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「命」について 〜Weekly noters 奮闘編〜

どうも、Weekly notersのマインドフルネスアキラです。月曜日の朝を元気にするべく、今週が私が担当します。

今回は、マインドフルなテーマでいきたいと思います。それは、「命」について。

大それたことは書けないけれど、大好きな後輩の記事に触発されてこの記事を書きたいと思います。めっちゃイケメンで、等身大でもがいてる、だから愛すべき「そうじ君」の記事です。

今回のアジェンダ

・死ぬ瞬間の5つの後悔について
・西村が命に触れた瞬間
・使命ってなんなのか


死ぬ瞬間の5つの後悔

いきなりですが、みなさんは普段「死」というものを意識していますでしょうか?人それぞれに「死」への距離感があると思いますし、そこに正解も不正解もないでしょう。ただ、確実に人間には平等に訪れる「死」について、私がとても影響を受けた本があります。

この本、めちゃくちゃオススメです。自分自身、死生観が強いタイプなので、宗教や終末期の医師が書いた本などを読み漁ってきました。その中で、最も分かりやすく、「命ってそういうことか」って腹落ちしやすいのがこの本です。終末期の介護を担当する方が書いた著作です。この本によると「死ぬ瞬間の5つの後悔」は、

「自分に正直な人生を生きればよかった」
「働きすぎなければよかった」
「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」
「友人と連絡を取り続ければよかった」
「幸せをあきらめなければよかった」

とのこと。なんかこの段階で身につまされることが多い気がしている人も多いはず。何を隠そう自分自身がそうです・・・。この5つ。人それぞれに考えることがありますよね。ここで全ては言及せずに、特に自分の中で大切な一つに言及します。

【自分に正直な人生を生きればよかった】

この一つを取り上げます。

西村の人生5分割

と、その前に私の人生を5分割してみます。それぞれの時期で「生きがい」が変わっており、同時に「大切にしていること」も変わってきているためです。

・期待してくれない親をワクワクさせたくてめちゃくちゃだった幼少時代
・周りの期待に応えることを覚えて苦しくなった中学〜高校時代
・価値観の近い人に出会えて、自分が解放された大学時代
・自分に求められているものに応えることが全てになった30歳まで
・自分のやりたいことと、強みがリンクして幸せの意味が分かり始めた最近

に分かれます。超乱暴な区切りですが。この中で、もしその時に余命宣告を受けていたら、【自分に正直な人生を生きればよかった】と後悔したであろうと思うのが、中学〜高校までの時期と、大学卒業から30歳までの時期です。

中学生〜高校時代は、評価にがんじがらめになり、優等生を演じてみたり、悪い仲間から嫌われないように歩調を合わせてみたりと、まさに「自分がない状態」でした。その後、大学生活で一生の仲間と出会うことで、自分らしさを取り戻した気がしましたが、社会人になり状況が一変します。

独立もして、色々と頑張っていた時期で成果も挙げていました。ただ、自分自身の「幸せ」と「稼ぐこと」がリンクしておらず、単価の高い案件ややりたくないけど恩人に頼まれて断れない案件、などを必死にやっていた時期です。もしこの時に自分が死ぬとなったら、【自分に正直な人生を生きればよかった】と後悔していたのだと思います。

それに対して今は、「HRという領域に出会えて勉強の日々を過ごす」「大好きな仲間とめっちゃ踊ってみる」「書籍の出版を実現する」など、かなり自分自身に正直に生きることができています。もし今、「自分は暗闇の中にいる」って思っている人がいたら、いつでも相談乗りますので連絡くださいね!

命に触れた瞬間

そんな自分ですが、生きている中で、命にすごく生々しく触れた瞬間がいくつかあります。

・小学生の時に飼っていた猫が死んでしまった時とノストラダムスの大予言でビビりまくっていた時
・中学生の時に「父親が癌かもしれない(実際は違った)」と母親に言われた時
・高校生の時に「将来、人工透析かもしれない(こちらも実際は大丈夫だった)」という時
・大学生の時に、親友が自ら命を絶ってしまった時
・家族が増えた時

上記のように、多くのタイミングで「命」を考えてきました。当時はその全てが自分の人生の中で超一大事で、夜も眠れないぐらい悩んでいたりしたのですが、今となっては乗り越えられていたり、咀嚼できてたりしますね。時間が解決してくれたのか、他の要因なのかはわからないですが・・。

ちなみに、その中で「短い命」と「長い命」という考え方が自分の中に根付いています。それは、「涙そうそう」という映画で、兄を無くした妹におばぁが言った下記のセリフからなんですが。長澤まさみさんと妻夫木聡さんの演技が印象的な中、おばぁ(平良とみさん)がとんでもなくいい味を出すシーンです。

カオル(妹)が "にいにい" を亡くして打ちひしがれている時、おばぁはこう言った。

「おばぁが若いころ、好きな人がいたが戦争でその人を亡くしてしまった。それでも結婚をしそしてあんたたち孫も出来た。こうして今でも長く生きている。人には短い命と長い命、それぞれいろんな命がある。25歳がきっとあの子(にぃにぃ)の寿命。しかたないさ。悲しいときは我慢しないで、うんと泣いていいさ」

これまで泣きたいことがあったら、鼻をつまんで涙をこらえていたカオルも、このおばぁの一言で一気に泣き崩れたという場面。

どの命も、精一杯の命だったんだという深い気づきになり、自分自身が精一杯生きているのかを日々問うことになったきっかけです。

使命ってなんなのか

最後になりますが、「使命」ってなんなのかなーと考えることが多くなってきました。歳を取ってきたんだなと、急にジジくさくもなります。

令和元年7月8日現在での西村の使命の定義は

自分自身が最も人生を楽しみながら、最も人に影響を与えることができる事柄

です。自分は「楽」という字が人生の根本にある人間なので、悲壮感を持ってやったり、自分が楽しめていないことをやるよりも、自分自身が最高に楽しいと思うことを追求していくと共に、その過程で多くの方にポジティブな影響を与えることが自分の使命だと思っています。上記は使命の定義ですが、使命の詳細については、長くなってしまうのでいつか別の記事で紹介できたら嬉しいです。

割と根が真面目な方なので(自分で言うな)、そこまでおちゃらけたことはできないんですが、仲間とのハーモニーを楽しみながら、人生を邁進していきたいと思います。そして、できれば「長い命」になれたらなーと思う今日この頃です。

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