葬送のフリーレン

アニメ「葬送のフリーレン」(10月期から2クール)

魔王討伐後の世界を舞台に、エルフのフリーレンがかつての仲間「勇者一行(フリーレン、ヒンメル、ハイター、アイゼン)」の思い出を辿りながら新しい仲間と冒険する物語。


「ロード・オブ・ザ・リング」「ドラゴンクエスト」のような世界をのんびり旅してる感が心地よく、じわるストーリーに浸りながら毎回引き込まれた。
エバン・コールによる牧歌的な癒しの音楽と美しい作画がベストマッチ。


10~12話
・師匠!
・巡り合いの繋がり
・モンクのおじさん、フォル爺
・過去を思い返して現在の活力になり、未来へ
・生きた証を留めて未来へ

17話
・風邪をひいたフェルンの手を握るフリーレン。
そこから思い出すヒンメルから受けたぬくもり。
・心の支えになったことは忘れない

「一級魔法使い試験編」
・生粋の切断魔ユーベルこわっ
・デンケン、ラヴィーネ、カンネ、ヴィアベルなど名キャラ多数


強くて長命のフリーレンを通して限りある命と出会いの輝き、思い出の大切さを伝えるドラマが余韻深い。

フェルン、シュタルクと新しいパーティーを組んで旅をするフリーレン。
道中で思い出す過去の記憶を噛み締めるたび心が豊かになって、表情に光がさす瞬間が感動を誘う。

フェルンはハイターの意思を、シュタルクはアイゼンの意思を受け継いでおり、そのフェルンとシュタルクがフリーレンの新しいパーティーとなる設定がうまい。


師匠フランメとのエピソードをもっと見たいな。

フランメ、フリーレンとの出会いが影響してゼーリエも変わってきた様子。

フリーレンとフェルンは、アストリッドとラファエルのようなシスターフッドを感じる。

人間から大魔法使いが誕生する予感みなぎるフェルンの今後も楽しみ。

ヒンメルの存在感が回を重ねるごとに大きくなっていく。
ええやつやわ。


魔法は楽しいもの、平和なもの。
「花畑を作る」といった他愛のないものが隆盛を誇るべき。

そのフリーレンの思いが叶う世界が待ち遠しい。


原作を友人が貸してくれて既巻の12巻まで読んだ!
一級試験からあとの展開も見どころ満載で面白い!

今後は「葬送」の意味がもっと顕著になってゆく。(魔物から見て)

アニメの続きが待たれる!


原作の完結はいつ頃だろう。
まだまだ続きそうだけど、きっと仲間を見送る葬送も描かれるんだろうなぁ。切ない。。




この記事が参加している募集

アニメ感想文

サポートしていただけたら嬉しいです。(小声)