見出し画像

ヨーロッパツアー2014~その2 京都toバルセロナ~

2014.11.05  水曜日

ヨーロッパ滞在1日目。

出発の朝は早い。阪急桂駅に朝5時集合。

画像1

朝からご機嫌そうな御一行。

今回のフライトはこんな感じ。

飛行機チケット

大阪→東京→ロンドン→バルセロナという3回乗り換える行程。前回のアメリカツアーでシカゴで飛行機を乗り過ごすという大馬鹿なことをしてしまっている我々は緊張感をもって伊丹空港にむかっていた。

ここでメンバー紹介をしておこう。

荒木

名前:荒木

STONE LEEKの狂犬と呼ばれた男。エモさを体現している男でもありエモきと呼ばれることもある。お兄さんキャラでいいやつ。マイペースで少しナイーブ。環境の変化に少し弱い。アメリカツアーで初日にビデオカメラとクレジットカードをなくすというドジっこちゃん。鉄道オタク。

たけ

名前:たけ

STONE LEEKのちびっこベーシスト。完全なる弟キャラでなんの意味もないくだらない話を永遠としている男。お菓子を食べるのを途中でやめることができない。ツアー直前に運転免許を取ったがあまりにも下手なため運転戦力外通告を受けた。アニメオタク。

べっち

名前:べっち

このツアーのサポートドラムとして参加してくれた彼。後に正式メンバーとなる。田舎育ちののんびりおっとりとした性格。マイペースで弟キャラ。B'zオタク。

このオタク3人を引き連れてヨーロッパを旅した。

伊丹空港に無事到着。チェックインをすませ無事出発。前回と同じ轍を踏まないようにみんな海外旅行保険に前もって入っていた。羽田に着き乗り換えいざロンドンのヒースロー空港へと出発。

海外行きの飛行機に乗るとすごくワクワクする。知らない場所、知らない 文化、知らない環境、正直料理は美味しくないこともあるが新しい体験が平和ボケした細胞を活性化している気がする。

画像6
画像7

ロストバゲッジした時ように受託荷物写真を撮っておいた。

最初の機内食。

画像8

2回目の機内食。

画像9

マカロニ美味しそう。味は全く覚えてない。

画像10
画像11

約12時間くらいのフライトを終え無事ヒースロー空港到着。

画像12

飛行機で飲んだ水が合わなかったのが物凄くお腹を下していた。これから何日かそれは続いたのであった…。

無事乗り換えも成功しいざバルセロナへ!

画像13

すっかり夜!到着!

画像14

19:30くらいに着いたけどここからが長かった…。

すぐに予約していたレンタカーを取りにいき無事確保。荷物を詰め込む。そして空港から予約していた宿へ慣れない右側通行の道を走り向かった。

安いアパートタイプのホテルのようなホステルのような宿へと向かう。

当時携帯電話はiPhoneを所持していがポケットWifiなどなく宿や公共のWifiを当てにしていた。アメリカツアーのガラケーからはかなりグレードアップしている。

宿の住所近くに到着。べっちと車を降り歩いて宿を探しにでた。探せども探せどもそのような建物はなく看板も出ていない。日本出発前にGoogleのストリートビューで前調べしていたのでようやくそれっぽい建物は見つけたもののどうやって入っていいのかわからない。チャイムを鳴らすも応答なし。どうすることも出来ず宿代が無駄になるが違うホテルを探そうかと歩いてみた。近くのホテルで値段を聞いてみるとなかなかの値段。予約していたところは4人で60€くらいだった。安い。もう一度予約していた方に戻ってみる。するとカップルがそこに入ろうとしていた。すかさず話しかけた。ここは宿か、名前はこれか。それで合っているという。ここで合っていたのだ。Googleストリートビュー見てた自分偉い。そのカップルがカギを持っていたので一緒に中に入った。

建物は普通のアパート。防犯上の理由なのかまず鉄の門があり鍵がかかっている。外からは中の様子が見えない。中に入ると一階はシャッターの閉まった自転車屋さん。そして2階へと続く階段があるだけ。旅慣れていない日本人からすると宿の一階は受付がありそこでチェックインすると思っていたためどうしたらいいかわからない。一旦外に出ようとするも扉が開かない。日本では少ないと思うが中から外に出るのも鍵がいる扉だった。

つまり

閉じ込められた

はい、閉じ込められました。

呆然とする自分とべっち。誰かを呼ぼうと色々してみた。べっちが自転車屋さんのシャッターをガシャンガシャンしてみた。すると奥から店員らしき黒人さんが出てきた。

黒人さん

そら夜中にわけわからんアジア人がシャッターガシャンガシャンしたら怒るのもしょうがない。

こっちの日本人二人はビビり倒してた。なんとか事情を説明し鍵を開けてもらい脱出成功。九死に一生を得た気分。ありがとう。

脱出はしたが宿問題はまだ解決していない。黒人さんにピストルで撃たれるんちゃうかくらいの恐怖から解放されたものの寝る場所は定まっていない。

この時なんとなくダメ元でさっきまで何回鳴らしても応答のなかったチャイムを鳴らしてみた。

するとやっと返事が来た。予約していた日本人だと伝えると外まで迎えに来てくれた。ようやくチェックイン。鍵をもらい車で待機している二人の元へと行った。近くの立体駐車場に駐車しギター、スーツケースなど荷物を全て持って宿へと歩いた。車内に荷物を置いておくといつ車上荒らしにあってもおかしくないからだ。日本では置きっぱなしでもそう車上荒らしにあうことはないけど海外はそうではない。

旅慣れていない自分は宿にはすっかりエレベーターは絶対あるものと思っていた。海外の安宿にエレベーターなんてなかった。5階か6階までギターとスーツケースとリュックを持ち階段を上がった。

やっと部屋に入り少しゆっくりできるかと思った矢先、たけがiPad proがないと言い出した。物販で売る用のCD-Rを焼くために持ってきてもらっていた。それがないと言う。どうやら空港に忘れたみたい。ゆっくりする暇もなく再び車に乗り空港へ。約30分の移動。荷物の積み込みの時に忘れたみたいでレンタカー乗り場で落し物はないかと聞いたがないと言われた。空港のサービスセンターみたいな所で聞くも同じ返事。夜も遅いので明日また来てみようということになった。

三度車に乗り込み宿に帰った。

腹ペコの4人は食べるものを求め近くを散策。レストランは閉まっている。コンビニのようなお店でパンやお菓子を買った。

街を歩いていると路上で若者がビールを売ってくる。商店で買い物していると店員がビール買うか聞いてくる。不思議に思い聞いてみるとバルセロナでは法律で22時か24時以降(どっちか忘れた)は飲食店以外ではお酒を売ってはいけないみたいで、皆隠れて売っていたのであった。バーで飲むのはオッケーみたい。自分以外はビールを購入して宿に戻った。自分以外の3人は酒飲みである。

長い長い初日を終え明日に備えべっちとダブルベッドで眠りについた(安宿のためダブルベッド1台とシングルベッド2台の部屋だった)。一人1台ベッドが欲しいと思いながら。。。

前回の反省を生かし無事バルセロナに到着したものの早速海外の洗礼を浴びたSTONE LEEK御一行。明日はタラゴナまで移動するのみ!がんばれ!

お気に召しましたら少しのサポートお願いします。レコーディング費用、次回の海外ツアーの足しになりますm(_ _)m