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高校 基本大全数学IAについて ⑤初めて学ぶ方の動画の使い方

3/30に受験研究社から発売される参考書についての5回目です。

順に読み進めるのを想定したもの,ということですから特別「こう使えばよい」といったものはありません。ただ,もう少し詳しく見てみましょう。

テキストの構成は大きく「その内容の説明部分」と「演習問題の部分」で1セットになっています。ですので

説明部分を読む→得た知識で演習問題を解く→答え合わせ

ということを繰り返せばよいということになります。

さて,学ぶ段階によって動画の使い方は変わりそうです。

今回は初めて数学IAを学ぶ方に使い方については,まず動画から入るのがいいでしょう。
基本,動画はテキストと同じ文章で作成しています(画面構成は異なります)ので「テキストを片手に動画も見る」という同時進行ではなく「動画に集中する」形で視聴していただければそのままテキストを読み進めたことになります。
さらに言えば,動画ではテキスト紙面上にないちょっとしたコツや覚え方,補足も出てきますのでまず動画をしっかり見ることを心がけてください。
そのうえで,もう一度紙面を眺めて,自分で必要に応じてアンダーラインや付箋でチェックを入れるなど行うとさらに効果的です。一度動画で視聴しておくと,自分で読み進めるのが楽になっていると思います。

巻頭にある「使い方」でも触れていますが,演習問題の部分には付箋を貼り付けるスペース(のりしろ)を用意しています。そこに,その項目で学んだポイントを自分の言葉でまとめて貼り付けるのをお勧めしています。
とくに,
「苦手・理解に苦しんだ部分」は付箋を貼ることであとで簡単に見直せ,理解が進んだらはがせばよい
という使い方は見た目にも理解度の変化が分かるのでおススメです。

とはいえ,「自分でまとめるのはちょっと難しい」ということもあると思います。どこが重要か怪しい場合は演習問題の解説の動画の最後に「その項目のひとことポイント」をまとめてあります。
その言葉を写し取って付箋を貼り付けることで,まとめ付箋を作ることもできます!

漠然と学んだり,延々と計算練習をするだけではなく,その項目を「自分の言葉で」まとめることはとても大切な力です。動画のまとめも参考にしながら,ぜひ自分の言葉でまとめた付箋をたくさん貼り付けた「あなた専用の基本大全」をぜひ作り上げてください!


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