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白と黒の間には広大なグレーゾーンがあると思うの

この記事をInstagramに書いた時に、住み分けたいなと思った記事。花粉舞散る頃に書きました。

国民総生産が落ちてるよね。
クシャナにお願いして、
「杉を焼き払え!」
って言ってもらわないとさ。
なにゆってんのわたし。
いいやそんなにおかしなことはゆってないぞ。
ここんとこのわたし。
通帳を見た。
「先月のクレカの請求分が引き落とされてない!」
最初、今月の引き落としに自動的に繰り越されたのか?(そんなシステムはない)と今月の請求を見て、一つ一つ足し算を始めた。わたしがな。わたしが足し算した。3つ足したところでいいや問い合わせだとカード会社に電話する。
簡単にサポートの人つながらないけどやっと繋がって、
「2月分はしっかりと引き落とされておりますが……」
カード会社の人も困惑。
通帳よく見たら引き落とされてるし残高もあるしそのカード使えてる。
わたしの時間だけならまだしも、カード会社の人の時間も無駄に侵害……本当にすみません。
買ったトイレットペーパーをスーパーに忘れて、帰宅すると旬でもないのに目的のわからない茄子がエコバッグに入っていたのが前日。
わたし一人でこのありさまよ。
そら国民総生産落ちてるよねと、危うくすっぽかすところだった歯医者さんに駆け込む。
今年の花粉はめっちゃ脳に来てますが、例年はここまでポカしてなかった。
うーん。でもここ数日少しマシかもしれない。
決めたのでね。ここからは多分少しマシになるよ。
昨年末からトラブル抱えております。滲んでるよね。
大きなトラブルなのでそのことについて考えるのに、脳の容量をたくさん使ってる。トラブルに占拠された脳で更に原稿を書くと、トイレットペーパー置いてきたり数字見落としたりする。
これ真面目な話ね。
問題を抱えてそのことに脳を使用している時には、その人の脳のハードが問題に占拠されるので稼働率は普段よりグッと下がります。メモリ不足みたいな感じ。
だからトラブル中はなるべく大事な案件は追加しない方がリスク回避になるし、トラブルは早めに終わらせないと人にも迷惑かけるし、何より自分がトラブルで壊れちゃうかもしんない。
んでその大きなトラブルについて考え込んでること。
何故社会は、
「白or黒」
「デッドorアライブ」
なのかな?
今回わたしがトラブルの被害者だとします。
様々被害者であるという材料もある。
その材料に基づき何人かの専門家、関係者と話して、いくつかの対処方法を提案される。
その殆どが、
「先方への死刑宣告的なことor泣き寝入り」
なのね。
中間はないのかな?
わたしはどちらもしたくないので無駄に脳のハードが占拠されていて、トイレットペーパーも置いてくるしカード会社にも問い合わせちゃうからこのトラブルさっさと終わりたい。
でも、
「デッドorアライブ」
は望んでないの。
望んでることにははっきりした答えがある。
わたしは、ちゃんと謝って欲しい。反省して謝って、もうこういうことは自分たちはしませんと謝ったらわたしはそこで終わるの。
謝ってくれたらもうトイレットペーパーも忘れてこないでしょう。
だけど謝ると死ぬ病気というのがあるようだ。それもデッドなのかなー。その病気は治したらいい。
メディア関連のことも、
「デッドorアライブ」
だなって自分の現状に重ねて考え込んでた。
311に、
「もうメディアはたくさん」
という声をいくつか見た。
わたし、その中の被災地の一つ今年行くよ。メディアで見たから。
さっき釜石市の友人と話した。
「そういう気持ちもわかるけど、助けられたこともたくさんあったから。白黒じゃないんだけどな」
更に色々重ねて、
「あまちゃん」
のこと考えた。
震災の翌々年に、被災地を舞台にドラマ中で311を迎える朝ドラ。
叩かれるリスクだって大きかった。
結果、わたしは「あまちゃん」を製作した英断に助けられた1人になった。三陸鉄道にも乗った。
「八重の桜」
は急遽大河ドラマの舞台が福島県になってわたしは助けられた。
それもメディアのしたこと。
でもわたし歯医者さんの待合室でワイドショー観て、
「実害ある」
って思った。
それもメディア。
犯罪者の関わるメディアコンテンツの自粛のことは、
「あまちゃん」
は自粛はやめてって思うけど、他のものについては特に考えはない。性犯罪者は、被害当事者が見る可能性があるから自粛も必要だと思う。
その線ってわたしが引くのかな?
だって、すごく矛盾してるでしょう? わたし1人の思うことだけでこんなにバラバラなのにわたしがその線を引くの?
メモリ不足なのに考え込んだ。
司法が判断しない限り、だいたい人はこんなもんかもしれない。それもわからない。他人のことはわからない。
ただ、わたしのことは一つ一つわたしが決めようって思った。
矛盾してても当たり前じゃない? 一つ一つ、ケースも相手も違うから。
どうしたいかは、わたしが決める。
大きな声に引きずられない。
社会が「デッドorアライブ」でも、わたしは従わない。
被災地を伝えることも「あまちゃん」のことも、デッドでもアライブでもなくちゃんと謝って反省してくださいということも。
わたしが決めてわたしが選ぶ。
決めたから少し落ち着いたかな。
歯医者さんの前で春の気配探しながら考えたので、ささやかな春の写真見てね。
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#あまちゃん
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