震災ドラマ3本

東日本大震災をテーマにしたドラマを3本見た。

「あなたのそばで明日が笑う」

出演:綾瀬はるか、池松壮亮 ほか

六太と高臣が似ていて、再現短編映画に泣いた。
新たな関係に動く終盤が性急に感じたけど、全編に静かな悼みが通っていてじんわりと心に響いてくる。
「明日見つかるかもしれない。それは希望」というセリフが沁みた。


「ペペロンチーノ」

出演:草彅剛、吉田羊、國村隼 ほか

痛手を負った小野寺潔が再び歩き出す姿を、草彅剛がたしかな好演で表現。
切なさと心の真っ直ぐさが伝わってきた。


「星影のワルツ」

出演:遠藤健一、菊池桃子、川栄李奈 ほか

それまでの日常の些細な記憶が、過酷を経験した時に心の糧になる。
「これからもいっしょに」のラストカットが良い。


3本とも、愛する人に生かされ、今も共に生き続けることを描き出した良作ドラマだった。

あの震災での行方不明者が今もいることに思いを寄せよう。


サポートしていただけたら嬉しいです。(小声)