
他の臓器が反乱を起こさないよう
常に抑圧している

それが、脳みその働きだ

自分の体の中で
臓器たちが互いに会話をしていると思えばいい

小腸くん 小腸くん
昨日のたんぱく質、美味しかったねぇ
これであそこの血管壁が修復できる

胃さん、胃さん
昨日のトンカツは大変だったね
さすがだよ、君のおかげで助かっちゃった
お疲れ様

こんな感じ
これらが我々の意識にのぼることはないけれど
こういったいくつもの意思や傾向が統合されて
自分という人間になっている
と、考えたならば

様々な性格診断も占いも
間違いではないといえるんじゃないだろうか
だって、ひとりの人間の無意識下で
こんなに色んな意識が混じり合っているのだから

その統合が損傷している人が集まる病院は
表出されるものも、やっぱりユニークなのだ
本来の自分じゃない、と自分が思うほど
狂ったっことを言ってしまうこと
誰にでもあると思う

それが病気をすると出やすい
というだけであろう

要はみんな、本当はユニークで
クレイジーな存在なんだ

火を見ると、心が落ち着くのは
狩猟民族だった頃の知恵?


さて、人間関係についても少し持論を

人間関係とは、良い悪いではなく
合うか合わないか、だと思う

あの人が良い人だと言っても
自分にとって良い人とは限らない

合うか、合わないか、なのだ

人間関係に悩むのは、すごく大事であり
成熟した大人への道しるべでもある

悩む、というのは

憤ったり、悲しんだりすることではない
衝突した相手を非難しているうちは
あなたの思い描く良好な人間関係を
築くことはできないと思う

悩む、というのは
イマジネーションだ

これを言ったら、相手は傷つくだろうな
これをされたら、相手は気分悪いだろうな

彼にも息子がいるんだから
責任の重さはそれぞれだけど
感じているはずだよね

という、イマジネーションができているのか
これが、悩むということで
それによって、自分が健やかに生きる
人間関係の築き方の根幹だと思う

多少の嫌なことや相違があっても
イマジネーションがある人同士なら
関係は良好になれるはずだし
ストレスを軽減できるんじゃないだろうか

イマジネーション
稀に、これが全くない人がいる
どうして人を思いやれないの?
と、同情を求めても
そもそもその機能がない

この世にはこういう人種が一定数、いる

分かりやすい例でいえば

排除系

この人種は、人生で嫌だと思ったものを
片っ端から目の前から排除して生きてきた人達で

本人は、目の前からなくなればいいから
世間体だとか、相手の思いなどは
まったく気にならない

流行りのカスタマーハラスメントは
こういう人種である確率が
高いんじゃないだろうか

この傾向を持つ人への対処法はただひとつ

関わってはいけない

もし、心当たりがある人がいたならば
即刻、距離を置くことをおススメする

距離さえ置けば

こちらの深い恩情を食い物にして
彼らは生き永らえているのだから
エサをくれないと分かれば、消えてゆく
すごくわかりやすい人種だ

この人は?と思ったら
ためしに、距離をおいて
情けをかけないようにしてみよう

すぐにいなくなったら
それは、あなたが正解、ということだ
おめでとう

いい?
立ち向かうことだけはしてはいけないよ

それでも、生きるしかない


とまぁ、心理士でもない俺が
こんな話をするのもどうかと思うが

一応、民間資格の催眠療法士
ヒプノセラピストでもあるので
このたび、偉そうに語ってみました

じゃーねー

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