「家族だから愛したんじゃなくて愛したのが家族だった」(ドラマと原作)

ドラマ全10話

初回:関西弁いまいちと思う箇所が・・・。イントネーションや間合いなど。
・関東っぽいイントネーションが気になって関西出身者の配役にしてほしかったと思ったのは初回から2~3話ぐらいまで。
回を重ねるうちだんだんと言葉が板についてきて、違和感が薄れていった。

2話:店の前に段差があると無言で入店拒否されてる気持ちになるのわかる。。七実の決意(段差なくす!)にめっちゃ共感した。

4話:わかりみ多い4話だった。ハッタリと勢いは大事。マルチがナイスアシスト。議事録と奇跡!?パートおもろかった。

5話:病気や悲しみがあるんやから”苦労してる”とか、笑顔でいると”強いね”とか・・・。元気にしてたらあかんのか。と思うわ。

6話:遊園地パートいい。草太の魅力が大きい。

8話:ちゃんとズバッと言ってくれるマルチは大切な存在だぞ!草太の「どっこいどっこいです」に笑った。

9話:草太の気持ちが伝わる深夜の脱走とコンビニのお茶のシーンが絶妙。小野寺のキャラ付け演出はちょっと過剰に見える。

最終回:早逝した父親の思いをフィクションの力で代弁。家族それぞれが心の対話を通して、喪失感から安心感へ。


岸田奈美さんの自伝エッセイを、うまいこと連続したストーリーに仕立て上げた脚本が良い。


主演女優の河合優実が岸田奈美さんに見えてくるし、俳優 小倉匡、神戸孝太、吉田葵の魅力を引き出す自然な演出が素晴らしい。
なにげない会話で悲喜交交を積み重ね、人生を進んでゆく岸本家が本当の家族として画面に写っていた。


原作&ドラマで描かれた環境と我が家が似ていて、身につまされたり、泣き笑いしながら共感を持って見ていた。

大丈夫、と笑顔で生きなきゃ。

客観的に捉えることもできるし、思いを見つめることもできる行為、「書くこと」って大事だな。

書きたい熱が生まれてきた。




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