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ぼくには決断力が必要だったんだ

うだうだするのは運を逃すだけ。

世界一周での話。
ネパールに滞在してからというものの、「Yes or No?」と聞かれることがすごく多い。


「ここ入る?」と言われて「うーん…」少し悩んでいるだけでも「Yes or No?」と聞かれてしまう。
そんなに時間は経っていない。でも何か自分に問題があるんじゃないかと思っていろいろと調べてみたり考えたりした。


そもそも僕は考えすぎな性格

セブの語学学校の先生からも言われていたけれど、僕はoverthinking、つまり考えすぎることが多い。


自分自身、そのことはよく分かっているけれど、改めてそれを感じた瞬間だった。

考えすぎる。

それはいいことかもしれない。物事を慎重に考えられるという意味では。
でも、考えすぎると段々と自分の選択肢がどちらがいいのかわからなくなってくることのほうが多い。


レストランとかに行っても、「どのメニューにしようかなぁ」と色々見て結局自分が最後に決めたりすることもあった。優柔不断な自分がいた。


そんな考えすぎな性格、だからこその弊害も大きい。

考えすぎるといいモノも通り過ぎていってしまう


例えば、回転すし屋を例に考えてみよう。
あ、注文は無しね。


回転寿司はとめどなく寿司が流れている。そこにはマグロにサーモンイカタコエビなどたくさん並んでる。

ちなみに僕は今サーモンが食べたくて仕方がない笑


そこで、自分が食べたいものを選ぶ。ちょうど食べたいものを見つけた時に、


「どうしようか、食べようか…」


などと勘ぐっているであろうか。
そんなことをしていたら、考えているうちに時間が過ぎてネタが自分の前を通り過ぎて行ってしまう。

また新しいのが来るのを待たないといけなくなるのだ。


食べたいと思ったら、その場で取るのがもう当たり前だろう。食べたいものが食べられた時の嬉しさと言ったらあらないものがある。


もし、それがおいしくなくても「食べたい」という即決で食べたのだから後悔は少ないはずだ。

なぁなぁにする日本人よ、運命の回転ずしはどうだ?

こう考えてみると普段の考えていることも、うだうだしていると時間が経ってしまってせっかくの機会も逃してしまう。

だからこそ、判断を素早く行って運命の回転ずしを取ったほうがいいんだ。


うだうだしていたら、いい運命のネタは誰かに取られて尽きてしまうんだ。
もし仮に取れたとしてもネタが腐って、いい運はつかめないもんなんだよね。


ネパールにいるとき、何度も「Yes or No」を聞かれた。

これは海外だからこそ、文化の違いなのかもしれない。物事をすぐに決めて進めるという風潮があるのかもしれない。


こうやって日本人として自分を振り返ってみると、結構周りに合わせたりなぁなぁにして物事を終らせていることがある。結局の後味は想像できるだろう。「決断力」。自分にまだ足りないところなんだと気づかせてくれた。


間違ってもいいからすぐに決めるようにした。

ぼくは何に恐れていたんだろうと考えた。


いろいろと考えた結果。

「間違ってはいけない」という執着が頭の中から離れていないことに気づいた。これはある意味学校教育の弊害とか、自分の人生の過程での結果でもあるけれど。

「正しくある」ということの意味を間違えていた。

もちろん正しい行為というのは当然ある。殺人、強盗、放火にわいせつ…をしてはならない。


でも物事を判断するにあたって「正しいということはない」んだ。
仕事をしていた時に苦しんでいたのも、これが原因だったんだろう。


だからこそ「間違ってもいい!!」からすぐに判断するように心がけている。

可能な限り3秒以内。理由は簡単。考えないようにするため。

「決断力」それが僕が勉強することなんだ。

人間案外直感が正しかったりすることもある。今までの人生経験で積み重ねたものから類推してるからこその結果だ。余計な考えを入れるからOverthinkingになってしまうんだ。


間違ってもいい、選んだ先でいいネタを食べられると信じてすぐに決めよう。

選ぶのにウダウダしている暇はないんだ。後悔するならさっさと後悔してしまおう。


風の吹くまま旅をしよう。Feel The Wind

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