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高校 基本大全数学IAについて⑥ 基本大全ファミリー

3/30の販売日が近づいてきた参考書「基本大全数学IA」です。

参考書の扱いで大事なのは,受験までという「期限付き」の書籍であるという点です。辞書のように延々と付き合っていくものではなく,限られた時間内に仕上げるという必要性があります。
基本大全もそれだけで完成する目的で問題数を厳選して掲載していますが,受験学年ではない場合や,塾などの指導で用いる場合には数をこなしたいという場面も出てくることがあると思います。
そんな時におススメなのが同じ受験研究社さんから発売されている「トレーニングノート」シリーズです(新課程対応)。

特に,基礎を固めるためにはある程度の数をこなしていくと考えた場合,基本大全で解説部分はしっかりあるため「問題集」の存在が必要です。
基本大全が「Basic編」と「Core編」の2分冊にしたのと,トレーニングノートシリーズが「α」と「β」の2分冊であるのとレベル編成がぴったりです。
定期テスト前や塾の指導では,『基本大全+トレーニングノート』の組み合わせは最強タッグです!
必要に応じてぜひ検討していただきたいですね。

そして,塾向けの指導に合わせて作成したものが「基本大全 ワークブック」です。

個人的にまず学ぶときに大切なことはたくさんの問題を解くことも大切ですが,同じ問題をしっかりと身につける,という「型を覚える」という作業をしっかりしてほしいと思います。
応用問題でいわゆる「ひらめく」というのは,基礎の積み重ねが気付かせることであると考えています。そのための「型」はやはり欠かせません。その確認のためにも,基本大全で採用した「例題」と「演習問題」のみを収録したワークブックは指導者の方にもってこいのアイテムだと思います。
基本大全の演習問題だけをコピーしたりしてテストを作るくらいならば,ワークブックを渡して解かせる方が効率がいいでしょう。また,反転指導の予習ができているかの確認にワークブックで解かせるのは(イントロダクションがないので),良い確認になると思います。

基本大全を取り巻くいろいろな教材,いわゆる「基本大全ファミリー」,まだまだいろいろな企画が待っています!
また決定次第告知いたしますね!

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