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人生において危険な道ってなんだろう

スクラムフェス仙台2023に参加して、そのDay1を聞いてからずっと引っかかっていて、モヤモヤと考えながらnoteを書く。あまりまとまってないと思うのですが、思考整理のために書いてるのでご了承下さい。なんなら最終的にまとまらないかも。

藤村新さんの考え方「危険な道を選ぶ」に対して感じたこと

資料はこちら↓

人生の岐路に立った時に危険な道を選ぶことを基本にしているとのこと。危険な道を選ぶことでラーニングゾーンを選ぶのは私も基本的には同意。でも、それに完全に共感したかというとそうでもなかった。スクフェス新潟の中さんの「人やチームの関係性について学び始めると 待ち受けている罠 2023」でいうところの、認知的共感はあったものの、情動的共感が感じられなかったのだ(スライドのP15くらい)。頭では共感してるけど、心が共感していないというズレ。何でなのか分からず2日間ずっともやもやしてました。

今までの人生をふりかえる

自分のことで考える。ダテに40年生きてないので人生においてはたくさんの選択をしてきた。振り返ってみると基本的には新さんの言うラーニングゾーン、つまりコンフォートゾーンを抜け出す道を選んできいる。
しかし、私はその時の感情として危険な道を選んだ感覚が無い。むしろ、そっちに行ったほうが安全という感覚だ。

過去の選択→想像力が低い

私は何かの選択においてあまり深く考えていなかったように思う。というよりも、ピボットの大きさが大きい選択が多かった。だから、そっちに行ったときにどんなことが起こるか想像力が働かない。もしくは大企業で働いていた私は基本的には仕事の幅が狭かった。そういった環境の中では選択による変化が大きくなりがちだ。
そもそもの幅が狭いから、結果的に選択先のことが想像できず、その先が危険なのかそうでないのか理解できていなかったのだ。
このままコンフォートゾーンにいてはいけない、ラーニングゾーンに行って学んでいかなくてはいけない。けど、そっちにどんなことが待ってるかは良くわからない。
過去の選択はこういった理由から「むしろそっちが安全」と思っていた。のかな。

最近の選択→明確に学べる方を選んでいる

最近はスタートアップを転々としてきたし、マネージャーもやってるので、仕事の幅も広がったし、そっちに行くとどんな未来が待っているか想像できる。
「過去の選択」のような理由は明らかに当てはまらない。
例えば今の環境でいうと組織を作っていく業務をしていて、結構シンドイこともある。けどやっぱりラーニングゾーンにある。仮に大きな会社で利益バンバン出ている会社でマネージャーに転職したら、多分給料も上がるし(いや、想像でしかないけど)、今よりやること少なくなるから楽になるかもしれない。コンフォートゾーンに行ける。でも、自分ができる裁量は明らかに減るし、多分学ぶことが減る。人生においてはそっちのほうが学びが少なくて私にとっては危険なのだ。

結局ラーニングゾーンを選んでいるという観点では同じ

そう、新さんも話していたようにラーニングゾーンを選ぶという観点では同じなのだ。発表の中でもコンフォートゾーンにいることに恐怖を感じていると話していた(新さん資料のP42くらい)。この辺りが認知的共感をしている要因なんだろう。

危険ってなんだ?

恐怖≠危険

私の場合、過去の経験や現在の考え方をもう一度考えてみると、そもそも私が言っているのは危険ではなく、新さんと同じように恐怖なのかもしれない。じゃあ危険ってなんだろう?
新さんは発表の中でご自身がミーハーと言っていた。なんでも飛びつくタイプ、多分キャズム理論の中のイノベーターかアーリーアダプター気質なんだろう。私はどちらかというとアーリーマジョリティ気質だ。
私は先人が既に石橋を叩いてくれたところを歩く習性がある。一方で新さんは自称ミーハーなので、石橋が崩れるかもしれないところを歩いているのだ。つまり、ここが違いなのだ。新さんの選択は石橋が崩れるところをしっかり選択できている。私の選択は石橋が安全だと分かっていて選んでいる。
そもそもその気質に違いがあるのだ。

選択肢にすら上がってなかった

つまるところ、結局、私の場合、選択肢にすら挙がってない。危険な道を選ぶような選択が人生の分岐点に表れなかったのだ。
きっと、情動的共感が得られなかったのはこれが理由なんだろう。

ここまで考えて結局私はどうしたいか

分からない

危険な道を見つけた時、飛びつこうと思うのかどうか、だと思うが、そもそも過去をふりかえってみてもそういう選択肢があったか?と言われると、いまいちよく分からない。あえて言えば、学生時代海外留学したいと思ったことはあるが、結局実現させなかった。そういうことなんだろうか。
無意識的にコンフォートゾーンを選択しているシーンはたくさんありそうだ。もやもやっと漠然と感じた欲求、頭によぎったものにもう少し選択の余地を与えた方が良いのかもしれない。

改めて自分の欲求を知っていこうと思った

最近コーチングを受けているが、まさに「自分の人生における欲求」を探索している。まだ道半ばであって、到達できていないが、今回の話を受けて改めて自分の欲求に向き合いたい気持ちが強くなった。コーチングはあと2回セッションを予定しているので、ここで改めて今日感じたことも話してみたいなと思った。

この記事書いてみた感想

今回、もやもやしていることを取り止めもなく書き始めていたが、もやもやが言語化できて、かつ、解決もしたので、めちゃくちゃ良いアウトプットになった。今後もこういったアウトプットにも積極的に取り組んでいきたいなと思った。
また、コーチングを受けているので、自分の言葉を言語化する力も少し向上したような気がする。コーチング受けたいと悩んでいる方にはぜひお勧めしたい。

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