自前のTRPGオンセンルームを入れてみた!
次期オンセツールをいろいろ試してみています。今回はオンセンルーム。
1.動きそうなレンタルサーバー
どどんとふが動いていたサーバーなら大丈夫。ただ、
※ 拡張モジュールに、xmlとcurlが必要です。
とあります。PHP7系でphp-xml,php-curlが必要です。xmlが使えるサーバーは多いみたいですがcurlが案外難関。
ざっくり調べた限り使えそうな匂いがするのは
・さくら
・KAGOYA
・Xserver
あたりでしょうか。(未検証)
使えなかったのはloliop!です。
私はさくらのVPS(1G)使ってます。他のディスコードbotとかにも興味あるので…。
2.公式取説
ver1.3になってプリセットの背景やBGMがいっぱい増えたよ!
また、BCDice2.08.00はこちらにあります。
寄り道.さくらVPSの場合のやること
Apacheの権限を自分とかrootとかwww-dataとかが持ってるのでどのユーザーでも使えるようなruby(システムワイドというらしい)を入れます。どうもrbenvというのでバージョン管理するのが主流らしい。ちなみにUbuntu20使ってます。
このあたりを参考に…
確認は
の
正常な状態と比較できるように、システム全体にインストールした場合のパスを載せておきます。参考までに環境変数$RBENV_ROOTも載せておきます。もし$RBENV_ROOTが設定されていなかったら前述のサイトのeval "$(rbenv init -)"が実行されていなので実行してください。
$ which rbenv
/usr/local/rbenv/bin/rbenv
$
$ which ruby
/usr/local/rbenv/shims/ruby
$
$ which bundle
/usr/local/rbenv/shims/bundle
$
$ echo $RBENV_ROOT
/usr/local/rbenv
$
を試してばっちり。
あとVPS勢ならApacheの設定でCGIを使えるようにしておきましょう!
(ここで盛大にこけました。相談に乗ってくださった方々、ありがとうございます)
3.実際にやること(BCDice連携版)
1. rb/plug.rbの設定
rubyのパスを調べます。レンタルサーバーならヘルプとかマニュアルのどこかに書いてあるはず。そしてrbディレクトリにあるplug.rbの1行目を調べたパスに置き換えます。
例)!#/usr/local/bin/ruby -Ku
この時「!#」とパスの間にスペースいれちゃダメです。また、「半角スペース-Ku」もいじらないように気を付けます。
2. s/common/const.phpの設定
SITE_TITLE を任意のものに書き換えます。サイトのタイトルになります。
ADMINISTRATOR_PASSWORD を自分で決めた管理者用パスワードに書き換えます。administer.phpから管理者入室するときのパスワードになります。
AUTHENTICATION_CODE を自分で決めたロビーサーバーとの認証用パスワードに書き換える。とありますが、オンセンSNSと連携したい時のみ使うようです。
define('BAC_FRONT_CMD','ruby');を define('BAC_FRONT_CMD','');にします。
ロビー(オンセンSNS本体)ではなく自分のサイトに戻らせたい場合などはロビーのURLをよしなにします。
3.アップロード
公式取説と見比べてみて足りないディレクトリがあれば作ります。ファイルが揃ったら取説通りにアップロードしてパーミッション変更します。
4.動作確認
ダイスボットがめちゃくちゃ沢山選べるようになっている&ダイスボットの説明が表示できる&チャットコマンドでダイスが振れればバッチリ成功しています。
お疲れ様でした。
トラベラーという昔のSFRPGのソロジャーナル化を頑張っています。印刷代の足しにしてやるぜ!という嬉しい方がいましたらメンバーシップ入って頂けると喜びます。