no title

長いんですけど…

今日は色んなお話ができました。

特に最近、AIとかVRとかって話が盛り上がる事が多くあります。

AI(artificial intelligence)…人工知能
VR(virtual reality)…仮想現実

AIはターミネーターとかそっち系ですね。良くも悪くも。
VRは3Dゴーグル的な奴ですね。

例えば、AIで言えばコンピュータが囲碁のチャンピオンを破ったってニュースがその類ですね。
VRで言えばゴーグルを付けて540度の景観を望める旅行ガイドなんかがそれですね。

その二つが充実すれば、現存するほとんどの仕事が必要無くなるだろう…って話ですね。

経理業務や事務仕事、デスクワークは当たり前のようにコンピュータにとって変わられるだろうし、料理だって見た目だけじゃなくて味や香りまで再現できる時代が来るだろうし。

って話ですね。
本当に良く話題に上るんですね。

でですね、思うのが、

「人間らしさって何だろう」
「自然って何だろう」

って事なんですね。

でですね、思うのがそれは

「感情」
「不確実性」

なんじゃないかな…と。

コンピュータが囲碁のチャンピオンを破ったなんて話も、コンピュータ同士の対決なら驚かないわけですよね。
だってコンピュータ同士の対決の結果なんて、コンピュータがはじき出せるんだから。

料理だってコンピュータがイメージ通りの味や香り、食感まで再現してくれる日が必ず来るはずです。が、イメージ通りだと驚きも喜びも少ない訳ですね。想像以上の味や香り、食感やサービスがあってこその驚きがあるんじゃないかな…と。

人間や生き物の感情や不確実性が加わるから

「何が起こるかわからない」

なんて事になる訳で、だからこそ競馬や競輪なんかのギャンブルなんかも価値が生まれるんじゃないかな…と。

んー…

炭焼きとかバーベキューって、炭の状態とか色んな条件が重なってあの味と香りが産まれるんですね。それもコンピュータが計算して最高の焼き鳥を作る事は可能なのかもしれないんですけど、人間にとっては複雑すぎて炭をコントロールしきれないんですね、多分。

だからこそ、焼く人の個性だったり、場合によっては意外性なんて物が反映される訳ですよね。

「思ってたのと違う」

を楽しめない人は、(多分なんですけど)人としての何かを失っている、そんなくくられ方が成り立ってしまう時代がすぐそこまで来ているんじゃないかな…と。

今現在叫ばれている「多様性」「ダイバーシティ」なんて言葉はその兆候なんじゃないかな…と。

ファミレスとかチェーン店的な「万人に受ける味」はもはやコンビニには敵わない時代に差し掛かっています。
鳥貴族の社長が「最大のライバルはコンビニ」と言っていた事からもかなりのリアリティがあると思っています。

政治を腐らせているのは「地盤と呼ばれる地元意識や、会合、パーティーなどによる仲間意識だ」と今の政治を批判している人がいますが、それに対して地元のマラソン大会に参加し、子供達とサッカーをする若い政治家がいます。一日に三試合を行う日もあるそうです。

サッカーをする事が政治だとは思いませんが、その人の信念は

「親が子供たちにこんな大人になってほしいと思える政治家を目指す」

だそうなんですね。
政治家も国民も市民もみんな人間な訳で、感情を排除して理屈や理論だけでは政治は成り立たないと。

一緒に走った、一緒にサッカーをした、握手をした、頑張れって言ってくれた、笑ってくれた…

そんな事が選んでくれる理由になり、そして自分が頑張る理由になる。
って事なんですね。

実は、これがアメリカでトランプ氏が大統領に選ばれた理由であり、イギリス国民がEUから脱退する事を選んだ理由なんじゃないかな…と。

これから先、人が人であるために何が必要なのか。これまでは

「誰かがいて自分がいる」

誰かと比べる事で自分を評価し、存在価値を見出す、それがこれまでの哲学だったような気がします。
が、やはり自分は自分。

100%ではなく、何かが欠けている。
だからこそ人間性と温もりを感じる。

焼き鳥が少し焦げてるとか、サッカーが下手くそだとか、そういう事に魅力を感じる時代になって来ているんじゃないかな、と。

何が言いたいかってね、

おれみたいな奴こそモテる日が来るんじゃないかな…ってVR的な話ですね(´・_・`)

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