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「そしてただの呑み会、その後」

本日、本来50人規模でやるはずだった「ただの呑み会」を、「いやその時会津にいる……」という方々で、縮小規模でやらせていただきました。

ここがとても中止に際して悩んただところなんです。お金よりも時間です。ここを開けてこの中会津にいるという方々の救済に悩んだ。でも、来てくれたらやりますと言ったら無理をして来てしまう方もいるじゃない? で、すごく悩みました。

今日始める前にご挨拶をさせていただきました。

「もとは、復興のために被災地に来てと始めた呑み会です。くしくも、わたしが出がけに見たニュースでは23人の死者の方が出ていました。心で手をあわせましょう。気候が変わっています。ダムが今回助けてくれて、『ダム不要論はなんだったのか』という議論がなされていますが、そのときにはダムが必要なかったんじゃないかと個人的にわたしは思います。今後もまたあるかもしれない。一つ一つ大きく転んでいては立ち上がれません。明日はなんとかして笑いましょう。そういう献杯と、乾杯です」

そうしてグラスを合わせさせていただき、とても和やかな時間を過ごさせていただきました。

わたしは個人でこうした宴会をする自信が、ありませんでした。

けれどいざこうして、それぞれの地域、それぞれの趣味の方が集まってくださって、昨日から親しかったように話してくださるのを見て、無理をしてでもまたやろうと思った。

ゴールデンウィーク前後頃、また、福島県で呑み会をします。桜の頃だよ。

それぞれの幸い、それざれの痛みを持ち合ってください。

今回も本当に痛かった。でも幸いだったよ。

立ち上がってゆっくりと明日へいこう。

また必ず会いましょう。

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