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人生を変えてくれた質問達 #WeeklyNoters〜奮闘編〜

おはようございます!月曜の朝を元気にする、Weekly Noters 奮闘編のお時間がやってまいりました。マインドフルネスアキラです。

前回のあらすじ

前回、自分は「諦めること」について書きました。元々は仏教の教えからの学びでしたが、自分の名前である「アキラ」というものの語源の一つとも言われているので大切にしたい考え方です。一部抜粋すると、

Phase1:本質的に必要なものと不要なものを見極める
Phase2:不要なものへの執着を捨てる
Phase3:必要なものにさえも執着しなくなっていく

ということかと理解をしていて、「諦める=物事を断念する」というより「諦める=物事から不要な執着を外す」ということだと理解しています。詳しくはこちらをどうぞ。

人生を変えた質問

さて、早速ですが今回のテーマに入っていきたいと思います。今回のテーマは「自分の人生を変えた質問」についてです。

少し仰々しい内容かもしれませんが、今回は自分が深く考えさせられ今の自分自身を形作るきっかけになった質問を二つ紹介したいと思います。先にどんな質問かをまとめますと

1、あなたにとって、「嬉しい」と「楽しい」はどちらが重要ですか?そして、その理由は何ですか?

2、自分自身を「上」「中」「下」に分類するとどこに位置付けられていると思っていますか?

という二つの実際に自分が聞かれた質問です。

嬉しいと楽しいの違い

一つ目の質問は、前職であるSansan株式会社の最終面接で代表である寺田さんに聞かれた質問です。その後人事になってあまたの最終面接を寺田さんに担当頂く中で、時に禅問答チックな質問で候補者を困らせることを知るのですが、当時は自分がその質問の洗礼を浴びました。

面接の最中なので臨機応変に答えることが求められるのですが、この時は30秒から1分ほど時間をもらって答えたことを覚えています。そして、この質問には決して答えはなく、自分自身の考えを明らかにするものだと理解していますし、おそらく寺田さんはある程度その場の思いつきで質問を繰り出しています(後に聞いたら、この質問覚えてませんでしたww)

自分にとって大切な「楽しさ」

この時の自分の回答は以下です。

自分にとって重要なのは「楽しさ」です。「嬉しさ」は自分一人で感じることができることの多い感情ですが、「楽しさ」は誰かと分かち合ったりするもので、そこに仲間が存在しているような気がするからです。

即興で答えたものの、なんかめちゃくちゃしっくり来ていて、いまだに同じ解釈でこの二つの違いを捉えています。ここで大切なのは「一人か」「仲間とか」というところで、そもそも「嬉しさ」や「楽しさ」が含む語感の違いは人それぞれなのであまり重要でないと思ってください。

特に個人事業主で活動していた時のことを思い出すと、売上が上がった「嬉しさ」や事業が拡大していく「嬉しさ」は強く感じていたのですが、なかなか「楽しさ」を感じながら働ける瞬間は少なかったなと思っています。他方、会社勤めを再開してからは失敗しても「楽しい」し、成功しても「楽しい」しっていう無双モードに入れた気がしています。

「上」「中」「下」

さて、二つ目の質問に参りましょう。この質問は大学の親友が3年生の時に自分にしてくれた質問です。再掲します。

2、自分自身を「上」「中」「下」に分類するとどこに位置付けられていると思っていますか?

当時の言葉をそのまま再現すると「アキラって自分のこと、上流、中流、下流だとどの辺にいると思う?」的なニュアンスだったかと思います。その時、自分はその友人と学生10000人を集めて、日本について考えようというイベントの主催を検討していてその文脈で出てきた質問だったと思います。そして、その質問はすでに彼なりの答えがあって聞いてきたものだったと思うのですが、その答えが今の自分を形作っています。当時の僕の回答は

うーん、自分は明らかに金持ちではないし、能力が天才的ではないから「上流」でないことは確か。かといってあまり裕福でなかったけど、両親に幸せに育ててもらったし、健康に毎日を過ごせているから「下流」と自虐するのもなんか違う。消極的な回答だけど「中流」って感じなのかなー。

というものでした。その回答を聞いた友人は笑顔になって

だよね!中流だよ!この世で一番可能性がある「中」なんだ!っていきなり大きな声になりましたww

何で「中」がもっとも可能性があるのか?

ヒントを言ってしまうと、それは漢字の作りそのものにあるというのです。

なんのこっちゃ分かりませんね。では、こちらを見ていただくとわかるでしょう。

そうなんです。お気付きの方もいらっしゃったかと思いますが、「上」という字には下にストッパーがあり、「下」という字には上にストッパーがあるのです。対して、「中」という字にはそれはもう自由な「縦の棒」があり、どこまでも突き抜けていくことができるのです。

言い換えれば、このようにいえるかもしれません。「中」の要素を持っている自分達はなんらかの理由で恵まれない人たちに心を配り、成果を出されてきている先達とコラボレーションし、世の中をもっとよくしていけるとても大切な存在なのだと。

このことに気づいてから、過去してきた苦労やこれから目指すべき未来がめちゃくちゃクリアになって、やってやろうと思えるようになりましたし、「中流マインド万歳!」と今でも本気で思っています。

あとがき

ということで本編はここまでで。noters執筆陣が同じ問いについて答えていく今回のあとがきについてですが、「好きな土地」にしましょうか。土地という言葉の捉え方はみなさんご自由にどうぞ。僕は

「荒川車庫前」

です。これは東京を走る有名な路面電車の都電荒川線の車庫がある駅名で、自分自身が幼少期を過ごした場所でもあります。キャッチボールをしていると、車庫の中に入ってしまいいつも職員の方にお詫びをしながら車庫の中に入ってボールを取りに行かせてもらったものでした。何度も中に入るものだから、職員さん(運転手含む)と顔見知りなって、その後大学に都電で通うに到るまで頻繁に利用した都電荒川線は自分のアイデンティティの一つになったのであります。

最後に

今回、サムネイルを見ていただいた方はお気付きだと思いますが、Weelly Notersのオリジナルサムネイルができましたー!パチパチ!こちらは、デザイナーをされているkyonさんのデザイン。最高っす!ぜひ、みなさんTwitterのフォローを!

こっちが全体版。


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